【9】5月31日(金)//ガウディ、ミロ、ピカソ等の芸術文化にふれた貴重な1日

昨夕、バルセロナに着いた。日没が午後9時半過ぎだから、この日の内に結構ホテル近隣
を見聞出来た。
31日、午前中はガイド付きでガウディなどの建築物・庭園を見歩いた。昼食後のSiesta
(シエスタ=12時〜15時過ぎまでの昼休み)時間にはピカソやミロの美術館などを訪問。

カタルーニャ博物館展示の壁画(世界遺産指定のものがあると聞いた)を見ていると、常用
するカタラン語のこともあってか「カタルーニャ地方」はスペインの中の別の国のように思え
てきた。今回は訪問しないが、「ガリシア地方」や「バスク地方」もまた然りであろう。

【10】同日 // タンゴ音源調査

シエスタの終わり頃を見計らって、バルセロナの旧市街地(繁華街)を歩き回った。
ここでは、やっぱり少し変わったタンゴ関連のCDが売られていた。純粋のタンゴファンに
言わせるとゲテモノという代物である。この種のものは結構見つかった。
それらの中から1枚、バンドネオンをフューチャーしたラテンものを紹介してみよう。








上記の噴水ショーは毎週木曜日から日曜日まで実施されているとのことであった。
早速、
31日の海浜レストランにおけるロブスター・ディナー(本旅行での最終回)の帰途に
再度立ち寄って、スペイン最後の夜を楽しんだ。次ページ以降には,その際の写真と
30日
Nさん夫妻と見物した時の写真を併せて掲載してみた。
タイトル: BANDONEON LATINO
      (バンドネオン・ラティーノ)

演  奏: エンリケ・テリェリア

内  容: シンセサイザーでリズムとメロディー
    をセットさせながら、バンドネオンを
    手慣れた調子で明るく弾いているが、
    タイトル通りラテンのリズムが多い。
    古典タンゴとしては「バンドネオン・アラバレ
    ーロ」が一曲だけ。
    カスターニャの「カフェ・ウメダ」はインスト。
    ブラスケスの「エル・コラソン・アル・スール」
    歌を入れている。
    「鮫」、「天使のミロンガ」というピアソラの
    作品もあり、気楽に聴ける。

録  音: 不明
    制作はバルセロナであるが、原盤提携先
    はCareli Recordsとある。
                  
「Tango」という名のライブハウスが旧市街地
にあると聞き、Nさん夫妻とタクシーで駆けつけ
た店。受付のセニョール曰く、タンゴのライブは
やっていないよ・・と。
きちんと確認すべき鉄則を怠っていた。
SALA DE BAILE(ダンス・ホール)の名前が
「Tango」であった。

ホテルに帰る途上、カタルーニャ博物館前の
大通りでカラフルな噴水ショーをやっていたので
、終演まで見入った。
これは30日夜の偶然の出会いだった。
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