マリブオーシャンカヤック社のサーフィン専用艇（？）がこの“ヤックボード”。

個人売買で極上品を格安で譲り受けました。

ハル・ボトム形状はウエーブ・スキー（座って乗るサーフボードのようなもの）に近く、川用のフネに比べて、幅広く、フラットで、「刺さり」にくいバウ形状となっています。かつて試乗したウエーブ・スキーよりは安定性があります。

サイストラップ＆バックレストによってホールド性は抜群で、カヤックに乗り慣れた人ならば、波をキャッチしやすく、頭くらいの結構な波でも比較的容易に乗れます。波のトップから滑り降りるときの加速感は、川では絶対味わえない種類のものです。

海では、沈させられたときの巻かれ方は川とは比較にならないくらい強烈ですが、ここでフネから引き剥がされないように注意すれば、ロールはしやすいので、波を堪能できます。もちろんフネから離れてしまった場合の再乗艇も容易です。

また、海ではサーファーの中の「異端児」ですので、トラブルを避けるためにサーファーのあまりいないポイントに移動することになりますが、パドルのおかげで移動は苦になりません。