語句説明集


ドルビーデジタル
ドルビーラボラトリーズ社が開発した音声の圧縮技術です。普通のスレテオ放送をサラウンドにしてしまうドルビープロロジックサラウンドもここ開発でDOLBYと名の付く物はここで開発されている。この方式はデータの圧縮率が約1/10と高い。
DVD標準音声なのでほとんどのプレイヤーで信号出力のでき5.1チャンネルの音声が独立して再生できる。



DTS(ディーティーエス)
デジタルシアターシステムズ社の開発した音声圧縮技術です。圧縮率が約1/4なのでデコード(解凍)したときの情報量が多く高音質であるが、コスト面、容量面では割高になる。
 今の所DVDのオプション音声なので初期のプレイヤーや格安プレーヤーが対応していない場合がある。
DTSの中でも様々な形式があって、DTS-ES,DTS96/24,DTS-Neo6等がある。このNeo6のネオは映画マトリックスの主人公Neoから命名された物です。



光ケーブル
音を電気信号に置き換えるのがアナログとすると、光 デジタルは、音を光の強弱によって置き換えます。
アナログに比べ、音声信号が劣化なく伝送できるため、高音質な音が再生できます。
また、送れるデータ量も多いため、サラウンドのように5.1ch分の別々の音声データも、送ることができます。
電気信号として置き換えるので、色々な所から発生するノイズ や、電気の強弱(電子レンジを使うと、一瞬暗くなったりしますよね〜)の影響で音に影響してしまうんです。
また電気を流すことによって磁気を発生させますが、この磁気もノイズの原因となります。
しかし光は電気的なノイズと無縁なので、ノイズの発生を抑えることができるわけです。



プログレッシブ

これについては次ぎのページで相当説明してありますので、詳しくはそちらをお読み下さい。
ではせっかくクリックして頂いた方に申し訳ないので、少々ここでも説明します。

プログレッシブとは1秒間に60コマ表示されているのが今の放送なのですが、1コマ1コマちゃんとした絵を表示する事ができるのがプログレッシブと言います。
そんなの当たり前じゃないかとおっしゃる方もいるでしょう。でも当たり前じゃないんです。
プログレッシブに対になるのがインターレースですが、これは先程の1コマが1枚の絵の半分しか表示されていないんです。
2コマで1枚の絵を表示していますから1秒には半分の30コマの絵しか表示されていないと言う事なんです。
今の地上波放送(普通にやっているテレビ放送)はこのインターレースなのです。




D2端子
これについても次のページで説明しているのですが、D1よりD2端子の方が偉いのです。
D2端子以上の端子でないとDVDの持つ実力を発揮させてやる事が出来ないのです。とここではそれくらいに思ってください。
詳しくは後程!



5.1ch

これは本文中でも説明しているように、セリフ用にセンタースピーカー1つ、前にフロントスピーカー2つ、後ろにリアスリーカーを2つで5個のスピーカー、さらに重低音用にウ−ハ−と言うスピーカーを1つで6つのスピーカーを使った物が5.1chなのですが、最後のウ−ハ−は総ての音の信号を鳴らすのでは無く、ある決まった音域の低音だけを鳴らすので0.1チャンネルと数えられて5.1chになるのです。
余談ですが(このページ自体余談なのですが)6.1chと言うのもありまして、これはリア(後ろ)のまん中にもう1本スピーカーを増やすのですが、そうする事でより臨場感のある音になります。

先程からch(チャンネル)と言っていますが、これは音が記録されている本数だと思って頂けるとよいでしょう。
DVDには6本のスピーカーを個別に鳴らすデータが入っていると思って下さい。
ですから、ただ単にスピーカーを増やしただけでは5.1chにはならず、それを読み取り、スピーカーをコントロールするアンプが必要になってくるのです。それがサラウンドアンプと言われる物です。




ドルビーデジタル
ドルビーデジタルは今までのビデオに収録されている方式で、前方がセンターと左右、後方に1チャンネルのサラウンド方式でホームシアターではドルビープロロジックとも言います。
私が始めて買ったサラウンドアンプはもう15年位前にソニーの
TA-AV450と言う物で、この当時はサラウンドと言えばプロロジックでしたね〜。当時はこのアンプで笑っていいともを見ると、まるで観客席にいるようで、周りのひそひそ話しがうるさくってステージの声が聞きにくい位の効果にびっくりしていましたが、(かなり大げさですが、本当にそんな感じですよ〜)今ではプロロジックも2が出て、リアはモノラルでは無くステレオになってより普通の放送でも臨場感が味わえるようになりましたね〜
ただ、音質はやはりデジタルの方が断然上で、細やかさとクリアーさはカセットテープとCD位の違いは有ります。


デコーダー
このデコーダーは今までもちょくちょく出て来ていますから、もう何となくお解りになっているかもしれませんが、
DVDに収録されている圧縮された音声信号を元に戻すのがこのデコーダーの役割です。パソコンで言えば解凍ソフトに当たりますね〜。これとは逆に音を圧縮するのはエンコーダーと言いますが、普通の家庭で音声を圧縮する事なんてありませんよね〜。
サラウンドアンプにはこのデコーダーと、1つ1つのスピーカーの信号をスピーカーに伝える6個のアンプが入っています。



DSP
DSPとはデジタルシグナルプロセッサーと言うもので、音声や画像などの処理に特化したマイクロプロセッサと言う事なんですが、、、、ヤマハのそれは音場のシュミレーションと言うかその空間でどのような音になるのかシュミレーションするプログラムを言ってるような違うような・・・



ACC(Advanced Audio Coding )
●AACはMPEG (Moving Picture Experts Group )が開発したマルチチャンネル対応音声フォーマットで、正式には“MPEG2‐ AAC ”と言います。
従来のドルビーデジタルサラウンドの音声圧縮フォーマットと比べて高音質を維持したまま圧縮率を高めることが可能なため、5.1ch などのマルチチャンネル信号をデジタル放送で送信するのに適しています。
現在のBS デジタル放送に採用されていて、BSデジタル放送の5.1chデジタルサラウンド番組を堪能するには、このACCを搭載したサラウンドアンプが必要です。
今後2003年後半には地上波デジタル放送が始まりますが(今の所予定)、ここでも音声の圧縮はACCが採用されるはずです。
DVDだけを考えると必要はないですが、今から購入するなら是非ACC対応のものにした方がよいでしょう。



ファントム6.1ch
これは説明の必要があるのかわかりませんが、私の所有しているアンプは6.1チャンネルでは無く、疑似6.1チャンネルなんです、これをファントム6.1chと言っているようです。
しっかし、今度の新製品は定価が安くなってなおかつ完全6.1chになってるんですから、、、
しかたがないですが、ちょっと悔しい!



Bデジタル
BSデジタルとは、放送衛星(BS)からのデータをパラボラアンテナで受けてテレビに映し出すもので、と書くと
「今までのBSだってそうじゃないか〜!なのになぜデジタルが付くんじゃ!」
とおっしゃる方がいるかもしれませんが、今まではNHK(BS1、BS2、アナログハイビジョン)やWOWOWがBS4先発機を利用して、アナログ方式で放送を行っていました。

2000年に打ち上げられたBS4後発機では、アナログ方式ではなく、デジタル方式での放送を開始したのです。
映像データをいったん圧縮して衛星から放送し、それを受信した家庭の受信機で圧縮を解除(デコード)する方法で、従来のアナログ方式の1チャンネル分を使って、アナログ方式と同じ品質なら4〜8チャンネル分、ハイビジョン画質の放送(HDTV)でも2チャンネル程度を放送できるのです。

この圧縮されて送られてくるデータを受信してデコード(解凍)出来るチューナーがBSデジタルハイビジョンチューナーなのです。
ですので、BSデジタル対応のチューナーでないと受信できないわけです。