NTVにて

NTVとは、オランダ・アムステルダムにおいて、1973年より毎年開催されている世界最大?の園芸展で、ヨーロッパのほとんどの園芸関係企業は、製品発表や商談のターゲットをこれに合わせているようです。

日本の多くの業界関係者の、オランダへ行くという目的のひとつはこれかもしれません。当然、会場でも多くの日本人に出会い、しかも顔を知っている方が多かったというのも、この業界の狭さを実感する良い機会でした。

ヨーロッパのハード面での情報は、既に日本にも相当量入ってきているため、革命的に新しいものは特になかったものの、この手のイベントに対するスタイルは日本とはかなり異なるようです。

あくまで実質重視。大安売りのごとくカタログを配り散らすと言うようなことはせず、興味を持つ訪問者とはじっくり話をする、というやり方です。今回は業務上のお客さんと行ったんですが、その場で設備の設計に入ったり、「日本に行っていいか?」と迫られたり、見込み客には大変積極的です。

各ブースもそれに対応したレイアウトで、テーブルやカウンターを配置し、ドリンクや軽食を充実させ、アルコールまで出してくれるブースもありました。何社も話をしてまわるには人並みはずれた気力が必要でしょう。

右は変わった趣向の温室メーカー。棟高の高さが自慢のようで、来客を、温室をプリントした壁に強引に登らせます。私も突然2M位の大男に捕まえられ、器具を装着されて、登ることに。どうも日本人てターゲットになりやすいようで・・・。

左は交配用マルハナバチのトップメーカー「バイオベスト」のデリバリー・カー。とてもおしゃれだと思いませんか?

そしてNTVの顔のひとつ「グロダン」のブース。群を抜いて広いスペースにとても控えめな展示。なんか余裕だぞ・・・。

もう一度行くなら、もう少し英語を堪能にして、できれば生産者として参加したいもんです。

もどる