フリーダムによるエクセル講座

 

 

  1. まずはエクセルを開きましょう。
  2. エクセルの左上の"ファイル"をクリック、その中の"開く"をクリックしてください。


  3. そして"ログデータ"を開きましょう。ここで、右下の方にあるファイルの種類をすべてのファイルにしないと"ログデータ"は開かないので注意しましょう。


  4. 開けると"ウィザード"なる物が勝手に起動します
    カンマ、タブetcを選んで次をクリックしましょう。


  5. 続きです。”コンマ区切り”に印を付けて完了です。


  6. さあ!これでログデータがエクセルに取り込まれました。
    本番はここからです。心して下され

  7. まずは先頭に5行、挿入してください


  8. 次に画面の位置を手本に、列を挿入してください


  9. このままだと見難いので、手頃な列幅に調節してください


  10. さて、最初の難関です!
    今、貴方が使っているフリーダムのスロットルMAPの数値を参考に表を作ってください
    2行目に 5、10,15・・・100 とフリーダムの目盛りの数値を書き込みます
    1行目には その値を10倍した値を書き込みます。
    ここで注意すべき点は、最少の値を0に、最大の値を1000ではなく2000にして下さい。
    これは全開時にスロットル開度が100%を超える場合がありますのでその対処です。


  11. 次にデータに見出しをつけてあげましょう
    ログ表示を行うと、出てくる 1.回転数・・・・ のあの順番で見出しをつけていってください
    面倒な時は、さっき挿入した列にだけ、回転数、吸気圧、スロットル開度、外部電圧を書き込んでください。
    下の図では、手抜きの方で書いてあります。


  12. さあ!!いよいよ佳境?、計算式行って見ましょう!!
    A6セルに”=int(B6/500)*500”と書き込みます
    この式の意味は、B6のセルの値を500で割って、端数を切り捨てて、500を掛ける
    と、言う意味・・・つまり500刻みの数字にするって訳です


  13. 次は、C6セルに”=int(D6/50)*50”と入力


  14. 次は、H6セルに”=lookup(I6,$A$1:$S$2)”と入力
    こいつの意味合いは、I6の値をA1〜S2までの表で参照って意味で
    つまり、非直線型のスロットル開度ピッチの場合に予め作っておいた表を基に
    値をはじき出す大技なのです。


  15. 次は、O6セルに”=if(P6<50,100,0)”と入力
    この式に意味合いは、P6の値が50より小さいのなら、O6に100を、でかけりゃ0を入れるって意味
    この式は今後更にいろんな応用に使えるからしっかり覚えておくべし!!
    例えば、2度進角をテーマにするなら、”2”と”0”にすれば良いし、
    噴射量が1.18倍でログを取ったのなら”1.18”と”1”にする使い方もありますよ。


  16. 次は基本操作、式の入っているセルの右下のあたりにマウスポインタを持っていくと、
    +字になると思います。
    そこをつまんで、下までドラッグしてやると、式がどんどんコピーされて下まで入っていきます
    さっき入力した式の入ったセル、全部やってしまいましょう。


  17. 11で手抜きをした方はここで、見出しをつけましょう
    とりあえず”a”と入力して今度は右に抓んでドラッグ!
    これで、見出しは全部”a”になったはず。


  18. ここで遂にお待ちかねのピポットテーブルの登場!!!
    ”データ”の所の”ピポットテーブルとピポッドグラフ レポート”って所をクリック


  19. すると、下の画面になるので、”次へ”をクリック


  20. データの範囲を指定します
    書き込む窓の右の方に何か赤い絵が書いてある部分をクリックすると
    全画面表示になって、欲しい部分を選んで、また赤い部分をクリックしましょう
    (言葉では伝えきれないよこのこの感覚は・・・・)
    そんでもって完了クリック


  21. とりあえず、こんな画面になりますんで、左の方の白紙の表の縦軸に回転数を、
    横軸はDなら負圧を、スロットル制御なら、アクセル開度を入れましょう
    真ん中の広いところには外部電圧を入れます


  22. するとこんな風になります
    ここで、フィールド(真ん中の広い所)で右クリックをして
    フィールドの設定を平均にしましょう


  23. これで、それぞれの領域での噴射量1.18倍でのお気に入り度が
    表になります。


  24. さて、ここで、ひとまず完成ですがもっと突っ込んだ考えをしてみましょう。
    16の計算式を”1.18”と”1”で行って同様にピポットテーブルで表にしてみましょう
    領域によって”1”〜”1.18”まで分布すると思います。
    この表をコピーして、FCS4の噴射MAPと掛け合わせれば、噴射MAPが完成します
    しかも、完全に気に入った箇所は”1.18”に近くなり、あまり気に入らない部分は”1”に近くなります。
    つまり、なだらかな噴射倍率を得る事が可能なわけです。
    同様に、点火を2度進角で行った場合も”+0”〜”+2”まで滑らかに進角MAPを作る事ができるわけです。