手捻り・新作ギャラリー (2005年8月窯出し作品)

二回の窯焚きの中から代表的な作品を紹介します。

今回は磁器(景徳鎮)土と信楽土を主体とした作品です。

最近は景徳鎮の白い土での色土練込みを沢山作っておりますが、
正直なところ、粘りが少ない上に土の延びが悪く手捻りには不向きである為に大変です。
通常の「木節粘土(伊賀・信楽・萬古など)」との比較をご覧下さい。

「木節粘土」です。 
非常に滑らかな表面で練り上げることが出来ます。
「景徳鎮粘土」です。
延びが悪い為、ひび割れてしまいます。

茶器シリーズ
延びが悪いながらも、練込み土で作っております。
最近の急須は、注ぎ口を胴体からひねり出す作り方をしております。
(従来の物は大半が注ぎ口を別に作り、後でくっ付ける様にしております。)
練込み土が注ぎ口まで続いて伸びていることからお分かりいただけると思います。
やはり、薄く作っている為、部分的には透光性が出ております。

155g/270mL 当面は非売品 125g/170mL \20,000
127g/160mL \20,000 110g/135mL \18,000
129g/210mL 当面は非売品
 蓋と胴の練込み柄を
  作為的に合わせることは
    不可能に近いです。

 胴の練込み土が注ぎ口に
   伸びている様子です。
  土が一層伸ばされる為に
     色が薄くなります。
\3,000 \800/一客 作りにくいこともありまして
木節粘土の作品に比べ
少々お高くなります。
(箱なし・税込み価格)




植木鉢
木灰釉薬です。
お値段は小さいもの\800から
数千円までいろいろです。


お買上げ済みのものがございます。
ご了承下さい。

山野草を植え付けた姿
近日アップします。

作品紹介のページに戻る