久々のアップでしょうか・・。
NHKの「プロジェクトX」という番組で、自動車メーカーのマツダの、ロータリーエンジンの開発についてのドキュメントを観ました。
泣いてしまいました。だいたいあの番組、テーマの中島みゆきの唄で、すでに感動モードのスイッチを押されてからスタートするので、制作者の意図を分かっていながら泣いてしまうんですよね。さらに同じくエンディングの中島みゆきで、感動に強力にブーストをかけていくので、最後まで我慢していてもついそこでホロッといってしまうんですね。
で、ロータリー開発の舞台の広島ですが、私も仕事でよく行きます。そして時々繁華街をほっつき歩くわけですが、今だにかすかに、戦争とか被爆というものを引きずっているのが感じられます。
廃墟となった故郷、広島復興のシンボルとしてのロータリーエンジン開発。そしてオイルショックの際に失った信用。汚名返上を果たしたル・マン24時間耐久レース総合優勝。という展開で話は進むわけですが、ここに携わっている人たちの精神構造は、明らかに、経済面などの計算よりも熱いスピリットが圧倒的に勝ってる!申し訳ありませんがト○タとかのメーカーでは無理だと思います。
私、こんな話に滅法弱いんです。ロータリー、いつか絶対買いますね。この会社とエンジンをつぶすのは日本人として恥ずかしいんじゃないかな。マツダさん、コンパクトで実用的なボディのロータリー車出して下さい!
雑誌かなんかの会見記事で、マツダは「日本のアルファロメオになる」と宣言してました。実は今度、そのアルファに乗ろうとしてる所なんです。アルファに匹敵するような熱い車、期待してます。
もうほとんど業界ネタとは縁のない話題になってますね・・。 |