2004年釣記
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 5月  8日  15日  22日  26日
 6月  5日
 7月 24日
 8月  9日
 9月  9日12日
10月  8日15日28日
11月  6日

 1、日付        2004/11/6
 2、場所        管理釣り場「サンクチュアリー」
 3、天候        晴れ
 4、気温        朝9度
 5、水量        
 6、濁り         なし
 7、水温        13度
 8、ハッチ状況    小さな虫がたくさん
 9、魚種        ニジマス
10、サイズ       23〜35 10匹くらい
11、フライパターン  ニンフなら何でもOKだが渋かった、
              当たりフライはバイオレットのユスリカラーバ#12
12、フライサイズ    #12、#14

また行ってしまったサンクチュアリー。ラジオでコマーシャルしているそうで前回は木曜日にもかかわらず人が
多かった、今日はその逆で土曜日の割に少なかった。
で、釣りの内容と言えばはっきり言って前回とまったく同じ使ったフライも釣れたフライも釣れた数も・・・・
車で帰る途中こう思った「もう一度行ったら飽きてしまって二度と行かなくなってしまうかも知れない」と。
なぜだろう?やはり私がフライフィッシングをする理由は魚を釣るよりも自然の中で遊ぶ事なのだろう、ヒルやスズメバチの恐怖も楽しみの一つかも知れない。と言うことで今年の釣りは今日をラストにした。
ただ、今日もバイオレットのBHユスリカラーバ#12はしっかり釣果を上げた、是非お試しを!!私も来年の管理釣り場のためにストックを増やしておきます。


 1、日付        2004/10/28
 2、場所        管理釣り場「サンクチュアリー」
 3、天候        晴れ
 4、気温        朝2度
 5、水量        
 6、濁り         なし
 7、水温        13度
 8、ハッチ状況    小さな虫がたくさん
 9、魚種        ニジマス
10、サイズ       23〜35 10匹くらい
11、フライパターン  ニンフなら何でもOKだが渋かった、
               当たりフライはバイオレットのユスリカラーバ#12
12、フライサイズ    #12、#14
春から夏にかけて有休を申請するのだが生産状況でボツになることも多くその分秋に「明日休みませんか?」との話が有り軽く「OK!!」の返事をする、そして考えることは釣りである。
前夜にかみさんと夕食を外ですることにしていたらお気に入りの店がつぶれていた、私たちのお気に入りの店は良くつぶれるんです「ここもかよ??」仕方なくその近くの中華屋さんで食べるが量だけは多かった、おっと、釣りとはまったく関係なかったですね、
その辺りで見た夜の御在所岳はロープウエーの支柱のライトが綺麗に瞬いていた、「明日も天気は良いぞー」
朝、この秋一番の冷え込みだったらしく道ばたの温度計は2度!!と表示し、川の水温の方が高いので水蒸気が所々上がっていて私の好きな景色を作りだしていた。
前置きはこれまでにしましょう、釣り券を買って早速入るともう2人ほど、平日なので貸し切りかと思っていたが・・・
まずはドライフライを結ぶが・・・無駄でしょうねえ、すぐにマーカーを付けて沈むフライを結ぶ、二度ほど合わせ損ねるとしばらく反応しない、フライを変えてばらし、ティペット切れ、活性はそれほど悪く無さそうなのでティペットを5Xにアップする、フライはゴールドビーズのジャパニーズバグ、何とか一匹ランディング、前回、回収魚籠への入れ方を完璧にマスターしたので魚はすぐに魚籠に入れる事が出来た
釣り人はフライだけで10人ほどに増えている「人気出てきたのかな??」
フライを変えてすぐには魚が寄ってくる様で、そんな方法で3匹になった、
周りも爆釣りという状態では無さそう。
フライをがらりと変えてみたユスリカラーバの#12、バイオレットのラバーリブを
ボディーに隙間無く巻いたゴールドビーズパターンだ。

マーカーを変えなかったせいも有ると思われるが当たりが明らかに違い
小刻みになった感じで「お!かじってる」って感じだ、2度合わせ損なった後
3連続ヒット!!フライはいずれも魚の口先に掛かりランディングから魚籠に
入れるまでがとても楽だった、魚もばてる事は無かった「このフライ量産すべし!」
少し間をおいて2匹釣れて、GBジャパニーズバグに変えてもう2匹。10匹になった事だし、ストリーマーを付けてみるが追いかけて来るだけだった。もう少し時間が有るので、ラインを変えてみた。

このリールはカートリッジでライン交換が出来る、WF5からTT5−6に変えたつもりだったがどうやらTT4−5にチェンジしていた様だ、WF5よりは楽にキャスティングが出来た。
このリールの真ん中にはメーカーのエンブレムが付いていたが2回目か3回目の使用の時に無くなってしまった、結構安くて便利それでいてディスクドラッグ。お気に入りリールの一つだ。
魚は綺麗な物も多く種類が違うのかどうかよく解らないが黒点が薄かったり少し茶色っぽかったり、しばらくこの管理釣り場の人気が上昇するかも知れない。


 1、日付        2004/10/15
 2、場所        管理釣り場「サンクチュアリー」
 3、天候        晴れ
 4、気温        朝1?度
 5、水量        
 6、濁り         なし
 7、水温        16度
 8、ハッチ状況    
 9、魚種        ニジマス、ブルックトラウト??、カワムツ
10、サイズ       25〜38 6匹くらい
11、フライパターン  ニンフなら何でもOK
12、フライサイズ    #12、#14
先週は台風前日の雨の中で指がかじかむほど寒くてまいった、ラッキーな事にまた金曜日に休みが取れたので青空の下でフライロッドが振れそうだ。
夜勤明けなので昼前から出動、11時から釣りを始めた、二人ほどフライロッドを振っていたが曲がってはいないようだ
さて私も・・・最初はこんなもんだろう・・しばらくそのまんまやっとかかったらいつものようにばらし「なんでこうなるの?」
フライパターンは前回と同じ、もっとマラブーパターンを増やすべきかなあ。
何とか一匹目をネットイン、ティペットを7Xにしたほうが良いかも知れないが私としてはしたくない、本当なら5Xで通したいほどだ。時々西風が強く吹いてキャスティングに影響するが元々下手なので気にしない気にしない、魚はそこら中で跳ねたり顔を出したり賑やかにはしゃいでいて遊びの時間かも知れない。
陽が傾き少しずつ反応も良くなって来ているのに合わせ切れの連発、それより少し寒くなってきたので一枚着込む、ちょっとドライフライに変えてみるがまったく無視、隣の釣り人はどうやらドライのミッジパターンで釣れている様だ。
私はニンフに戻す、反応有り、だがよそ見をしたときに反応したり、遅れたり。岸近くの浅場を狙うとマーカーが横にずずずと動いた「良し来た!ありゃりゃ」小さな魚が横にすっ飛んでいった、まだフライに付いていたので確認すると
なんとカワムツ12センチ「管理釣り場でカワムツかよー」まあ良い魚は魚。もう一度水草の間を狙うと結構良く引いた、35センチオーバー魚体も良ししっかり冷えてきた、「もう少し」水草の際ぎりぎりを狙って落としたらマーカーが綺麗に水中に消えた、乗った、先ほどよりも重い感じで同じくらいのサイズ、ネットに入れて「おや??」ニジマスでは無い!

「お!!ブルックだよ!!」と確信した、しかしここはブルック入れてたかな??後で確認することにした。
かなり寒くなってきたのでもう一度同じ所へキャストして待ったが待ちきれずゲームオーバー。
魚種を紹介する看板にはブルックトラウトは無かった、いつか確かめよう。
結局今日も寒かった、今度は晴れた日の朝から昼までかな?

 1、日付         2004/10/8
 2、場所        管理釣り場「サンクチュアリー」
 3、天候        雨
 4、気温        朝16度
 5、水量        
 6、濁り         なし
 7、水温        16度
 8、ハッチ状況    
 9、魚種        ニジマス
10、サイズ       25〜35 7匹くらい
11、フライパターン  ニンフなら何でもOK
12、フライサイズ    #12、#14
またまた急に休みが取れたのにまたまた雨の予報、だめで元々のつもりで今年の春に出来た管理釣り場へ行ってみた。
雨は四日市よりもやや小降りなので何とか釣りが出来そうだ。釣り場の池はそれほどの広さは無くキャスティング下手な私にとって誠に良い広さ、他に釣り人は居ないので貸し切り状態から始まった。
魚は盛んにライズしているので大きめのドライフライを投げてみるがまったく寄って来ない、無難なルースニングに変えるとイライラする頃マーカーが沈む、反応が無いからと言って早くピックアップすると釣れる魚も釣れない様だ、結んでいるフライはBHジャパニーズバグ、3投目くらいで掛かったがばれた、管理釣り場でもばらし病発生だ、次もばれた。
足下には無料で貸してくれるラバーネットが今か今かと出番を待っているのに・・・今度こそ釣れた25センチくらいだが元気いっぱいで#5ロッドを曲げる。回収魚籠に魚を入れる「あ!ネット使うのを忘れた!」少し時間をおいて釣れたが
ネットから魚籠に入れる時に魚が跳ねて池の中へポチャン、フライを結び直そうとしたら今度はフライだけが池にポチャン、簡単なフライなのでまた巻けば良いか。次に選んだフライはマラブーテールのMSC、管理釣り場ではマラブーテールは特上メニュー、やはり反応するまでの時間が先ほどのフライよりも早い、

元気良く走り、ネットを手にするとまた逃げようとする、魚体もまずまず、ただ、池に居るせいかぬめりが強いので魚籠に入れようとしても手から逃げることしばしば、そのままリリースOKならば魚に触れる事も少ないと思われるが
何か良い方法は無い物かなあ、魚回収システムは良いと思う。
雨は本降りになりレインウェアの袖口から水が入ってくる、マジックテープでしっかり閉めていても何ともしがたい、手を上の方に向ける時間が長いフライフィッシングが雨の日に非常に辛くなる大きな要因だ、これさえ無ければ雨でも構わないのだが・・・マラブー効果で釣れるがやや口の奥に掛かりやすく(合わせのせいか?)
BHのミッジラーバの赤に変えてみると反応も良く口の端に掛かった。ティペットを6Xに変えたせいも有るかも知れないが結果オーライだ。ついに両手の袖が冷たくなってきて、右手の指もかじかんできたので
ついフライの結び直しもしなくなり合わせ切れ、最後にティペットの結び目で合わせ切れを起こしてマーカーと共に無くなっていた。「うーん、これまでか」レストランのBGMはカントリーミュージック「良し!!」
「ブランチ」を食べてしばらく休憩して帰った、今度は晴れた時に行ってみたいと思う。

 1、日付        2004/09/12
 2、場所        M川「炭焼き谷」
 3、天候        曇り
 4、気温        朝19度
 5、水量        やや増水
 6、濁り         なし
 7、水温        18度
 8、ハッチ状況    
 9、魚種        ばらし4のみ
10、サイズ      
11、フライパターン フォームハンピーパラシュート
12、フライサイズ   #12
どの谷へ入ろうか迷っていたが朝の降水確率が40パーセントなので逃げやすく慣れている本流から炭焼きの谷へ入ることにした、6時半スタート!
ぜーんぜん反応無し、時々「ピチャ」と出るのは間違いなくアブラハヤだろう。確か一度だけアマゴらしい反応がどこかであった、そして靴の足跡を発見。
さすがのM川も日曜日はそこそこの釣り師が来るようだ、9月ならなおさらだろう。
何の反応も無いまま遙か前方に釣り師の影、どうやら釣り師は本流を上がっている様なので私は炭焼きの谷へ行ってみることにした。
しかし、しばらくは反応無し、どうも魚の影が少ない、週の前半の増水時期に釣り師がたくさん入ったのだろうか???やっと出た魚も一瞬魚の重さを感じただけでばれてしまった!
「あーーー!もう終わりだ」しばらく上がって蜘蛛の巣が無いことに気づいた、
「ま・さ・か・先行釣り師?足跡は無いぞ」ポツポツと反応が出て来た、なのにまたばらし「本当に下手なんだから!!」またまた2ポイント連続でばらし「良しそろそろ掛かるぞ」堰堤までもう少し、堰堤には魚が集まっているかも知れないと思い始めたところで前方に林道を帰る釣り人が2人、足下を見れば足形に濡れた石、
林道を上って行く軽自動車も見た。おそらく堰堤で終わった釣り人だろうと思ってそのまま次の堰堤までいってみるが反応も魚の影も皆無!!「えーい次の堰堤まで!(超高層堰堤)行け!!」やっぱり魚は出ない。
それどころか少し濁っている「?????やばい」と思って林道を見上げると先ほど上って行った軽自動車の人が釣りらしい準備か片付けかどちらかだった、とにかくニュースにはなりたくなかったので林道に上がると釣り人らしき人達(軽に4人でこの林道を?)はどうやら堰堤でアマゴを捕っていた様だ
濁りの原因が解ってほっとしたが釣り意欲はゼロに落ち込んでいた。
結局今日は人の後ばかり追いかけていたのだった。
「後追いぼうず」だーーー

 1、日付        2004/09/09
 2、場所        M川「箒谷」
 3、天候        晴れ 
 4、気温        朝18度、、昼28度
 5、水量        やや増水
 6、濁り         なし
 7、水温        17度
 8、ハッチ状況    何か虫が水面にいた
 9、魚種        アマゴ1匹
10、サイズ      13センチ
11、フライパターン フォームハンピーパラシュート
12、フライサイズ   #12
以前から今週の有休が決まっていたが気象条件がこれ以上無いほどの悪さで始まった。
雷、地震、そして台風「雨男」という言葉が有るが今回の私の場合は「雨男」を遙かに超越する「天災男」と言われるかも知れない。
昨夜、「さて寝るか」でまた余震が揺れた、今回の一連の地震の特徴は横揺れが徐々に治まっていくので船酔いに似た感覚になる、夜7時、深夜0時、午前8時、深夜3時半、そして深夜0時最後の(?)2回がほぼ20時間間隔、と言う事は次は夜8時、しばらくそんなバカバカしい事を想像していたらアラームが鳴り響いた。(もし9日の午後8時前後に震度1か2の地震が有ったら予想どうり)
とにかく川も増水の可能性が高く地震も怖いので細くて短い谷へ入る。
念のために集落前の様子を見るとやはり増水しているが濁りは無い、しばらく考えて東から流れる谷に移動した。
こちらの水量は理想的で濁りも無く・・・魚も少ないのか反応が無い、少し上がった所でばらし、これだけ反応が少ないのにばらしは非常に痛い、その後反応が無いまま滝に着いてしまった。
滝の横に土砂が入っている見上げると林道に新しい修理の形跡が有りコンクリートも新しい。
滝を巻くために林道へ上がると見事なキノコが一本生えていた。
「毒キノコだろうなあ」
滝の上も相変わらず渋い、川と林道の交差点の少し下でやっと釣れてほっとした
なんとかぼうずは免れた、小さいけれど綺麗なアマゴだからOK!

そろそろ終盤の好ポイントに来た、枝の隙間を通すキャストで(距離は短いが)狙っていると20センチくらいのアマゴが足下まで逃げてきた、「だめだこりゃ」その先は超藪沢で手が出ない。
晴れてはいるが谷の中は薄暗く湿度が高い、ヒルが出なくて良かった良かった。

 1、日付        2004/08/09
 2、場所        M川本流から「炭焼き谷」
 3、天候        晴れ 
 4、気温        朝20度、、昼28度
 5、水量        やや増水
 6、濁り         わずかな笹濁り
 7、水温        19度 、谷16度
 8、ハッチ状況    コカゲロウも蜘蛛の巣にかかっていた
 9、魚種        アマゴ10匹、アブラハヤ1
10、サイズ      10センチ〜18センチ
11、フライパターン フォームハンピーパラシュート
12、フライサイズ   #12
天気予報では大気が不安定で雷が発生しやすいらしいので初め行こうと思っていた「8キロ谷」の上流をやめて、いつでも林道へ上がれる本流と炭焼きの谷へ入る事にした。
山はガスがかかっていてヒルが出やすい状況で気になるなあ、まずは本流の最終集落の前から入り、護岸の壁際にキャストするがどうもアブラハヤらしき反応だけだ、フライは前回使い勝手が良いと思ったフォームハンピーパラシュートで昨夜も4本ほど巻いてきた。
川の状態は増水で底が洗われていて所々で岩盤も見える、「かなり雨が降ったのかなあ」。次のポイントは護岸の底の部分が一部分残ってそこから落ちる水がナイアガラの滝の様に落ちる、前回イブニングでアブラハヤを釣ったポイントだ、
やはりアブラハヤの反応のみ、増水の影響かと思い他の谷へ移動しようかと考え始めていた。
また護岸が左に現れる、そこを攻める前に目の前の小さなスポットにキャストするとけっこう良いサイズのアマゴが反応したがフッキングには至らず。
その上の良さそうなポイントでは反応が無く、次は二つに分かれた流れの細い方にキャストしてみた、春にはここでアマゴがライズすることがある、が、今日出た魚はアブラハヤだった。

その後もポツポツと出るのに釣れない、「下手だなああ!」と自分にぼやく。
さて、谷に入るか、やはり増水している、普段が少ないのでちょうど良い水位かなと思う。
いつもより少し上流から入る、なぜかと言えばもちろんヒル避けだ、両側から肩より低く枝が出ているのでじめじめする時は間違いなくヒルがいるだろう。
最初にキャストするポイントは昨年尺に近いアマゴを見た所、反応が無いので
上流に行くと魚が逃げる、「居るなら返事しろよ」水温を測ると16か17度とけっこう低い、本流では19度くらいだった、期待できそうだ。
いつもならば手前に枝が落ちていてキャストしづらい場所が増水の影響かほとんどオープン、魚もフライをくわえてくれてやっと一匹目。

やはり活性は良い様で、そこそこ釣れてきた、しかし20センチオーバーと思える魚はみなばれたりかからなかったり、我慢我慢。
増水のため流れが分かれる場所がいくつか有り小さめのアマゴが遊んでくれる、そして本日の超目玉!!のアマゴもそんな小さな流れから出た、「しまった!、目を引っかけちゃったかな」
とその時思った、ネットにすくって見ると右目の方がやや大きく、驚いた事に目がルビー色なのだ。「これは何だ!!!」

写真ではそれほどでは無いが実際は車のプロジェクターヘッドライトを赤くしたような状態だった。
奇形だとは思うが、おそらく右目の視力は無いのだろう、しかし容姿はとても綺麗なアマゴだった。
*後述 ひょっとすると過去に釣られた時に口の中から釣り針が刺さって視神経を痛めたって事も大いに可能性が有る、それが「私では無い」と言い切れない、
「釣り懺悔」に値する事です。

全体はとても綺麗
9匹釣れて堰堤に着いた、「堰堤でもう一匹釣って今日も二桁だ!」が
そうはうまく事が運ばなかったので堰堤の上を釣ってみるが魚は出ない、
「うーーーん、もうちょっと先まで」その次のポイントで10匹目が釣れて納竿。
林道の途中にはミツバチの箱がたくさん有り釣りをしている最中も所々で群れていた。ミツバチも用心しなきゃね。


 1、日付        2004/07/24
 2、場所        M川本流から「炭焼き谷」
 3、天候        曇りのち晴れ 
 4、気温        朝23度、昼?度
 5、水量        やや減水
 6、濁り         透明
 7、水温        19度
 8、ハッチ状況    ストーンフライ、ガガンボ
 9、魚種        アマゴ9匹くらい、ニジマス1、アブラハヤ4
10、サイズ      10センチ〜23センチ
11、フライパターン オリーブパラシュート、エルクヘアーカディス、フォームハンピーパラシュート
12、フライサイズ   #16、#14、#12
一月半ぶりに釣りに行けるのに空はどんより曇っている、この時期湿度が高いと厄介者が出そうで気になる。
覚悟を決めてM川の集落辺りから釣り始めてもしばらく反応が無かったが車を停めた前でライズが有った。
反応は小さいが一匹フライをくわえて一瞬ラインにテンションがかかって軽くなった鯉科か鮭科か判断に苦しい感触だったが、次のポイントの護岸のえぐれの淵で出た魚は23センチくらいは有ったはずだ、そこで「今日のイブニングはここで決まりだ」、そうです今日は夕方まで釣りをする許可を得ているのです。
なのにしばらく魚の気配が少ない、夏だから仕方がないか。
谷の出会いで魚が出てフッキング、結構良い型で23センチくらいだった、

谷の入り口の滝壺は年々埋まっていく様だ、初めはここでイブニングをやろうかと思っていたが昼なお暗いこの滝壺で日が暮れたら・・・
滝壺を離れて本流をもう少し上がってみると小さなアマゴが集まる小さな淵も埋まっていた。
いつも絶対一匹顔を見せるポイントは頭上をたくさんの蜘蛛の巣が覆っていてサイドハンドしか出来ない、せっかくスパイダートラップを避けて投げたのに見に来るだけだった。
林道を谷に向かって歩いていると炭焼きのおじさんが自転車を押してやってきた。
谷の水温もさすがに上昇していて20度に達していた、やはり反応がほとんど無い、しばらくは夏パターンのフライを使っていたが反応も小さくて少ないので薄いオリーブの#16のパラシュートを結んでみると、反応が良くなり良型をばらしてしまった。
この谷ではあまり夏のパターンを意識する必要は無いかも知れない、それよりも蜘蛛の巣、ヒル、マムシなどの生き物に意識した方が賢明だ、夏の昼前後の割にはよく釣れた、丸木橋のそばで小さな魚が釣れた、写真を撮らずリリースしようと思ったが「ちょっと待て、何か足りない!朱点が無い」やや黒っぽい魚、どうやらニジマスの様だ。12センチくらい、放流された魚だとは思うが、入れられてしまったからには大きくなるまで生き延びて欲しい。

ニジマスの子供

相変わらず暑い、反応も少なくなったのでまた夏パターンに変えるがやっぱりだめだった、堰堤の下でもまったく反応はない。
林道に上がると2台のバイクが有り釣りの準備をしている、時間は2時半くらい、挨拶をして私は一服しながら彼らの準備を見ていた、ウェーダーも無く普通の靴でテレスコピックスピニングロッド、一人はスピナー、もう一人は小さなミノー、釣れそうにないね。私は堰堤の上に入る、と、そこには23センチほどのアマゴがライズしている、どうやらまだ私の存在に気づいていない、ティペットをまた細くしてサイドワインダー(ちょっと不細工の)を結んでキャストしたが見に来るだけだった、次にソラックスダンを(逆かな)キャストする頃にはもう居なかった。
上流に行ってみたがまったく反応は無かったので林道に上がって帰り道をたどった、先ほどの堰堤ではルアーマンはもう帰る準備をしていた。(もう終わり?)
やはり夏の午後は厳しいんだろうね、標高もせいぜい400メートル前後だから仕方ないか、おまけに今年は暑い!!
林道の途中で見慣れていたはずの炭焼釜跡に目が止まった、結構大きな釜跡で入り口が小さく、後方に三角状の石垣が有る、炭焼釜跡にも設置場所の地形によって色々形が有るようですね。

車に戻るともう4時に近かった、エンジンをかけて涼んでいるとやってきました恐怖の昆虫が、スズメバチが2匹とアブが2匹、アイドリングしていると必ず寄って来るんです、そこで一句「蜂やアブ そんなに好きなの? アイドリング」
5時になり厄介者を追い払うために車を移動して少し下流から第二試合を開始、小さな反応が有り期待させるが・・・
まだまだ汗が流れるほど暑く足もへたっていて心配、集落のメインストリート前では小さなライズが始まった。またまた期待させる、フライにも反応するがかからない、お目当ての護岸えぐれのポイントでもライズが始まったやはり小さい、まだ明るいのでスパークルダンをキャストするが反応はほとんど無いしばらく続けていたがそのままの状態、「朝の魚はどこへ行ったんだ!」薄暗くなってきてよく見ると小さな虫が飛んでいる(1ミリか3ミリ)小さな虫に小さな魚がライズしている、やけくそで#20のコカゲロウダンをキャストした、白いウイングだけが頼りだ
数投目にかかったが小さい、ランディングの途中でばれた、ますます暗くなりほとんど見えない状態、数メートル先の#20サイズのウイングの辺りでピチャっと見えたような見えないような自信のないまま合わせると
プルプルと感触があり手にした魚は・・・脂鰭の無い地味な魚だった。
マグライトを口にくわえて大きなフライに取り替えてみたが時すでに遅し、何も見えない、アブラハヤのジャンピングライズはまだまだ続いている。
最近雑誌に書いて有った、「昼間の水温は急には下がらないから真夏のイブニングは・・・」
はい、よーく解りました。
帰り道に鹿にぶつかりそうになった、家に着いたのは9時、朝っぱらから夜まで川にいたのは初めてです、今度からは朝夕どちらかにします。


 1、日付        2004/06/05
 2、場所        M川本流から「炭焼き谷」
 3、天候        晴れ!!梅雨入り前の最後の好天気? 
 4、気温        朝15度、昼?度
 5、水量        やや減水
 6、濁り         透明
 7、水温        14度
 8、ハッチ状況    ストーンフライ、ガガンボ
 9、魚種        アマゴ10匹くらい、ニジマス
10、サイズ      8センチ〜21センチ
11、フライパターン イエローパラシュート、スパークルダン、クランパーノーハックル
12、フライサイズ   #16、#14
前回危うくぼうずになる所だった(小さいのが一匹)ので名誉挽回と言うことでまたM川の集落辺りに入る事にした。
この集落は何か暖かさを感じる、前回も「釣れますか?」と声を掛けられた、若い人たちはほとんど町へ働きに行って子供達は学校へ行っているのに日の昼下がりにも人影を見た、炭焼き小屋から煙も上がっていて、老人達はすこぶる健勝らしい。さて、今日はどうかな?
前回入った場所より少し上から入渓した、反応は小さい物ばかりで少しがっかりだがまだまだ先は長い、集落のメインストリートの前で一匹掛かった、「おや?」
パーマークが小さくて朱点が無い、背びれにも黒点・・・「ニジマスだ!!」
前回フライに向かって豪快にジャンプした良型の魚がアマゴらしく無かったので
気にしていたがなるほどニジマスも放流していた訳だ。

しかし、それ以前に「ばらしの嵐」が吹き荒れていてなかなかネットの出番が少ない、すでに数匹のばらし。チビアマゴが多く来年への期待は充分。

普通サイズは確かに放流物の様だが私にすれば充分綺麗で養魚場に感謝したいくらいだ、10センチクラスも3匹ほど釣れたが速リリースした。
最近巻いた夏物フライを結んだ、まずはアリのパターンだがぱっとしない、
次に蜂のパターン、反応有り魚がかかったがまたばらして「うーん今一」またイエローパラシュートに変えて反応良し。
急に反応が途絶える、かすかに濡れた足跡、「先客有りか?」谷の出合から谷へ入ると魚が出てまたばらし、もう少し本流をあがって行くと人影有り、しかし、普段着、どうやら「ちょい釣り」らしい、小継ぎの竿を持っている
一番魚影の薄い場所で釣りを始めた様だ、日券を持っているとは思えないがまず釣れないだろう。時間は11時なので谷に入ってみる、中途半端な時間なので「つまみ食い釣り」としよう。
解禁当初から放流アマゴがライズするポイントでは4匹ほど魚を確認出来たのでそこから入ってみたが、この谷に入るのが久々だったため蜘蛛の巣、枝、杉の落ち葉などあらゆる方向で糸が絡む、「こんな谷でよくもフルシーズン釣っていたもんだ」自分ながら心した、この時期釣り人が少ないのはけっしてヒルやマムシが多いと言うだけではない事が実感出来る。

所々ポイントを飛ばしながらこの谷でも5匹ほど釣れた、堰堤下ではまたしても連続ばらし、やけくそでニンフを結んでみるが反応無し、時間は2時、「これにて納竿」炭焼き小屋でおじさんが仕事をしていた、見ると炭俵が3俵とこれから炭を入れようとする俵も有った、炭俵なんて見るのは何十年ぶりかなあ。
さらに歩くと自然が作った木のアーチ!

本流に沿った道ではまた地元のおじさんから声を掛けられた、「釣れたかい?」って言われたようだがはっきり聞き取れなかったので頭を下げて挨拶だけにしておいた。流れには小さなアマゴとそれより大きなアブラハヤが沢山泳いでいた。

 1、日付        2004/05/26
 2、場所        M川本流
 3、天候        曇り時々晴れ 
 4、気温        朝15度、昼?度
 5、水量        7センチくらい増水
 6、濁り         透明
 7、水温        13度
 8、ハッチ状況    ストーンフライ、ガガンボ
 9、魚種        小さいアマゴが1匹(準ぼうず)
10、サイズ      8センチ
11、フライパターン イエローパラシュート
12、フライサイズ   #12
愛知県のたまのうらさんと久しぶりに同行した、コンビニで日券を買って、いざ釣り場へ!車を停めた場所から少し下った所から川に下りる、ポツポツと反応が有るが小さい、そして早速ヒルのご挨拶「あーーーー!今日もか」朝から山の姿が見えず心配していたが・・・・
たまのうらさんが一匹釣った、しかし小さい。橋や竹藪をくぐり少しずつ大きくなる反応が期待させる、二つ目の橋の辺りで20センチを越える
アマゴが二度出たがかかることは無く「良い型だったねえ」とまだ焦りは無い。
支流との出合で20センチくらいのアマゴがかかった、が、ネットを手に取る前にばれた。小さな魚が何度もかかるがことごとくばれる、大増水が無ければこの流れで来年も釣れるだろう。
護岸に付いた階段に流れが当たるポイントには小さなアマゴが沢山居てピチピチ出る、道から地元のおじさんが「釣れるかい?」と聞いてくるが「出るんですがかかりません」と答えながらアタックのみの魚を楽しむ、そのうちの一匹が掛かり写真を撮ろうと思ったがギャラリーの見てる前で写真を撮るにはあまりに小さいのですぐリリースした。(本日証明写真無し)
たまのうらさんは一つのポイントで粘るタイプなのでどうしても遅れがちになる、「このペースだと美味しいポイントが来る前にタイムアウトになりそうですよ」とスピードアップを促すがどうしても私が先に上がってしまう(ゲストよりガイドが先に行くな!!)その間たまのうらさんは何匹か釣った様だ。
また支流の出合が現れた、けっこう浅く何気なくキャストすると「ばしゃっ」とジャンプした「おおお!」23センチ以上は有ったはず、ばらす時や大きな魚が出る時には必ずたまのうらさんがいてしっかり見られていた、それ以前からだいぶ焦って来ていたがこの時観念した「今日はだめだ」原因は間違いなくドラッグだろう、ハンドルネームを変えるなら「ドラッグスター」か「ドラッグストアー」だな。
いつもの水量ならもっとつれたかなあ(言い訳)その後の私はぜんぜん意欲が沸かなかった。
道に上がって小さなワサビ田や廃校の門柱の○○村立○○小学校の文字を見ながら車に戻った。「たまには貧課も良いか!」

 1、日付        2004/05/22
 2、場所        M川「箒谷」
 3、天候        曇り 
 4、気温        朝17度、昼?度
 5、水量        15センチくらい増水
 6、濁り         谷によって透明かわずかに濁り
 7、水温        14度
 8、ハッチ状況    
 9、魚種        7匹くらい
10、サイズ      6センチから21センチ
11、フライパターン イエローパラシュート、エルクヘアーカディス
12、フライサイズ   #12、#14
季節外れの梅雨前線とこれまた季節外れの台風で川は増水、行こうか行くまいか
考えたが行かずに後悔するのが一番精神衛生上良くないので「川を見て決めよう」と思った。
しかし途中何度も橋を越える度に水の多さに「ありゃりゃ!」を繰り返す、その中でもある川は水が流れていなくて当然で、そこに水が流れていたらかなりの雨が降った事の証明になる。
で、今日その川はごく普通の川のように水が流れていた「げっ!!ここに水があるのか、やばいかも」それでも諦めずに車を進める。
目的の谷の入り口に車を停めて支度をする、金曜日は晴れたが森はまだまだ湿っている、谷に下りるとかなりの増水状態で水しぶきの影響か谷はすごい湿度だ、面白い事に蜘蛛の巣は流れをまたいで水面とほぼ平行に張られている「この増水の上でどうやって反対の木に糸を張るのかな??」枝が少なくなって開けてきたのでロッドをつなごうとすると首の辺りでチクッと何か感じた「蜘蛛かな?」と払うとヒルだった、ヒルの存在を忘れていたがもう遅い、もう一つ来た、ウェーダーの股辺りにも居た、谷に入って10分程度でこの状態ではこのまま釣ってたらヒルまみれ間違いなし。
急いで車まで戻ると更にもう一匹、釣り終わって一匹程度ならもう慣れたが、いきなりの歓迎挨拶は遠慮したい。
北の方の谷を見てみようと思ったが林道が工事で通行止めだ、今年の初アマゴを釣った谷へ入ろうとしたが草が背丈くらいまで伸びていておまけに密集している、ヒルの気配が・・・・その次の谷はなんとか入ることが出来たが気持ちはヒルに怯えていた。
釣り始めるといきなり反応有り、活性は高い様だ、水も透明で普段は少なすぎる水量なので今日がちょうど良い量と言えるかも知れない。
少し広めのポイントで2匹ヒット、一匹は21センチ。

#12のエルクヘアーカディスが調子良い、ばらし、合わせ切れ、かからずも相変わらず多い。
良く出るポイントは有るが「え?ここで出ない?」と言うポイントも有り魚影が濃いのか薄いのか判断しずらい。滝の下でも2匹。

林道の上を川が流れているポイントではいつも魚が出るはずなのに反応が無い、時々流れの隅でも反応が有り合わせると小さなアマゴ、頭と同じくらいの大きさのフライ!!ちゃーんとパーマーク、黒点朱点があります。

谷の出合も出そうで出ないイライラポイント、その先は強烈な藪でこれにて納竿。
車に戻ってウェーダーを脱いでほとんど後かたづけをすませると右手の人差し指と中指の間でまたチクッと来た、どこから乗り移ったのだろう、それにしても小さなヒル、1センチくらいで被害は無かったが帰りにスーパーへ寄る用事があり、人が大勢いる場所でヒルが見つかったらやばいよねえ、悲鳴を上げる人がいたらどうする??(何事も無かったです)とにかく釣れて良かった、「リリーフ谷」でした。

 1、日付        2004/05/15
 2、場所        三重県北部の川
 3、天候        曇り
 4、気温        朝12度、昼20度
 5、水量        7センチくらい増水
 6、濁り         川底は見えるがかすかな濁り
 7、水温        12度
 8、ハッチ状況    ガガンボ
 9、魚種        10匹くらい
10、サイズ      10センチから18センチ
11、フライパターン イエローパラシュート、クランパーノーハックル
12、フライサイズ   #14、#16
先週と同じ谷へ入った、準備をしていると車が一台ゲートのカギを開けて入って行ったので地元の人が仕事に入ったとその時は思っていた(実は餌釣り師だった)。
先週釣った流程の半分くらいを歩いてパスした、なぜなら堰堤が多く足腰がもたないからだ。
林道の分岐点のすぐ上の堰堤から入ったがすぐ堰堤、「しまった!もう一つ上から入るべきだった」仕方なく高巻き、天気は曇りで蒸し暑い、私の予想では風も収まりからっと晴れ渡るはずだったのに実際はヒルが出てきてもおかしくない状況でいやな予感、少し増水ぎみで水も完全な透明とは言えない。
こんな日はニンフが良いのかも知れないがどうしてもニンフボックスには手が行かない、マーカーや錘も持って来なければ良いのになぜ持って来るのだろう、他にも使わないのにベストに入っていると言う物が沢山有ります、フライフィッシャーはそんなもんでしょう。
始めはあまり反応が良くなかったがなんとか一匹目。

ライズも時々有るがスパークルダンにもクランパーノーハックルにも反応しなかった、この谷は厳しい面も有り。流れの速いポイントでは時々釣れる、相変わらず魚は綺麗だ。

低い堰堤では何度も魚は出たが釣れたのは一匹のみ、そろそろ先週釣っていない場所まで上がってきた。
遡行は楽だが枝と蜘蛛の巣には閉口する、ほんのすぐ近くでライズしているのに私と魚のちょうど真ん中に枝が落ちていて近づけば逃げてしまう、あざ笑う様に数匹のアマゴがライズを続ける、悔しい!!

50センチ四方のほんの小さな落ち込みにもアマゴが居て小さいアマゴに遊ばせてもらった、所々フジの花も咲いていて目を休ませる。

谷が2つに分かれていて左の谷へ上がったが護岸の上を水が流れていて釣りにならない所を過ぎるとまた良い渓相になる、時々日が差すものの長続きせず曇ったまま、やはり釣れなくても晴れた明るい日の方が好きです。
堰堤では水面ほとんどに水しぶきが降り何度も何度も魚が出る(つまり釣れてない)一匹釣った後でも魚の反応が有る、雨の増水を乗り越えて堰堤に集まっているのだろうか。

堰堤を越えると谷が狭くなりほとんどキャストが出来ない、そろそろ限界かと思っていると急に狭くて険しくなった。「終了!」

時間はまだ12時だった、少し林道を川上に歩いてみたが流れはまったく見えない
先週は釣り始めた場所まで戻るのに30分かかったが今日はもっと奥まで入っている、「さて、車まで何分かかるかな」着いた時間は1時を過ぎていた。
次は違う谷にしよう。

 1、日付        2004/05/08
 2、場所        三重県北部の川
 3、天候        晴れ
 4、気温        朝9度、昼25度
 5、水量        平水
 6、濁り         無し
 7、水温        11度
 8、ハッチ状況    ユスリカ、カゲロウ、ガガンボ
 9、魚種        7匹くらい
10、サイズ      11センチから16センチ
11、フライパターン オリーブパラシュート、イエローパラシュート
12、フライサイズ   #14、#16
三重県は南北に長く私が住む四日市から三重県南部の川(例えば南のM川)へ行くのは年齢と体力を考えるととても厳しく片道1時間半が限度だ、それでも釣りを楽しむフィールドは充分に有る。
今日入った谷も予想どうりの堰堤乱立状態だった。
林道は入り口で封鎖されているので釣り人が入っているかすぐ解る、車は一台も停まっていないので一番乗り!さっそく準備をすまして林道を歩く、かなり厳しそうな谷に見える。
入渓地点の橋に着くとすぐ上でライズが有る、しかし、前に絡まり後ろに絡まり「あーーー!パス!」時々ライズが有るのに反応はまったく無いまま遡行の厳しい流れがしばらく続く、堰堤も現れて反応もボツボツでばらしも有り、堰堤を越える度に流れが緩やかになり遡行も楽になってくる。
堰堤でやっと釣れてぼうずは免れた。

良く見ると朱点が浮き彫りだ、M川の支流で釣れたアマゴと一緒だ、季節的なものなんだろうか。
浮き彫りと言っても薄い朱色のシールを貼った様な感じです。
短い間隔で堰堤が3つ並んでいる間はさすがに反応が無い、流れはすっかり緩くなり反応が良くなるのに連発ばらし!ライズはけっこう有るがフライにはほとんど反応しない、ポイントの最後尾のアマゴが逃げたらもうそのポイントはアウト、M川ではそう言うことはけっこう少ないのに・・・・・釣り人が多いのかも知れない。
そろそろ釣れ始めたが釣れるのは小型ばかり、でもすごく綺麗だ、朱点が鮮やかなアマゴが釣れた。

堰堤が低くなってきて同じようなポイントがいくつも現れる、瀬、浅い落ち込み、深い落ち込み淵、繰り返し現れる、数匹釣ってもまだまだ先は長そうで、次に来るときはもっと上流から入った方が良さそうだ。

釣れたアマゴは小さいが綺麗でしっかりした体型ばかりで良かった、珍しくティペットを沢山使った。
林道を1時43分に下り始めるとほとんど崩れた炭焼窯跡が2つ有りかなり古い時代に廃業した事が想像出来る。
7回橋を渡り入渓地点に2時17分に着いた、30分以上掛かった、スタスタ歩いたので距離にして2.5キロくらいかな渓相は良いと思う、せめて堰堤が3つまでなら・・・しかし充分「お気に入りの谷」には入る。

 1、日付        2004/04/29
 2、場所        M川「ゴラムの谷」
 3、天候        晴れ
 4、気温        朝12度、昼24度
 5、水量        平水
 6、濁り         無し
 7、水温        10度
 8、ハッチ状況    ユスリカ、カゲロウ
 9、魚種        6匹
10、サイズ      15センチから20センチ
11、フライパターン オリーブパラシュート、イエローパラシュート、スパークルダン
12、フライサイズ   #14、#16
28日に行こうと思っていたが春の嵐が去ってその吹き返しが強かったので29日に行くことにした。
連休の始まりなのでだれも来ないと思われる「ゴラムの谷」に入った、少し危ない場所も有ったが問題なく尾根道に着き谷に下りる事が出来た、釣り始めからすぐに足跡が有った「誰か居る!ゴラムか?」そんな事はない、ウェーディングシューズの足跡のようにべったりとした模様の無い足跡だ。
GWだから一人くらい居るかなこんな谷へ来る物好きが。
しばらくすると魚が出た、先行者の影響は少ない様でその次のポイントで釣れた、流れの端には自生のワサビが有り小指の先ほどの根が付いていた自生のワサビは成長が遅いらしくスーパーで売っている様な物は自生ではまず無いそうで獲るのはやめた「このワサビは何回すればおろせるだろう」「3回くらい??3こすり半?うーん3こすり半ワサビか」(下品ですみません!!)

次のポイントではネット寸前でばらし、先行者はかなり早い時間に入ったのか、私は7時だった。
流れが別れるポイントで3度ほど出るのに掛からず、前回は魚が沢山走って逃げていたが今日は少ない、さすがに先行者の影響か、一匹出るだけのポイントも多かった。
釣れるポイントが前回と同じでちょっとつまらない、底に石が並ぶ所で一匹
小さな落ち込みが点在するところで2匹、浅いポイントで一匹

大きな落ち込みでは木くずが浮いている横でライズが有るが狙いすぎると木くずを
釣ってしまうだろう、長く流すとドラッグが掛かる、微妙な距離・・・
なんとか木くずの端から流して流れが岩に当たる寸前でヒット。

ここが私のゲームオーバーポイント、両側崖で水深も有るので先に行けません、下にも両側崖が有りますが浅い場所を探して遡行してきます、「ゴラムの谷」の核心部。

さて、帰りです、せっかく入渓ポイントを写真に撮ったのに今一解らない「ここなんだけどなあ」
結果的には間違っていなかったのですがもっと目印になるような岩や木を撮るべきでした。
尾根道に着く頃昼のサイレンが聞こえたので尾根道を少し登って見晴らしの良い所で昼食にした。
久しぶりにハーモニカを吹いてみました、青空と新緑と鳥の声、そんな尾根道で釣り人がハーモニカを吹く、誰が想像出来るでしょう、本人は楽しくてたまりません。

 1、日付        2004/04/17
 2、場所        M川「時忘れの谷」
 3、天候        晴れ
 4、気温        朝12度、昼24度
 5、水量        やや減水
 6、濁り         無し
 7、水温        11度
 8、ハッチ状況    ユスリカ、カゲロウ
 9、魚種        12匹
10、サイズ      10センチから22センチ
11、フライパターン クランパーノーハックルダン、イエローパラシュート、スパークルダン、デバイデッドCDCダン
12、フライサイズ   #14、#16
予定では前回行った川の別の谷に行こうと思っていたが車を停めて準備をしていると、細い林道を軽自動車が上がっていく、釣り人かどうかは解らないがもし釣り人だったらアウトだ、私は林道を40分くらい歩かなければならない往復するよりも他の川に行った方が得策と思いM川の谷に行くことにした。
以前その谷に入った時は合流地点からチャラ瀬まで上がったので今日はチャラ瀬の上流へ上がる。
車を停める地点は峠で見晴らしが良い、車が一台停まっているが多分山歩きの人だろう。谷へ下りる小道を軽快に歩くと意外に早く谷に着いてさっそくリーダーを結んで釣りを始める。
上流部に来るのは初めてだがどうやらこちらの方が好きになりそうだ、枝はけっこう多いが谷は全体に明るく険しくもなく遡行が楽そうで疲労も少ない感じ、25000分の1の地図を見てある程度想像したとうりだ
チャラ瀬が徐々に変化を増していくと言う流れで期待してしまうがポツポツ反応があるもののフッキングにはほど遠い、それでも川の良さが気分を良くさせる。さらに流れに変化が増した頃一匹釣れた、しばらくは反応のみで掛からず、

次に釣れたのもこの大きさ、その次はもっと小さかった。

どの魚を釣った時か忘れたが朱点が浮き彫りのように飛び出したアマゴも釣れてその美しさに思わず見とれてしまった、渓を上るにつれて魚のサイズも大きくなってきた、いい調子。

いつもの様にばらしも多く、同じポイントでばらし、かからず、またばらし好ポイントなのに実にもったいない。
フライはやはりイエローカラーがメインでパラシュート、クランパーノーハックル、デバイデッドCDCダン、スパークルダン。大事なイエローカラー専用のフライボックスを落とした時は焦ったが緩い流れだったのですぐ拾うことが出来た。
あのフライボックスを流してしまったら大変大変。下の写真が今日のベストショット。

かなり釣り上がって来たが堰堤は無く綺麗な流れが続く、隣の谷と共にM川の人気釣り場なのに谷には私しか居ない。

もう何匹釣っただろうか20センチクラスが釣れだした、25センチくらいの魚も水中に見えたがフライには出なかった、時々ライズをしている魚にフライを投げても出るだけで掛からない。
少しずつ川が険しくなってきて遡行しずらくなってきた、10匹を越えた頃本日のビッグワン(と言うほどの大きさではないが)

さらに2匹ほど釣って1時に近かったので終わる事にして谷を下る
谷の横にはしっかりとした踏み跡が有りほっとする、釣っている時は解らなかったが炭焼釜跡がいくつも現れる、数年前入った下流域には釜跡は無かったが上流には沢山有る、上流の方が谷が開けているせいだろう10以上は有った。
時々流れの横の水たまりに小魚を見かける3センチ程度の魚が石の下に頭だけをつっこみ胴体の半分見えていたので良くみるとパーマークが有る、小さいのにいっちょまえだねえ。
捕まえて写真を撮ってやろうとネットを構えたらネットの編み目を通り抜けた!!
入った地点に戻り山を登り車に戻る。
林道の途中見晴らしの良いところで解禁の頃入った谷が有る山を眺めた、
「あの山の斜面をはいつくばってたんだなあ」「あの尾根道を休み休み登ったなあ」何本もの谷が山に食い込んでいるのが実に良く見える。

 1、日付        004/04/10
 2、場所        鈴鹿山系の川
 3、天候        晴れ
 4、気温        朝7度、昼?度
 5、水量        平水
 6、濁り         無し
 7、水温        11度
 8、ハッチ状況    ユスリカ、カゲロウ
 9、魚種        3匹
10、サイズ      8センチから18センチ
11、フライパターン クランパーノーハックルダン、イエローパラシュート
12、フライサイズ   #14、#16
初めての川に入ることにしたが結論から言うと「鈴鹿山系の三重県側は堰堤が多い」
まずは水系の主流から入る、取水堰堤の下と上では水量がまるで違い途中までは水量の少なさを心配していたが堰堤を越えてほっとした。
とにかくこの川は急に山岳渓流になっていて釣りを始めると流れの複雑さで閉口した。
魚の反応はけっこう良い、ポイントは多く危険な場所もほとんど無い「出るんだけどなあ」おそらくドラッグがかかっているせいだろう、どうも私には向いてない川かもしれない。
なんとか一匹、写真写りは悪いがけっこう綺麗なアマゴ「ぼ、は逃れた」

林道が川沿いに着いているので堰堤も楽に越えることが出来るが堰堤を
越える毎に魚の反応が少なくなり、数少ないフッキングも合わせ切れしてしまう。
「良し釣れた」と思ったら、「小さい!!!!」
またまた堰堤が現れた、それも巨大二段、とてつもなく高い堰堤、
私はこう呼びたい「ボッタクリ堰堤」と、さすがにその堰堤を越えようとは思わなかった、林道も少し手前で終わっているしじかんはまだ11時前なので同水系の支流に向かった。
川に下りて少し釣り上がるとすぐに堰堤が見える、手前で二度魚が出るがかからず。堰堤を越えるとチャラ瀬の河原が続き好ポイントが長続きすることもなくまた堰堤、いくつか越えた所で普通サイズのアマゴが出た。

さらに堰堤を越えた所から河原に登山道も付きハイキングの人たちが
河原に向かっていきそうだったので先に川に入って前を見るとまた堰堤、
チャラ瀬が終わらないうちに堰堤が現れたのでは話にならないので終わる。
林道を下っていると「釣れました?」と車の中から聞いてくる
指を一本立てて「一匹です」、するとまた「どこで釣れました?」
ひょっとするとフライフィッシャーかな?、いつかこの川で
釣ろうと考えてるかも知れないがこの水系の年券を買うのは
今年だけになるかも知れない、もう一度来てから考えよう。

 1、日付        2004/04/03
 2、場所        M川「ゴラムの谷」
 3、天候        晴れ時々曇り
 4、気温        朝7度、昼?度
 5、水量        平水
 6、濁り         無し
 7、水温        9度
 8、ハッチ状況    ユスリカ、カゲロウ(オオクママダラカゲロウかな?とやや               明るい色のカゲロウ)
 9、魚種        12匹くらい、
10、サイズ       13センチから23センチ
11、フライパターン   スパークルダンイエロー、クランパーノーハックルダン、C              DCダン
12、フライサイズ   #14、#16
2月28日ニ苦労して釣行した谷に入る。
出来るだけ安全なルートを探して入ろうと思っているが果たしてどうなるか・・・
車を停めて支度をして炭焼き小屋の横を歩く、前回と同じだ、すぐに炭焼窯跡があらわれ今日は写真に撮ってみる
M川流域の定番風景
小さな沢をまたいだらそろそろ厳しくなる、植林地帯なので小道が沢山分岐していて迷ってしまう、前回は下の方を通って失敗したので今回は中央突破だ、そのおかげも有って尾根道にはけっこう楽に着いた。
さて、ここからはジグザグで斜面を下りるのだがどこで折り返すかが難しい、幸い踏み跡が残っていたのでじっくり考えて谷に下りる事が出来た。
途中3カ所に黄色いテープを巻いて於いた、もちろん後で回収する予定だがそれは「道を教えないため」ではなくただ単に「ゴミ」だからだ。早速ラインをガイドに通しリーダーを結ぶ、美味しいポイントを目の前にしてこの作業は実にもどかしい
出来れば車を停めた場所でやりたいのだがこの谷に入るときは絶対に出来ない、7フィートの2ピースがつながなくてもとてつもなく長い物に見えてくるのだ。
入って始めのうちはけっこう落差があり小さな落ち込みが多く緩やかになるころ、まず一匹。

大きくはないがいつものように綺麗だ、フライはオリーブパラシュート、定番ですね
前回釣れた分流では魚に先に見つかってしまった、その合流するすぐ上で小さいのが一匹、その奥でもう一匹、今日も量産か?次のポイントはフライパターンを変えてみる。
前日巻いてきたクランパーノーハックルダンのインジケーター付きだ、今まではこのフライのインジケーター無しを使っていたが、なぜか今シーズンこのフライで2度も「見失いヒット」をした。
話によるとこのフライはイマージャーとしても効果が有るそうだ。
同じポイントで2匹連続ヒット、魚の出方はディンプルライズだった、「なるほどアマゴはこのフライをイマージャーとして見ているんだ」と確信した。もう一匹釣れたのでそのフライをパッチに付けた。これでもう見失うことはない。
次に結んだフライは私の超お気に入りのスパークルダンイエローだ、前回サイトフィッシングをしたポイントでは見事に魚に先走りされてしまった、2月下旬に5匹確認すれば今時10匹の魚が居ることは当然かも知れない。
10匹近くのアマゴが私を追い越していった、次のポイントへ向かう。
底に石がポツポツと点在するポイントでは、乗らず、ばらし、ヒット、の3投連続反応が有ってなかなか面白い。
その上には小さな落ち込みが点在していてそれぞれで魚が飛び出して来た。

更に上がってポイントとしてはレベル2なのにけっこう良いサイズのアマゴが出た、でも痩せている
23センチくらい
川幅が狭くなり両岸が絶壁の渓相が時々出てきて厳しい状況、右側の壁に沿って水が流れていて2匹のアマゴが定位しているがドラッグフリーで流すのは私にはとうてい出来ない、何度投げても見に来るだけなんとか手前の緩い流れの魚をとやってみてもばらしてしまう始末。
その流れの向こうをみることは出来るが先に進むことは危険と判断して川を下る
「今日も二桁だ腕を上げたかな??いや違う川が良いだけだプロならもっと釣ってるよ」下る途中にフライを投げていなかったポイントが有って水中で魚がギラッと光った、小さなポイントで2メートルも流せない、キャスティングスペースも少ない、枝を気にしながら3投目でヒット。
納竿の一匹
「そろそろ川に下りた地点のはずなんだけど・・・」黄色いテープを探してウロウロ、
テープは見つからなかったがそれらしい場所で山に登る、しばらくすると尾根道に着いた、尾根道を上がってみたが、それが本日の大失敗の巻きだった。
程なく膝の上の筋肉が痛くなってきた、休み休みでお茶を飲みながらやっとの思いで三角点、途中お茶を飲みながらみた景色には満足した。
三角点には何と林道が!!!「林道が有るじゃん」トボトボと林道を歩きながらも景色は上々だったが林道の終点に到着!「ここまでかよ!」その先はまた炭焼き道だった、薄い踏み跡の尾根道を急降下すると川の音がしてほっとする、そして、朝通った小道に着いた。
結局前回と今回の釣行で解った事は、尾根道まではほとんどまっすぐ行くのが一番安全でマーキングを尾根道に一カ所川に下りた地点に一カ所テープを巻くのが良い様だ。
次にここへ来るのは来年かな?

 1、日付        2004/03/30
 2、場所        M川「炭焼き谷」
 3、天候        曇りのち雨
 4、気温        朝9度、昼?度
 5、水量        平水
 6、濁り         無し
 7、水温        9度
 8、ハッチ状況    ユスリカ、カゲロウ(オオクママダラカゲロウかな?)
 9、魚種        アマゴ小さいのも入れて20匹くらい、
10、サイズ      10センチから20センチ
11、フライパターン クイルボディーパラシュート、パラシュートスパークルダンイエロー
12、フライサイズ   #14、#16
急に休みに決まったので釣りに行く事にしたが天気が下り坂でまとまった雨になるそうなので行き慣れた谷が良いと思った。体力に負担が少なくいつでも帰路に着ける谷、つまりいつもの「癒しの渓」しかない、つい3日前に行ったばかりなので本流も少し釣ってみる事にした。
まだだれも来ていない様で車が停まっていない、空を見ると雲はけっこう薄い、飛行機雲も透けて見えている「しばらくは大丈夫だな」。
支度をして車から少し本流を下って川に入った、もう少し下から入ると民家の流し台からいきなり水が落ちてくる事があるので食事の準備の時間に入るときは注意したほうが良いだろう。
釣っていていきなり頭の上に水がジャー!!と直接掛かった事は無いがビックリしたことは有る。フライへの反応はすぐ始まり、すぐに一匹目が釣れた13センチくらいの元気なアマゴ

竹藪をくぐり次のポイントではそこそこのサイズが出るが掛からず、しばらく大小の魚の反応を楽しみながら釣る、そしてまた小さいアマゴがかかり普通サイズは掛からない、いつの間にかカゲロウの群が上空を舞っている・・・しかしライズは全くない、カゲロウを一匹ネットで捕獲して
観察するとけっこう大きくやや濃いグレーで腹が少し薄いグレー、フライで言えば「クイルゴードン#12」の感じだがクイルボディーパラシュート#16を結ぶ、谷の入り口で良いサイズが出たのにまたバラす。
次に小さいのをまた釣る(小さいのはばれんのか???そうではない小さいのはもっと沢山出るのだ)
支流に入いるために林道を歩く、いつも入るポイントの直ぐ下にも良さそうな落ち込みが有るので静かに下に回って見ると魚が居た「こいつを釣ってやる」一投目で見に来て3投目で掛かった、しかしその魚体は痛々しく痩せて尾びれがすり切れてエラぶたも傷んでいた、写真も撮らずすぐリリースした。
しばらくは小さい魚の反応しか無かったがぼつぼつ釣れ始めた、そう小さいのが・・・「おっと出た普通サイズ!あ!切れた」リーダーとティペットノ結び目で切れていた、これはフライフィッシャーとしては大きな減点だ、懺悔その一「すみませんあの魚がフライを外せず死んでしまったら私のせいです」
その後も小さいのを釣りまた普通サイズが掛かった、今度は合わせ切れでフライだけが着いていない、これも減点、懺悔その二「すみませんあの魚がフライを飲み込んでしまって死んだら私のせいです」
時々薄日が差すことも有ったが9時半過ぎからポツポツと降ってきた。
相変わらず小さいアマゴが釣れる、釣れない時には魚が釣れた場所を思い出すのは簡単だが、沢山釣れる時のポイントはほとんど覚えていない、やっと釣れた20センチのアマゴはなかなか綺麗だった。

ついに雨が本降りになって来たがもうすぐ堰堤なのでせめての区切りとしてもう少し釣る。
堰堤の少し下でまたばらし堰堤でも小さいのが釣れて普通サイズは掛からず。
雨もますます本降りになったので林道に上がる、その時一匹のカエル、「お!!今日もカエル」歩き始めてしばらくするとカエルの鳴き声がするので見回してみると「おおお!なんと」ヒキガエルの3段積み今日のは動きが激しい、写真を撮ろうとしたら直ぐそばにもう一匹、写真はやめて歩き出した、そしてまたカエル「どれだけいるんだこの谷は」そして最後にとどめの一匹、結局今日見たカエルの数は7匹「ラッキーセブンがまがえる」かーーーー!

 1、日付        2004/03/27
 2、場所        M川「炭焼き谷」
 3、天候        晴れ
 4、気温        朝5度、昼?度
 5、水量        平水
 6、濁り         無し
 7、水温        8度
 8、ハッチ状況    ユスリカ、カゲロウ(マエグロヒメフタオカゲロウかな?)
 9、魚種        アマゴ13匹、
10、サイズ      10センチから22センチ
11、フライパターン クイルボディーパラシュート、ユージャアル、エルクヘアーカディス、パラシュートスパークルダン
12、フライサイズ   #14、#16
早番土曜出勤が2回続いたのでまた夜勤明けの釣行となった、すこしきついが前回の様な無理はしない。
家を出てすぐにデジタルカメラを忘れた事に気づき取りっきりカメラを買うことに決めたのに最後のコンビニを通り過ぎてしまう「今日は変だぞ!」。
で、お気に入りの「癒しの渓」に入ってみた、幸いな事にまだ車が停まってはいない、ひょっとすると途中で釣り下って来る餌釣り師と出会うかも知れないがその時は他の谷に入る事にしているのでとにかくはいる。
支度をして林道を歩き、川に下りてリーダーを結ぶそしてフライを・・・
「あ!!イエローカラー専用のフライボックスが無い!!」それは私にとっては一大事だが「たまには良いか」やはり忘れ物が多い、小学校の頃通知票によく書かれたものだ「忘れ物が多いですね」性格の本質は変わらないもんですなあ。
最近巻いたフライを入れたボックスにイエローパラシュートがなんとか2個入っていたので結んでキャストするといきなり反応有り、さい先良し、なのに反応ばかりでなかなかフッキングしない「俺って下手だねえ!」プロならもう5、6匹釣ってるだろう。どこで釣ったか覚えていないが(いつもそうです)なんとか一匹掛かった。
早速「取りっきりカメラ」で気分良く写真を撮るがその時点では気づいて居ないことが後で発覚する。
キャスティングスペースがほとんど無いポイントで魚を発見、まだ気づかれていない、何度も小枝に引っかけながらもまだ魚は居る、フライはユージュアルだ、ぜひ一度このフライで釣ってみたいと思っていた、しかしそのフライは水に浸かる
事無く、地味な花を小枝に一輪咲かせてしまった。
数匹釣った後大石の横の深みにユージュアルを投げてみたらついに魚が掛かった、写真を撮ろうとして「ちょっと待てよこのカメラは・・・マクロはないはず、ファインダー見て大きさ合わせて30センチに寄っても無駄じゃん」多分それまでの写真はボケボケなはずだ、カメラの能力に頼ろうかな(無理か・・)。
とにかく、ユージュアルのファーストヒットでばんざい、そして魚も20センチを超す様になった。
どこからか焦げた様な臭いが・・・最近炭を焼いたんだろう。
一つ目の堰堤では反応が有るものの掛からなかった、流れが複雑でドラッグが掛かりまくりで苦手なポイントだ。
こういう時にためにオレンジハックルとゴールドフラットティンセルを巻いたエルクヘアーカディスを沈めて引っ張ってみたが何の反応もない、そのフライで釣れた暁には「エルクヘアーダンケルド」と名付けたいのだがまだまだかな。
堰堤を越えた所でもそのフライを投げると確かに反応が有る、「いつかこのフライで・・・」パラシュートスパークルダンに変えて次のポイントに投げると掛かった、そしてもう一匹、またもう一匹。
下で釣った20センチサイズよりも綺麗なアマゴだ、成魚放流のアマゴも充分綺麗だった。
「そういえば他の釣り人が居無いなあ」3月の土曜日に川を貸し切りとは、これで釣れなきゃ変だよねえ
2つ目の堰堤までは反応は少なくそのまま越えた、その奥にはいかにも魚が居そうなポイントが多かったが
なぜか反応が無い、大きなフライを使っていた事にも原因が有ったのだろう、3つ目の堰堤間近でフライを小さくしたら(それでも#16)反応は有った、堰堤の下ではライズも少し有って3匹釣って反応も良く真っ黒のアマゴも出てきたがばれた。
今日の釣りを通して見るとかなり多くの魚が出た、やはり成魚放流の魚がたくさん残っているのだろう解禁直後に厳しい状況が続いたのかも知れない。
林道を歩いていると炭焼き小屋の横には切りだした枝や丸太がうずたかく積まれていた近いうちにまた炭が焼かれるだろう。
ほんの小さな沢を上がってみると20センチほどのアマゴが1メートル四方にも満たないポイントに居たが反転流に定位しているためお見合い状態だ、一旦はそこを通過したが戻る時にもまだ居たのでフックキーパーに掛かっていたサイドワインダーをキャストすると「でた!!あ!!」でしくじった。
この距離(3メートルくらい)この角度(私が見下ろして魚からも見える)出るとは・・
また林道を歩くとフライフィッシャーの姿有り、挨拶をして話をしてみると「ひょっとするとおいかわさん?」
「そうです」時々掲示板に書き込みをしてくれるよっしーさんだった、少し話をして「ではまた」とまた林道を歩くと、視界の中に黒い固まりが有った、思わずのけぞってしまった「ギョギョ!!」それは・・・・・・・・2匹のヒキガエル、交尾してるのかな、待てよ最近出てきたばかりだろ、「君たち!もう少し暖かくなってからにしたら?」そうか「ラッキーガマガエルのダブルだ!!!!」


2段のヒキガエル、この写真だけぼけてないなんて・・・

 1、日付        2004/03/13
 2、場所        M川「箒谷」
 3、天候        晴れ
 4、気温        朝1度、昼13度
 5、水量        平水
 6、濁り         無し
 7、水温        6度
 8、ハッチ状況    ユスリカ、黒いカワゲラ
 9、魚種        アマゴ1匹、カワムツ1匹
10、サイズ      10センチから12センチ
11、フライパターン イエローパラシュート
12、フライサイズ   #16
前回のしんどい釣りはこたえたので今日は楽にのんびりと釣りをしたいために時々入る谷の堰堤の下へ入った。
天気も良く川も綺麗で虫もたくさん飛んでいる、本流との出合のすぐ上から入るがライズは無く魚も見かけない。
時間もまだ早いので焦りはないがまったく反応無しもちょっと寂しい、ベストシーズンならば魚が出そうなポイントは多い、上るに従って枝が多くなる、ヤブ沢には慣れていたがついに本物の竹藪までが川面を覆ってきた、一番厄介なヤブ沢だ。
2センチほどの小魚もけっこう居るがおそらくカワムツだろう、竹藪を何度もくぐり枝をかき分け・・・「ちっとものんびりしてないよーーー!」おまけに堰堤まで現れる始末、低い堰堤で良かった、なんなく乗り越え。
いかにも釣れそうな流れは続きカワムツの群れが居るがロッドが振れない。
やっとロッドが振れそうな流れにフライを落とすと2匹のカワムツが寄ってきて大きい方がくわえた。

どうやらカワムツオンリーの流れのようだがとにかく次の堰堤まで上がる
所々丸木橋や小道が着いているので安心、それにしても魚は少ない、隣の谷ならば充分アマゴが居る標高だが堰堤の影響かも知れない、4月、5月になれば良いかもしれないがその頃はきっと強烈なヤブになっている事だろう。
堰堤下は魚の気配はまったく無かったのでいつもの場所へ上がるがやはり反応が無い。
「日陰が多いからまだ時期が早いかな」突然小さな反応が有ったが合わせられない、貴重な当たりをミスって「どうやら今日の釣果はカワムツ一匹か?」気が付くと鼻水とくしゃみが続いている、今年は花粉症が出ないので安心していたのについにやって来てしまった。
小さなポイントだが「ここには絶対居る」と確信を持ってフライを投げて3投目、岩のブラインドからフライがまた見えた時に魚が出た、小さいアマゴだがちょっと納得。

いつもならばそろそろ終わるポイントだが時間が有るので一つの沢を上がってみるとけっこうロッドが振れる、他の2本の沢は遡行するだけでロッドが邪魔になるほどの流れですぐ堰堤に当たる。
魚が居そうなポイントも多く魚も一匹確認した、。
「さて帰るか、車まで遠いぞおお!」谷の中では時々風に悩まされる程度だったが谷を出ると強風が吹き荒れていた。
しかし、みょうに気持ちが良い、景色も最高。遠くには融けかかった雪山、
「春よ来い!!」

 1、日付        2004/02/28
 2、場所        M川「ゴラムの谷」
 3、天候        晴れ
 4、気温        朝1度、昼12度
 5、水量        平水
 6、濁り         無し
 7、水温        6度
 8、ハッチ状況    ユスリカ、黒いカワゲラ
 9、魚種        アマゴ4匹
10、サイズ      10センチから23センチ
11、フライパターン オリーブパラシュート、CDCダン、ノーハックルダンセグメントクランプタイプ
12、フライサイズ   #16
今日も天気が良くなりそうなので前回入れなかった谷に逆ルートから入ることにする。いきなり炭焼き小屋がある、地図によると破線の道が付いているので安心していた、ところがそれがとんでもない細い、道というよりも登山道以下、炭焼き道と思われるが杣道、さらに獣道までレベルが下がっていく、そしてついに道が解らなくなりその頃すでに山の斜面を高巻きしている状態だ、「参ったなあ、またかよ!!」一度本流に下りてみたがけっこう変化の有る渓相で川通しはきつそうだ、また山の斜面にとりついてなんとか目指す谷に着いた。
谷の向こう側には細い道が見える、安心して谷へ入る、渓相はなかなか良い、かなり良い。
「これなら今日はぼうずでも今度が楽しみだ」(その時はそう思ったが・・・)
魚は見えないが良い落ち込みがたくさん現れてワクワクしてくる。
流れが別れていて水の少ない方で魚がゆっくりと出た、思わず早合わせをしてしまってかからない。
そのまま水の少ない方へ上がってみると、小さなプールが有り真ん中辺りで魚が出た、フッキングしてネットに入ったアマゴをみると黒っぽい、サビの有るアマゴを釣ったのは初めてだ。

流れはまた合流してしばらく行った所で魚を発見、良くみると数匹いる、スパークルダンを投げると小さめの魚が寄ってきてUターンしたのでティペットを7Xに落として#18のスパークルダンを付けようとしたらスレッドでアイがふさがっていた、CDCダンにしてみるが無視された、ナチュラルのCDCを左右に分けて付けたCDCダンを投げると寄ってきてくわえた、この時期にこんな釣りが出来るとは・・・

ますますこの谷が気に入った。
しばらく魚が出ないまま釣り上がって行く、フライをノーハックルダンセグメントクランプに変えてみる、このフライはノーハックルサイドワインダーのウイングを簡単に巻きやすくしたバリエーションで使うのは2度目くらいかも知れない、小さなポイントで魚が釣れた、明るいポイントだったのでフライが見えたが見失うと二度と見つけられないほど地味なフライだ、フロータントを施しそのまま使うとけっこうなじみが良く浮力も長持ちする、次のポイントは日陰で目を凝らしてフライを追っていた、数投目はフライを見失った。「あれ!どこへ行っちゃったかな??」とピックアップすると、なんと!魚がかかってる、しかもなかなかのサイズ、23センチくらいかな、痩せている。

魚が居そうなポイントが続くが出ない、狭い廊下状の流れになってちょうど良い頃と思ってやめることにした。
「さて今度は4月に来ようかな」と谷を下って道を帰る、本日のメインイベントはその後にやって来た。
道はそこらじゅうで崩れている、「がーーーーん!またか!!」斜面にへばりついて進む「むむ!この体勢何処かで・・」
ロードオブザリング2と3に出てきたスメアゴルだ!!おまけにそこら中に猿の糞。
ここで川柳を一つ「高巻きに これ見よがしの 猿の糞」猿が羨ましい!。
道はさらに大崩れ、ついにロープを使うことにした。やっとやっとの思いで崩壊地帯を抜けた。
次は国道を車まで戻る、釣果だけならば勝った時の高見盛の様に胸張って歩けるのに実体は疲れてトボトボ歩きになってしまった。
結局この谷も二度と行けないかも知れない。

 1、日付        2004/02/21
 2、場所        M川「ツチイナゴ」
 3、天候        晴れ
 4、気温        朝5度、昼18度
 5、水量        減水
 6、濁り         無し
 7、水温        6度
 8、ハッチ状況    ユスリカ、黒いカワゲラ
 9、魚種        アマゴ1匹
10、サイズ      14センチ
11、フライパターン イエローパラシュート
12、フライサイズ   #16
数日前フライを巻いたその夜ドライフライでニジマスを釣った夢を見た。
天気に恵まれて春のような日が続くが今年の冬は雪が多く積もり未だに山の頂にはたくさんの雪をためているが私が入ろうとしている谷の源流はほとんど融けている様だ。
まずはまだ行ったことがない谷に入ってみようと車を走らせたが、「私有地につき無断通行を禁止」の看板が有った、間違ってはいないはずなのだが今回は他の谷に入る、相変わらずの減水で魚も見えず、と思っていると魚が居た、その魚はすぐに川底で停まり良くみるとカジカだった、当然フライへの反応はまったく無い、減水のその上に谷は三つに分かれているのでそれぞれの枝谷はチョロチョロとしか流れていない、お手上げ!車に戻って田圃のあぜ道を歩いていると、
なんと!!ヘビ!「こら!まだ早い!!」魚より先にヘビとご対面してしまった。
前日の意志(好条件の日に放流される支流には行きたく無いなあ)に見事に反して、成魚放流された支流に車を走らせてしまった、ううう・・・ん、くやしい。
しかしそこには多数の釣り人がひしめいていた、「魚より釣り人の方が多いかもしれんぞ」と、挨拶と同時のコメント、早速入ってみる、釣り下って来た人のすぐ上に入るとすぐに釣り上がる釣り師がいて、そのほんの数分の間に林道を上流に向いて歩く釣り師が二人、こんなにたくさん釣り人を見るのは初めてだ、「やめ!!」。
また車に戻り前回アマゴを一匹確認した谷に行くことにした、集落で葬式が有った様で私の車は葬式の車の列に挟まれてしまった。あーーーーあガックリ。
なんとか支流に着いて川に入る、誰もいない、この落差はなんだ??
とにかく釣りを始める、魚は見かけない、「またぼうずかな」そんな気持ちがどんどん増幅されていく。
前回アマゴを見たポイントのすぐ近くに良さそうなポイントを発見、しかし気が乗っていないせいか、魚が出たにもかかわらず「あ!出た!」と思うだけで体が反応しない、ますますぼうず濃厚気分なので悔し紛れに魚が出たポイントの写真を撮る

さて、堰堤に到着、改めて見るととても高い堰堤だ、3段に別れているが全部合わせると10メートルを超えるのではないか?
覚悟を決めて高巻きにかかった、何分かかっただろう、やっとこさ越えた、しかしその直後不安が押し寄せる、「帰りはどうする??」
最悪の場合また下りるしか無いと開き直り堰堤の上流を釣る。
流れの状態は良く石が綺麗で虫もたくさん付いていそうな気がする、落ち込みで魚のアタックが有った、そのすぐ上の落ち込みでまた出てついにフッキング、慎重にネットに納める。

2004ファーストフィッシュ!!(ちょっと小さいが・・・)
先日の夢は正夢だった!
そのすぐ上にはなんと!橋、「橋??道が有るのか??地図には無いぞ!」
橋の下にはいかにも魚が居そうな深みが有りフライを投げるが魚は出なかった。
林道はどこにつながっているのかまったく解らないので堰堤はやはり逆高巻きで下ることにしたが、これがまた・・・登りの倍以上きつくて怖くて大変だった、
釣れたから良かったものの・・・あのポイントには二度と行けません!!

 1、日付        2004/02/07
 2、場所        M川「迷い谷」「ツチイナゴの谷」「箒谷」
 3、天候        曇り時々晴れ一時雪
 4、気温        朝0度、昼3度
 5、水量        減水
 6、濁り         無し
 7、水温        3度
 8、ハッチ状況    
 9、魚種        
10、サイズ      
11、フライパターン 
12、フライサイズ  
2004年の渓流シーズンが始まった、以前から目を付けていた(つもりだった)
ある堰堤のすぐ上に流れ込む支流を探ってみる事にした。
当然の事ながらこの時期にこんな支流で釣課を出す様なエキスパートではない。
昨年この支流の枝沢にはいって綺麗なアマゴを2匹釣ったので「ここの本谷ならもっと良い釣りが出来る」。
天気はまあまあだが寒い、道も所々雪が残っているので遠回りで車を停める場所に向かった。
準備を済まして川を上がると谷は雪を被っていて水温は3度、期待のかけらもない、少し行くと魚が走った、アマゴにしてはまだ標高が低いはずだが黒っぽくてカワムツの目印の「背中の長方形のマーク」は無い様に見えた、それに、まだそこは昨年も通った地点だ。
その先の倒木帯を越えればまだ行ってない場所だ、魚はまったく見えないと言うよりも減水の影響か石にはベージュの苔の様な物がゆらゆらしていて川の状態は良くないと見える。
目標地点の枝沢との出合はなかなか現れないまま堰堤の着き、すぐに橋が有る、「あれ!、橋?橋って事は林道?じゃあ枝谷の出合は?」枝谷は確かに有った、が、釣りが出来る様な枝谷ではなかった。私は思いこみをしていたのだった、昨年釣り上がったのは本谷だった!!
林道を使うと車まで遠くなるので登ってきた谷をそのまま下る、春になると魚が出るのが不思議なくらい魚の気配が無い。結局ラインをガイドに通す事は無かった。
時間が有るのでもう一つ谷を上がってみるが川の状況は同じで魚は見えない、まだ上がった事がない倒木帯を越えてしばらく行くと巨大な三段堰堤が有った、ガックリ、と、前を見ると緩い流れの中にアマゴが一匹、#18のスパークルダンを投げると着水と同時に・・・「逃げた!!」また谷を下る。
ついでにもう一本!、今度は川の状態が良いがやはり魚は見えない。
雪が時々降って来るがまるで綿埃が落ちるくらいのスピードで不思議だ、
餌釣りの人が車で上がって行ったので終わる事にした。
こうして私の渓流シーズンは開幕した、ファーストフィッシュはいつになることやら。