珍車が色々・・・。

名臨東港駅調査記


普段は旅客線を走る旅客、貨物列車を撮影する事が主で、臨海鉄道といえば、四日市の臨港線以外はまったく無知な拙者

でしたが、貨物列車・・・特に個々の貨車の形式に薄々興味を持ち出すにつれて、少し前からここが気になっていました。

数年前まで専用貨物列車では時折見掛けた形式が、最近ではすっかり見る事が出来なかったり、また、色々な関係サイト

等の情報によると、どうやらここへ来たら、何かと有力な手掛かりを掴めそうな気がして、今回、所用のついでにぶらっと

立ち寄った次第です。日曜ということもあって、構内の動きは殆どありませんでしたが、『こんなのがまだあるのか!?』と思う

ような車両たちを見る事が出来、ちょっぴり国鉄時代にタイムスリップした気分でした。どんよりとした空、時折小雨の降る

人気のない臨港駅で、独りにやけながらカメラを振り回していた変なオッサンの調査記をご覧いただければ幸いです。





機関区、検修庫付近の寸景。日曜ということで、美濃赤坂の石灰石列車も運休なのか
ホキ9500が沢山休んでいた。






運良くキリの良いナンバーを2両見る事ができた。ホキ9700(左)と19500(右)。






二硫化炭素専用タンク車、タキ10100形10114。






苛性カリ液専用タキ7000型7064。






苛性ソーダ液専用タキ7750形37787。






放置され、全く動いた形跡が無いトキ25000形28664。国鉄時代はあらゆる所で見かけたものだが・・・。






救援車として留置してあった旧ワラ1形らしい有蓋車。






これには驚いた。昔は四日市港でよく見かけたが、てっきりもうこの世に存在しないと思っていた
トラ45000形。






少し離れた位置から。塗装の状況からして、時々使われているのだろうか・・・。






ND55形の部品取り用と思われるDD13形305号機ほか。DD13形を最後に見たのは25年前で、名古屋駅
で荷物列車の増解結の入換機として活躍していた時だった。変わり果てた姿になっての久々の再会は複雑な心境だった。



こうして約1時間の滞在後、帰途に就いた訳ですが、タイムスリップの感動と同時に、老兵共の成れの果てを目の当たり

にして、今回の調査を終えました。暫く通う事になりそうです。




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