世紀を越えます

このまま年を越えて行けるところまで収穫を続けることにしました。
出来る限り売上げを伸ばしたいためです。そろそろ「大台」にのります!

気温が下がって生長が鈍くなり、暑い時期と比べて管理は楽になりました。
収穫・出荷も2〜3日に1度のため、時間にゆとりも生まれました。
マルハナバチの寿命も終わったので低温管理にしています。
暖房の重油代って設定温度によってかなり変わります。

出荷を開始した当初は非常に形のきれいな果実ばかりが獲れ、
「俺ってウデあるのかな?」
なんて思ったりしましたが、次第にボコボコの果実が増えてきました。
因果関係はよく分かりませんが、糖度を上げようとして
急速にECを上げ続けたのが原因かも。

定植時0.7〜0.8
生育時0.9〜1.4
収穫時1.5〜3.5

と、いう変化にトマトがショックを受けたのかも・・。
とりあえずECを2.4程度に落として様子をみていますが、
多少果形は改善されたような気もしています。

糖度は時々測っているのですが、
低いので4.5度、高いので7度くらいあります。
完熟の程度によっても異なります。
6度くらいあると、酸味と甘みのバランスが取れ、結構美味しいと感じます。
美味しいトマトは大体外観で見当が付くようになりました。


仕事でハウスに循環扇を取り付けていたらミスで1台壊してしまい、
引き取って直して取り付けました。
下には「炭酸ガス発生剤」なるものをぶら下げました。
光合成促進効果があるのか、ただの気休めか・・?


定植直後から黄色の害虫捕獲用の粘着版を吊っています。
オンシツコナジラミやマメハモグリバエといった害虫は
黄色い色が好きで、これに吸い寄せられるように飛んできます。

オンシツコナジラミは確かに発生していますが、被害が出るほどには
増殖していません。コナジラミ用の防除も特に行っていないので、
結構効果があるということでしょうか。

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