語句説明集


光熱費    
 展示場での冷暖房はたいがいセントラルヒーティング(家全体を常に暖めてやろうと言うシステム)になっているで はないだろうか?これがくせ者で1月1.5万位光熱費が掛かるらしい(某輸入住宅系ハウスメーカーの営業談)この値段安いの?なを埋め込みのクーラーは修理と壊れたとき大変だ。もしメーカーでこれを進めてくるようならちょっと疑ってみよう!(何をじゃ〜)


在来工法

 木造軸組工法で木の柱で家を持たせる昔ながらの建築工法。家自体が軽く出来るので、昔は柱を地中に埋めてその上に屋根を葺いていた(弥生時代)その後、石の上に柱を固定し床を張るようになった。家自体が軽いので屋根を重くして重しにしていたとか、、、。基本的に柱で家を支えているので、柱の組み替えで間取りを自由に変更出来る。筋交い(ばってんにする補強)によって家を強くしているので、これが一番大切!現場に行って筋交いチェ〜ク!


2X4(つ〜ばいふぉ〜)

 基本的に柱はなく木の箱を釘等でつなぎ合わせて箱を作る工法。面で家を支えるため横力に強い。しかし面を開口部としてしまうと、支える物がなくなるので構造的に非常に弱くなってしまうため、大きな窓をたくさん付けられない。また機密性が高い反面、空気の流れがなく、室内だけでなく壁内にも湿気が溜まりやすく、結露の原因にもなるらしい。

鉄骨軸組工法

 軸が鉄骨で出来ている以外は基本的に在来工法と一緒。筋交いは鉄筋で出来ており、在来工法は横力に対してしっかり踏ん張るのに対し鉄骨軸組はある程度しなりを持たせることで倒壊や鉄骨のゆがみを押さえている用だ。鉄骨を使っているので錆びが心配だが、塗装が2重3重にほどこしてある(塗装が傷を隠すように溶けるらしい)。最近はアルミ合金の軸組が認可された。(軽そう〜)

ここで担当した営業マンが、最後まで我が家の担当になる

 ハウスメーカーの営業マンは、1軒契約を結ぶと相当ボーナス等で還元されるそうです。しかし逆に言うと、契約が取れなければボーナス0なんてことも、、、、ノルマもあるし。だから住宅展示場で一度接客した営業マンは最後まで(本契約までか引き渡しまでかは各社あるようです)担当になるのです。担当によってその後のすすみ具合は全然ちがいますよ〜。慎重に選びましょ。

布基礎

家の外側及び1階の壁のある所だけに基礎があり、それ以外は土むき出し又は防水シートで湿気を押さえた基礎。土地のN値(強さ)があっても、下からの湿気が上がってきてしまい床下には良くない。また、地面の硬さが一様でないと(ほとんど一様なんでないが)不同沈下をおこし、基礎に亀裂が入り、家がゆがんでドア等が開きにくくなる。(布基礎で良いことなし)

べた基礎

家の外壁から内側すべてをコンクリートにして、面として重さを支える。また不同沈下が起こっても家全体が傾き、建具等には影響がない。また面圧(1平方m当たりの加重)が軽減される。しかし鉄筋が入っていないと、基礎に蓋をしただけなので効果は半減する。(絶対べた基礎の方がいいよ〜)

集成材

木片を接着剤で接着して柱にしたもの、一般には同じ断面積の檜より1,5倍の強度があると言われているが、どうなんでしょう?また30年以上接着剤は、はがれないと言われていますが、30年たった集成材はまだありませんよね。湿気を帯びたりしたら、やっぱり割れるんじゃないかな〜(だって木は呼吸してるんだもん)。それに木の場所によって樹液があちらこちらから浸みているのはいいのかな〜。ずれや歪みが出ないのは魅力だけど、、、、

天井高さ

最近は各社とも天井高を高くしてます。2400〜2750位まで実に様々。天井を高くすると広々して良いんですけど、冬は暖かい空気が登ってしまいます、、。がやっぱり高い方が広々して良いですよね〜、ただ心配なのは2階との隙間(防音、断熱効果)です。しっかりその辺はチェックしましょうね。

外壁

最近はデザインサイディングが多い様です。(模様付きの外壁材)従来多かったリシン吹き付けは(サイディングボードにリシンを吹き付けた物)10年に一度位でメンテしなければなりませんが、デザインサイディングはその必要がないので経済的?です。しかし標準仕様は12ミリの所が多い(リシン吹き付けと値段は変わらない)のですが、彫りが浅く家自体がのっぺりしてしまいます。16ミリ厚はほしい所ですが、約10〜20万の追加工事費がかかります。

サッシ

断熱サッシとはサッシの枠が断熱効果が高くなっていてペアガラスはガラスが2重になってる物です。最近は標準になってきましたが、その効果は絶大で、ガラスの近くに居てもほとんど冬の場合ほとんど冷気は感じません。さらに結露も全く起こっていません。(我が家の場合)しかし出窓は単層ガラスなので、結露を起こしてしまいます。さらに良いサッシとしては、内側のサッシの部分が木質になっている物です。断熱効果もさらにすぐれ、結露も防げ、一番良いのは見栄えがいいですよね〜(いいな〜)

ベランダ

昔は2階の吐き出しに鉄で出来たベランダユニットを乗せるものが多かった様に思うんですけど、今は一体型が多いですね。ただ気を付けたいのが排水です。多くはFRP 製で排水穴が1〜2箇所ありますが、ここを詰まらせてしまうと雨漏りの原因になります。(ベランダガーデニングは要注意)また大きいベランダを付けて屋根より外へ突きだしている場合、雪が直接ベランダに落ちてしまいます。雪は相当重いですよ〜。またそれが溶けた時の排水状況も要チェック!

和室

 従来の和室は真壁(柱がむき出し)に塗り壁(下地、中塗り、仕上げにジュラク等何層にも塗る)でしたが、これは木造軸組工法でなければ、構造上出来ません。そこで2X4等の和室は大壁(柱のない洋間と同じ作り)にクロス張り(ジュラクロスなど塗り壁の偽物クロス)になります。(これは畳部屋と言うべきた)しかし、最近の木造在来工法でも大壁和室にしている所があります。和室における柱は構造体の一部でもあり、インテリアでもあると思います。あるメーカーに
「ここは在来工法なのに何で柱が見えないだ!見せられない柱使ってるんか!」

と言ったら、営業マンは無言でした(爆)。また鉄骨軸組(クボタ等)は鉄骨の周りに木を張り付けて真壁もどきにしているようっす。

ジュラクをはがして塗る

 ジュラク壁は私の家では断熱材の上に格子状に板を張り、下塗り、中塗り(グレーの塗り壁が多い?)上塗り(ジュラク)の3回塗りをしていた。ジュラクそのものは2〜3ミリと薄く、壁の塗り厚は全部で3〜4センチ位にもなっていた。3回ジュラクを上塗りすると4回目からは剥がれ安くなるそうだ。それでジュラクの部分を一度剥がし、再度仕上げ塗りをするらしい。ジュラク自体は薄いので、以前より明るい色を塗ると下の色が出てしまい、きれいに仕上がらなくなるそうだ。少しずつ濃い色をメンテでは塗っていこう。