私が選んだハウスメーカー
色々悩んだハウスメーカー
いままで言いたい放題書いてしまいました。皆さんのお役に立てればと思い始めたページでしたが、かえって混乱させてしまったかもしれません。
ここでは私がハウスメーカーを選んだ過程を紹介します。なおこのページに書いてある事は、あくまでも私個人の好き嫌いです。皆さんは、自分の目でメーカー選びをしてください。
ある日、かみさんと何気なく住宅展示場に行きました。家はゆくゆく建てるつもりでしたが、まだ頭金が貯まっておらず、すぐに建てる気は無かったのですが、漠然とお金を貯めていても張り合いがありません。そこで、目標と夢を膨らませるために、住宅展示場へ足を運んだのでした。
家に近くにあるハウジングセンター30棟あまりと車で1時間範囲内のハウジングセンターや個別のモデルルーム。おおよそ80軒のモデルルームを見ました。初めは、行くと粗品が貰えるのが嬉しかったのですが、だんだん家の事が解ってくるに従って、営業マンと話をするのが楽しくなってきました。加えて自宅にパンフレットが貯まって行くに従って、家がほしいと本気で考えるようになったのです。
メーカー選びはイメージが大切
その頃私は、構造の事などさっぱり解りませんでした。しかし、人生で一番高価な買い物なので、偽物やイミテーションは絶対いや!と言う気持ちがありました。
こうした気持ちで家を見たとき、自ずとメーカーが絞られてきました。
私が選んだハウスメーカーは
東日本ハウス・住友林業・エスバイエル・高杉工務店・西条工務店・クボタハウス・カナディアン2X4・ミサワホームの8社でした。その他のメーカーは展示場のイメージがパットしないか営業マンがいやな感じで頭からはずれました。また気のせいかも知れませんが、心拍数が上がって耳がもんもんするので2X4の多くはパスでした。家の作り方にもよるでしょうが、、、、以下の各ハウスメーカーの印象を書きます。
エスバイエル
モデルハウスの感じが良く、2X4特有の空気のこもり感(耳がもんもんする)がなかった。壁内に卵の容器のような物が入っていて壁内の通気を良くしてる。坪単価が安かった。全体的に豪華さがない。営業マンが国のプロジェクトに添った家だと言っていた。(生協推薦だったかな?)
住友林業
設備のバリエーションは天下一品。柱はすべて集成材を使用する。全体的にとても良くまとまっている。ベランダがアクリル製で貧相(私のみたものは)。市場調査はきっちりしている。値引きはかなりしてくれそう。
高杉・西条工務店
本格的な木造軸組。どっしりとした和風住宅。和室の綺麗さは流石。本物の持つ風格がある。気密性にかけそう。洋のまとめ方は古くさいくセンスはあると思えない。
クボタハウス
展示場の雰囲気はGood!。照明がくらかった。鉄骨軸組なので和室の柱は鉄骨の周りに木材が張ってある。営業マンが親切で他社メーカーの悪口を言わない人。鉄骨立て込み時、傷が付いたところから錆びるのが不安。
東日本ハウス
営業マンが他社メーカーの事を批判しない所が好感もてました。必要以上にひつこくないのも良かったです。本格的な木造で総檜造りで特に和室は趣があった。天井高が2650ミリでメーカートップの高さで広々感があった。断熱材も平均以上の厚さであらゆる面で平均以上。このメーカーには新木造と言う工法があって、2X4と木造軸組工法の両方を兼ね備えたものがあった。値引きは一切応じてくれない。ベタ基礎が他社よりしっかりしていた。構造は一見しただけでしっかりしていて何より木が綺麗だった。
カナディアン2X4
すごいの一言。まるで海外の様な家。3層構造で木製のサッシが良いが開口部が少なくサッシも半分はめごろし。断熱材の厚さが半端じゃない(150ミリだったか200ミリだったか?)一番あこがれるメーカーだった。子供部屋にガラス張りの風呂があったのはたまげた。現実離れしたモデルハウスに引いてしまった。木材が沢山使われていたのが良い。セントラルヒーティングのランニングコストが気になった。坪単価を聞いたらお話にならなかた。モデルハウスと現実とのギャップが激しすぎ。
ミサワホーム
サッシがMウッドと言う木質系素材が使われていて良かった。蔵のある家はあんな高さのないつかいずらい物はいらないと思った。予算をいったら鼻でわらわれて、その予算じゃ無理ですと言われた。
以上です。モデルハウスと営業マンと言うのは、家を決める上ですごく重要だなっと、あらためて思ってしまいます。
最終的に住友林業と東日本ハウスになり、どちらか迷っていました。
住友林業は対抗心むき出しでかなりの値引きに応じてくれましたが、そこがひかかった所でもありました。前にも話しましたが、集成材と言うものを信じていなかったので
「30年たった集成材で建てた家はありますか?」
「ありませんが、おそらく接着剤は剥がれません」
この会話で住友林業はパスになりました。ごめんなさい。
結局は、本格的な和室がほしかったので木造軸組工法に絞られたようです。和室は日本人の心が作り出した静の調和がとれた空間です。日本建築をと思い思い知り合いの宮大工さんに頼みましたが(私は三重県に住んでいるので伊勢神宮の宮大工さんに知り合いがいた)ちょうど忙しい時期で頼めませんでした。蛇足になってしまいますが和室は洋間にすぐ直せますが洋間は本間(和室)には出来ません。
もちろん軸組工法よりも2X4のほうが気密性も高く、地震にも強いことは知っていました。そこで東日本ハウスの新木造システムにしました。これなら2x4の強度と気密性を兼ね備えた本格的な和室が両立出来るのです。またこのメーカーは他社とは違い間取りの打ち合わせから後々のメンテナンスまで、営業マンがすべての窓口となって処理してくれます。また、大工さんや左官屋さん等の関係業者は社員同然に扱われ、東友会と言う組織に所属し(この名前はこの辺だけかも)、助っ人や臨時の職人さんは使わないのです。これは、質の良い仕事を約束してくれる事だと思いました。
以上、私が東日本ハウスを選んだ理由です。あまりここで書くと宣伝をしている様でいやなのですが、以後は沢山文句が出てきますのでここでは宣伝しておきましょう。
今は自分が東日本ハウスの家のオーナーになって満足しています。(あくまでも今はですが、、、)
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