マイホーム手前味噌

  ホントに本音のマイホーム良い所・悪い所全て紹介!

 今まで散々色んな事を、皆さんにお伝えしてきました。
「じゃあ、あんたはどんな家に住んでるんや〜!」
と、思われている方はたくさんいると思います。実際
「どんな家に住んでいるのですか?ぜひ済み心地を教えて下さい。」
と言うメールを沢山頂きました。そこで、ここでは手前味噌ではありますが、私の家へのこだわりの本音と、実際の家と、その済み心地を皆さんにお伝えしようと覚悟を決めた次第です。
 大した家では無いので、皆さんがっかりせずに見て下さいね(@@)

  私の家へのこだわり

 そもそも、私の家は衝動買いの様なものでした。家はほしかったのですが、古来の在来工法もよかったし、輸入住宅もよかったのです。1つだけ決めていたのは、作るからにはイミテーションではなく、本物の家を建てたかったのです。私がマイホームの計画をしていた頃は、丁度輸入住宅が爆発的に増えて、欠陥がテレビ等でやっていた頃でした。輸入住宅に出来なかったのは、そんな理由からでした。また、先にも述べたように、本物を求めた結果、本間(塗り壁・真壁の和室)は木造在来工法でしかかなわないと思ったので、総檜の木造在来工法の東日本ハウスに決めたのでした。

 せっかく注文でマイホームを建てるのですから、建て売りにはない、世界でたった1つの私の家族のために設計された1棟を、と思い、色々営業マンと話しをしましたが、ハウスメーカーと言うものは、(東日本ハウスだけかもしれませんが)融通が利かないもので、なかなか思い通りにはなりませんでしたが、予算の許す限り、わがままを言ったつもりで、今は我が家に満足しています。

 総合的な率直な感想!
  総合的な率直な感想を言えば、値段だけのことは有る家だと思っています。中には安くて良い家も有るでしょうが、基本的な構造から、使われている材料等、安い坪単価の家は安い材料を使っているようです。
 私は1階と2階を完全に分けて考えました。1階は家族がくつろぎ、お客さんを通す場所なので、こだわって作りましたが、2階は家族が寝る場所だと思っていますので、ほとんど標準のままです。
特に夫婦の寝室については、別の所でも述べましたが、広い必要は全く無いと今でも思っています。

 機能的には、ペアガラスの効果は絶大で、冬に窓の近くに居ても、一切寒さは感じません。さらに、防音効果もすごく、閉めていれば外の車の音もほとんど聞こえない位です。しかし、夏場はかなり暑く、ペアガラスも効果は一切ないようです。確か輻射熱と言ったと思いますが、これを防ぐには、外にすだれをするのが良いでしょう。かなり違うはずです。
 ペアガラスの窓はとても重いので、リビングのサッシ(H=2500W=1350)の枠が壊れないか心配です。
 1階はまだ良いのですが、夏場、2階は締め切っているとかなり暑く、窓を開けておかなければ居られません。こんな時、換気扇を2階の天井にでも着けておけば、屋根裏の熱せられた空気と共に、2階のこもった空気も排出できたな〜と思っています。
 電気代は照明のほとんどをインバーターにしたおかげで(エアコンもインバーター)普通の家よりは3000円程度安そうです。が、照明器具が高いのでいつになったら元がとれるやら、、、、
 一番皆さんに勧めたいのは、リビングの板張りです。これはかなり良く、湿気を調整してくれていることが、はっきり解ります。その時、ニスのような木の呼吸を妨げる塗料は塗らない様にして下さい。せっかくの木の良さが失われてしまいます。しかし、そのままではかなり汚れていまうと思います。私も5〜10年後には、表面を削ろうと思っています。
      次に、マイホームの紹介をしていきたいと思います。

 玄関
玄関でこだわった所は、以前買ったラッセンの絵を、何とか良い場所へ飾ろうと思い、絵専用の照明を付けた所ですかねー。でもあんまり皆さん気が付かない様でがっかりしています。
それ以外は檜の腰板を貼った事です。これが以外に効果的で、一気に高級感がでます。下までクロスだと、子供がきちゃない手で触ると思ったのですが、、今は子供は居ません。
最後に、リビングへのドアは格子物にしてみました。玄関ホールがとても明るくなりますよ。
でも、掃除が大変!

リビング・ダイニング

 リビング・ダイニングでこだわった所は赤松の板貼りです。これは本来、天井用らしいのですが無理を言って、壁と天井すべて貼ってもらいました。この板は厚さが5センチあり断熱効果抜群です。それと、湿度調整も行ってくれるので、99年の梅雨時期、外は雨でも家の中はからっとしていました。
 冬もペアガラスとこの板貼りのおかげで、結露もなく乾燥せずに快適でした。難点を言えば、赤松なので板がだんだん赤くなってしまった事と、夏場エアコンをかけると、板の継ぎ目(組んである所)がみしみしと鳴る所位で、これは良いですよ〜
 それと、16畳のLDを、区切りを無くし1間にしたことで広々しています。ほんとは、ダイニングとリビングを分けようと思っていたのですが、建具(ドア)の部分にたれ壁が来ると、開けた状態でも部屋が2間に分かれたような感じがするのでやめました。
木を貼る方向にも気を付けました。横に貼ることで、奥行きが出ると思い、床、壁、天井全てを同じ方向で貼ってもらい、とても広く見えると思うのでが、、、、どうでしょう?
 エアコンは、大きい物を1つにしたかったので、200Vを用意して15〜17畳用を付けました。風通りが良いので、年に数回しか使いませんが、台所のドアを開けた21畳が1つのエアコンで充分すぎる位冷えます。機種は霧が峰です。
最後に私はたばこを吸うので、熱交換換気扇をリビングに付けました。これが結構うるさいのですが、エアコンと合わせて使うと効果はそこそこあるようです。フィルターの汚れは毎月掃除してやりましょう。(@@)

客間(和室)

 和室のこだわり!檜の4寸の通し柱と6寸の大黒柱。壁はジュラクの塗り壁。天井は杉の板貼り。床の間の天井はあじろ天井。縁側は檜の板張り、天井は琵琶湖あしの天井。座卓は紫檀。とこだわった物の、ほとんど使うことなく、冬の縁側はかみさんの温室になっています。ここのおかげで胡蝶蘭が3年も咲きました(^^)
 今はお客さんが来たときだけ使っています。1度だけこの部屋で寝ましたが、ホテルの様でとってもリッチな気分です。しかし、新築の時は、畳がかびて緑色になってしまいました。1度陰ぼしをして、アルコールで畳を拭いたら直りましたが、皆さんもかびたらやってみて下さい。

キッチン

 キッチンのこだわりは、私の担当では無いのでおかみさんにバトンタッチします。
初めて皆さんにお目にかかります。かおるまんの妻です。キッチンのこだわりはあまりないんやけど、対面キッチンにしなかったのが、とても良かったと思います。理由は臭いがリビングにいかないことと、油が結構飛ぶので、リビングがきたなくならない事。システムキッチンの高さを指定出来たので使いやすい高さに出来たこと。嫁入り道具の食器棚、冷蔵庫、レンジ台を考えてレイアウトしたので、すごく収まりがよかったことです。あと、台所と廊下の間の戸を格子のガラス戸にしたので、廊下が明るい所です。それと、システムキッチンに面した壁はお気に入りのタイルとボーダー(飾り模様のあるタイル)を貼ったので、掃除が簡単で気に入ってます。それと、システムキッチンの上にコンセントを付けてもらったので、電気ポットやミキサーなんかが使いやすい所です。
 使いにくい所は、キッチン上の収納が高くて手が届かない所です。

はい、ご苦労さん(^^)おかみさんでした。あまり無いと言いながら、結構こだわっていましたね(最後まで、うち合わせで決まらなかったのがキッチンでしたね)
 キッチンの使いやすさは、これからずっと使う上で、とても大切だと私も思います。毎日毎日ごはんを作って頂だくのですから、出来るだけ満足のゆく様に配慮したつもりです。

風呂・トイレ

 私はあまり風呂が好きではないので(毎日入っていますがカラスの行水)あまりこだわりは有りません。が、メーカー標準ではあまりにも寂しかったので、大理石(人造)の物を入れました。こだわったと言えば、足の伸ばせるシンクと換気扇です。ユニットバスとはいえ湿気はカビの原因です。タイマー付きの換気扇を付けて、風呂から出たらタイマーを回す様にしています。
 トイレもあまりこだわりは無いのですが、2階のトイレは家族しか恐らく入らないと思い、思いっきり冒険をしたクロスを使いました。いかがですか?照明も雲をイメージしてみました。便器も雲を意識したものだったのですが、おかみさんに「ちょっと、強烈!」と黄色のカバーをかけられてしまいました。トホホ、、、

2階子供部屋

 子供部屋は2つ、どちらもボーダーを使い、子供部屋らしくかわいくしました。ここのこだわりは、ボーダーから下(床から90センチ)は洗えるクロスを使っています。子供がクレヨンで落書きしても、洗えるクロスだそうです。しかし、子供ができたら、模造紙を貼ったコンパネを一面に貼るつもりなのですが、、、
子供部屋は、あまり柄がない方が良いそうです。白い壁は想像力を養い、落書きする事で脳が発達します。どうか子供が落書きをしても怒らず、落書き出来る環境で育てて上げましょう。

納戸

 我が家には、4さおもタンスがありまして、これを入れるにはクローゼットでは足りず、6畳1間をタンスに占領されています。かえってその方が良かったと今は思っています。理由は、タンスにコートをしまう前に影ぼし出来るし、(タンスやクローゼットへ、脱いだばかりのコート等を、すぐにしまってはいませんか?これは湿気がクローゼット内にこもりやすく、カビの原因になってしまいます。ぜひ影干ししてからしまってくださいね。)窓も有るため換気ができます。掃除もしやすく、いざとなれば、元々部屋ですから、色々な使い方が出来ます。

外観

家の外観はやはり気になる所でした。第3者から見える唯一の場所だからです。しかし、間取りやメーカーの仕様で思い通りにならないのも外観ではないでしょうか。私の家は16ミリのサイディングにしました。メーカー標準は12ミリのサイディングかリシン吹き付けでしたが、あまりにも彫りが浅かったのです。18ミリの物の方がデザイン的にも良かったのですが、あまりにも高かったので、16ミリに落ち着きました。一番思い通りにならなかったのが、外壁だったと思います。もお少し予算に余裕があれば、タイル(レンガの様な)を貼りたかったのですが、、、、、

照明

照明で気を使った所は、出来るだけインバーターの蛍光灯にする事です。電気代と寿命を考えての事ですが、これがなかなかデザイン的に種類が少なく、照明そのものが割高でした。しかし、今では満足しています。それと、家の照明を全体的にダウンライトを多く使い、すっきりさせるように気を使いました。と言うか、マイホームにダウンライトがあるとなぜかリッチな気分と言うか、ホテルみたいと言うか、なぜか強いあこがれがあったのです。
 リビングの照明は高演出色(暖色系)を薦められ使いましたが、リラックスするには良いのですが、壁や天井の赤松の板が赤くなるにつれて、段々暗くなってきた様な気がします。次、玉(蛍光灯の玉)を変える時は、蛍光灯色のワット数の少々高い物を入れようと思っています。