温室などの製作
温室はアルミ製など市販されているが、驚くほど高価である。
その上、棚はオプションで基礎工事は別途なのでなかなか手が出ない。
その上、使い勝手はと言うと今一つ思い通りにならない。
今から約8年前に住んでいた家を壊すときにアルミサッシの障子を残して置いた。
今まで住んでいた二軒目の屋上で大切に保管していた物である。
それがなんと三軒目の新築場所で再度ご奉公してくれることになった。
サイズが異なる障子に合わせて設計をして約一ヶ月かけて二坪のものを作り上げた。
基礎工事:型枠に生コン。 少し業者に手を貸して貰った。 |
ブロック積み:片側は一段、もう一方は二段。アンカーボルトを埋め込み。 | 基礎の周辺を埋め戻し。 これで基礎は完成。 |
三寸の檜の角材にホゾを刻み、寝かせて仮組確認。 |
柱などの部材はきちんと治まり、不足の部材は無い。 | 各柱を立てて、土台に対する組付けを確認。 | 建前:近所の方が二人手伝いに来てくれた。 | 屋根タル木取り付け。 |
屋根下地組み付け。 | 屋根を葺く前にタル木や下地を塗装。 | 屋根は透明のポリカーボ波板だが、裏表があることに注意。 | サッシは枠が無いのでカラートタンを曲げ加工して雨切りとした。レールは昔ながらの物を購入した。 |
特に土台付近は入念に製作し、柱の隅などは充分なコーキングを施した。 | 同じ雨切りでも入り口の所は複雑な形状なので非常に苦労をして作った。 | 入り口は図面では寸法が出しにくかったために「現場合わせ」になった。 | それでもどうにかぴったりと納まって、軽々と開閉できる様に出来上がった。 |
苗のトレイを並べるための棚を製作する | 作業台の取り付け。 作業中退屈しないようにラジオ置き台も作った。 | 内部の様子はこのようになった。 | 電源の引き込み:水道管を暖めて曲げ加工。もう少し早めにやるべきだった。 |
完成した。 これが全景だ。 |
暫くして雪が降った。 しかし、内部全く問題なし。 日が射すと瞬く間に屋根の雪が溶け落ちる。 保温効果抜群だ。 |