入梅も間近ですがまだ緑が爽やかな一日、京都修学院離宮へ行ってきました。離宮は後水尾天皇が比叡山の麓に造営された山荘です。広大な丘陵地に広がる山荘地には上、中、下の御茶屋があり赤松並木で連絡されています。巧みな地形の利用、建屋の配置、すばらしい眺望、悠大で自然景観と融けあった庭園は必見です。
右の写真は海抜149mの高所に建つ隣雲亭からの眺望で、鞍馬、貴船の山々から北山、遠く愛宕山まで見晴らすことができます。
下御茶屋の内庭 御茶屋をつなぐ松並木
小さく見える建物が展望のため設けられた隣雲亭 中御茶屋の楽只軒
中島には三様の橋が架けられている。左は石の千歳橋、右は土の土橋でそれぞれ変化がおもしろい。