着地
1.下の写真はミドリヒョウモンがヒヨドリバナに止まろうとする瞬間である。
(1)→(2)→(3)と花に近づくにつれて、前翅と後翅の間が広くなっているのがわかる。
これは、人がパラシュートで降りるのと同じで、蝶はこのように翅をめいっぱいに拡げることで、
抵抗をまして飛ぶ速度を落とし、安全に目的物へ着地するようにしているのだろうと思う。
(1)
(2)
(3)
2.
(4)は吸蜜のためにツツジの花に
着地しようとしているモンキアゲハ。
普通に飛んでいるときは、(5)のよう
に脚は胸に折り畳んでいる。これが、
いざ着地しようとする時は(4)の
ように脚をいっぱい伸ばしている。
このようにして脚のクッションで着
地のショックをやわらげようとしている
ように見える。特にアゲハチョウの
仲間はからだが大きいせいであろ
うか、このような場面をよく見かける。
(4)
(5)