パソコンで間取りを書こう!

自分で出来る間取り作り

皆さんはこのホームページをご覧になっていると言うことは、パソコンをお持ちですよね。今ではパソコンで簡単に間取りを作成して、3Dでそれを確認出来るソフトが数多く出回って来ました。便利になりましたね〜。
住宅メーカーと打ち合わせをする前に家族で夢を膨らませたり、間取りの打ち合わせ中に、おかしな所がないかチェックしたりするときに非常に便利です。また、手持ちの家具を新しい間取りに配置したり、間取りに合った家具を配置して新たに家具を買い足したり、照明器具を選んだり、壁紙を色々変えてどんな具合になるかなど、色んな事が出来ます。せっかくパソコンを持っているのなら、それを利用しない手は無いでしょう。またプレーステーション用ソフトにも、間取り作成ソフト(ゲーム)があります。これもそれなりに面白いので紹介します。

  タテドキと言うソフト(映像をクリックすると大きな絵が表示されます)

 タテドキはリクルートから出ている2Dの間取り作成ソフトです。ウィン用があるかどうかは解りませんが、マック用ではこれが最高に面白いソフトです。結構自由度が有りほとんどの間取りを作ることが可能です。しかも、CADの知識は一切不要で部屋や窓の全てはドラッグアンドドロップで作成出来ます。家具や建具などのパーツもそろっています。一番面白いのは診断機能で、風通し・採光・収納・方角・広さそれぞれに対し診断をしてくれます。これがなかなかあなどれないのです。私も何度となくこれのお世話になりました。
 簡単に使い方を紹介します。

まず敷地を設定します。初めに土地区分(第1種住専等)・土地の広さ・建坪率・容積率・土地の広さ・隣接する道路の広さ・方角を設定します。この時、自分の取得した土地の大きさと形をしっかり入力しましょう。家以外にも外構もタテドキで、ある程度作成出来ます。土地はドラッグアンドドロップである程度の形に設定できますが、凸凹した土地は作成できません。

 次に間取りを作成して行きますが、マス1目盛り半畳分です。間取りの入力法は、使用目的(LDKや書斎等)を決め広さを選択して後は部屋をドラッグして場所を決めます。左図の様に凸凹とした部屋も作成可能です。また部屋の四隅を引っ張ることで広げたり狭めたりすることも出来ます。さらに角を引っ込める事もできます。この時の注意として、壁面後退や崖条例など考慮して配置しましょう。またフローリングやマットの色も、ここで決めます。

 この様に各部屋を配置してゆき家の間取りを決めます。和室や床の間、押入や階段もドラッグアンドドロップで配置するだけです。この時黒枠で囲われている所が1部屋です。廊下など続きの変形した所は、四角を2つ以上つなげ境界を削除して下さい。
 これだけでも随分間取りらしくなってきましたね。

 次にドア・窓を配置して行きます。建具ボタンをクリックすると建具ダイヤロクが表示されます。引き違いドアや襖、引き違い窓や出窓など、一般的なものはそろっています。選択してOKを押すと、図面上に現れますので、方向をあわせて壁に張り付けて行きます。この時、壁から浮いていたり離れていると、窓やドアとして認識してくれません。この時開閉方向に注意しましょう。トイレや風呂は外開きのほうが、お年寄りに何かあったとき、開かなくなることがありません。

 ここまでで1階部分は完成です。このソフトは3階建てまでできます。2階以上は1階のある部分に部屋を作ることができます。次に設備と家具を設置してみましょう。建具の時と同様にコンロや浴槽、ソファーやサイドボードを部屋の好きな位置に配置します。この時に、自分の現在持っている家具を配置し、それから買い足さなければならない物を配置しましょう。その時、ドアの開閉と窓に家具がかからないように注意が必要です。

 はい出来上がり。左の間取りは私の家の間取りです。タテドキで簡単な外構のイメージも作成できます。これをタテドキで採点してもらいます。各部屋の採光、収納、広さ、方角等様々な事を採点してくれますが、トイレや浴槽にまで収納を要求してきますので、参考程度に聞いておきましょう。ここまで約30分で作れます。マウス操作のみで作れますので簡単ですよ〜。
 実際に私はこの間取り図でハウスメーカーの営業マンと打ち合わせをしました。
家具を間取りに配置してみると、部屋の大きさやコンセントの位置等よくわかります。また、土地の大きさに対しての建坪率・容積率のチェックもできます。さらに、庭の広さや外構のイメージもこのソフトでチェックできます。

 このソフトは2年ほど前に使用したものなので、バージョンが上がってもしかすると今は3次元で作成出来るかもしれませんが、平面だけでも充分使えます。

  マイホームドリーマーと言うソフト

 このソフトは3Dで家を作ります。とても良くできたソフトで、簡単操作で間取りを作成する事が出来ます。またウオークスルーが可能で、作った家の中を歩き回る事ができます。しかし、壁の厚さや階段の段数や角度、天井高等、メーカーの仕様と多少家についての知識が必要です。おそらく今1番売れているソフトでしょう。プロとバージョン2がありますが、バージョン2のほうが安くてお手軽です。さらにこのソフトのすごい所は、素材集の中の外壁材やクロス、ソファーやユニットバスなど実際にメーカーの協力によって作成された物を使える所です。特に積水ハウスの素材はグルニエEXのデーターになっていて、同社で建てる場合は重宝しそうです。他にもカリモクやTOTOなど色々出ています。ネット上にもダウンロード可能な素材も用意されています。これ以上詳しいことは、リンク集のマイホームデザイナ〜のページを見て下さい。注意ですが、マック版はありません。ウヲ〜クスル〜と言ってもかなりイライラするコマ送りです(ペン2の450Mhzで)

このソフトはレイトレーシングで3Dを書きますので、ご覧のような照明効果が得られます。しかし、部屋の質感は今一でしょうか。ウヲ〜クスル〜もコマ送りでちょっとイライラしてしまいました。操作性はCADの流れを汲む物でちょっと難しいかも。
映像はマイホームドリーマーPROのものです。

  マイホームドリームと言うゲーム

これはプレーステーション用ゲームソフトです。ゲームと言うよりも間取り作成ソフトと言って良いでしょう。操作はタテドキとほとんど同じですが、凸凹とした1部屋は出来ませんので、若干単調な間取りになってしまいます。しかしこのゲームのすごい所はスムーズにウヲークスルーが出来る事です。壁紙を選んで、各部屋を3次元的に歩き回る事が出来ます。さらに、ドアを開ける音まで表現されます。入母屋と切妻屋根が選択出来て、外構もそこそこ作れます。また、家の価格も見積る機能があります。私の家をこのソフトで作った所、1〜200万の誤差は出ましたが、結構正確なので驚きました。しかしゲームですので、これで打ち合わせをしようと思うと、ちょっと厳しいようです。家族全員で家や間取りを作って家族会議を開くなんて使い方が面白いでしょう。ザ・ベストで出ていますから、2500円位で買えます。これは買い!ですよ

 左がマイホームドリームの画面です。私の家のリビングと和室を作ってみました。他のページで実際の部屋を紹介しますが、ゲームでこれだけ出来ればたいしたものです。
 コントローラーで部屋をストレス無く歩き回れるんですから結構はまって遊んでしまいました。ただプリントアウトができない。