食器洗い乾燥機の取り付け方

いよいよ我が家にも、食器洗い乾燥機がやってきました。
日本ではまだ普及率10パーセント程と言う事ですが、これはなぜでしょう?

その理由は2つあると思います。
1つ目は日本の食器は形が様々で、洗いにくい事です。
西洋では、食器の形も一様であまり深い物もないようです。
食器洗い乾燥機で洗いやすいので、簡単に綺麗になる。
さらに日本人は米を主食としていますので、これがなかなか落とし難いのです。

日本のメーカーが、日本の食文化に合った製品を作る前に、外国製品が輸入され、日本の食文化、住環境に合わない製品をつかわされ、
「綺麗に落ちない、うるさい、光熱費がかかる」
と言った印象が根付いてしまったのかもしれません。

2つ目は、「何となく手抜きをしているようで〜、、、、」
と言う理由で導入できないと言う方が多いようなのです。
日本には専業主婦や家事は女性がするものと言う風潮が男女問わず残っているおうで(私もそうかもしれませんが、、、、)その気持ちが導入を控えさせる原因のようなのです。

冷蔵庫、洗濯機、掃除機、今では無くてはならない物なのですが、きっとその内、食器洗い乾燥機も無くてはならない物になるのでしょうね〜。


前置きはさておき、今回は食器洗い乾燥機の取り付けを詳しく書いてみたいと思います。
いつもは後付けでホームぺ−ジを作っていますので、写真もきちんとしたものが残ってないのですが、今回はこのページを見越して写真を撮っておいたので、結構写真ばかりのページになりそうですが、出来そうだな〜と思ったらチャレンジしてみて下さいね。

食器洗い乾燥機って、買って来ただけでは取り付けが出来ないんです。
水(お湯)と電気を繋がなければ動かす事が出来ないんですが、この水(お湯)が曲者で、通常は左の様な分岐水栓と言う物を付けなければならないようなのです。
私がヤマダ電気に行った時の事です。
「工賃は無料ですが、分岐水栓が1万円位で、見積で2000円頂きます。」
「にゃに〜!見積で金を取るなんて聞いた事が無い、しかもこんなもん付けたくない!把手が上に上がるし、みてくれが悪いじゃないの〜」
「それでは単独で蛇口を付けさせて頂くと、材料代が13000円で工賃は1万〜2万程になります。」
「にゃに〜!たけ〜!!本体とは別に3万以上掛るのか〜」

と言う事で、自分で付ける事になったのでした。


まずは、取り付けの前に自分の家の環境はどうなっているでしょう?

はい、これが我が家のきちゃない所です。
御覧の通りお湯と水が単独でみえますね〜。
つまり、このピンクの方のお湯を分岐して蛇口をつければ良いのでしょう

ただし矢印のあるように、2箇所に分岐をいれる事ができそうです。
簡単なのは「こっちにする〜」の方だろうな〜。

楽勝楽勝(^ー^)
早速材料を調達してきま〜す。


使う材料は以下の通り、これだけです。
上の管状の物は、温水を通す配管です。我が家では1Mの繋ぎの管が必要のようです。1000円位です。
左から
蛇口の水もれを防止するパッキン100円
お湯を2又に別ける蛇口2300円
シンク上に取り付ける蛇口2600円
防水用のテープ100円?
以上合計5000円程です。

この金額で取り付けができれば安いものですよね〜。


それではここからは順を追って書いてゆきます。

我が家はこの位置に付けます。

初めに忘れてはならない事は元栓をしっかり閉める事!
そして、台所の蛇口を開いて、水の圧を抜いて作業を始めましょう。


ガムテープを貼り蛇口を置いてみて位置をマジックで書きます。
まん中にポンチ(とがったキリみたいな物)で印を付けて、3,5mm程のドリルで下穴を開けて、後は25mmのホールソ−と呼ばれる歯で穴を開けます。
ドリルの先端に付いている物がホ−ルソーです。2000円位です。

ゆっくり、水をかけながらますぐに穴を開けます。


はい、出来上がり。簡単簡単!!

次は下の配管をしてみましょう。
ここはマイナスドライバーでお湯を止められるようになっていますので、その頭の部分だけを外します。
この時、元栓を閉めてあっても水が出て来ますので、何かで受けた方が良いでしょう。


口にシールテープを巻いてからノブをしっかり閉めます。

次はシンクに付ける蛇口〜。
この様に念のためシリコン系のコーキング材を使ってみました。
蛇口に水が掛っても、これなら下に漏れる心配はありません。
使っている物はバスコークと言ってDIYショップなら何処にでもあります。

このようになります。
矢印の所は回す事が出来るのですが、今は思いっきり緩めておいて下さい。
ここがキーポイントですよ〜。(失敗者は語る)

流しの下から見ると右の様になっていますので、配管をここに締め込みます。
その時、シールテープを巻き、100円のパッキンを入れ、配管に付いているゴムパッキンも忘れずに〜

配管をしっかり閉めても、シンクにある蛇口はぐらぐらでしょう。
それで良いのです。
最後に左の部分を締めこんで、しっかりと蛇口を固定します。

左の部分を初めから閉めておくと、配管がしっかり締まっておらず、水が漏れてしまいます。

はい!
これで配管完成です〜。
どうです?簡単だったでしょう〜?
分岐水栓を蛇口に合った物を選べば、もっと簡単にできると思います。
でも、ノブの高さは高くなるし、自由に回せなくなってしまう場合もあるし、なにより配管がうっとうしい(我妻談)ですよね〜。

上記の方法は汎用ですので、お湯を取る所が解れば、簡単にもう1つの専用蛇口を作る事が出来ます。

これを応用すれば、水の方を分岐して清水機を付ける事も簡単にできるのです。

シンクに穴を開ける。
賃貸では出来ない事ですが、マイホームなら、ちょっとした手間をかければ、見た目もすっきりできると思います。

是非チャレンジしてみて下さいね。