後編
前回のあらまし

元汲み取りだった僕は元汲み取り族になり、元汲み取り警部になったのであった。


本編


翌日、習慣である便ちゃん観察をしようと思うと、意外な結果が元汲み取り警部を待ち構えていた!
そこには、すべて底に(ギャグじゃないよ)沈んだ便ちゃんが、3人も無残に横たわっていたのだ。しかもふやけ方からして、かなり身を硬くしているらしい。

「ん〜。なぞだ、、、、。」

元汲み取り警部は、その場に立ち止まったまま、タバコに火をつけ、大きく煙をくゆらせた。するとそこへ、元汲み取り警部の相棒、元から水洗の妻警部補が

「トイレでタバコをすっちゃ駄目っていったでしょ〜!!。」

と、すごいケンマクで怒鳴っている。
(や〜れやれ。また人が一人痛い目をみるのか〜、、、、、、。)
元汲み取り警部は、小さな換気扇に目をやり、そこへタバコの煙を吹きかけると、タバコを携帯灰皿でもみ消し、おもむろに事件現場を後にし、元から水洗の妻警部補の元に歩み寄り、頭を何回も下げていた。まるで、水のみドリの様に(最近見なくなったな〜)

次の日、元汲み取り警部は事件現場の横のリビングで、事件解決の糸口を探していた。
私の記憶が確かなら、、あの日、ひさしぶりの肉料理、そして次の日に事件は起こった。
水より比重の重い便ちゃん。それも、その日はたった1回しか便ちゃんは現れなかった。
そして昨晩、、、
焼肉を食べた翌日も、、、、、
皆さんはもうお分かりですね。
元汲み取り警部は、毎日2回便ちゃんをしていたのに、肉を食べた翌日は、必ず沈む便ちゃんをしていました。それも、硬いのを1回だけ、、、、

「そうか!肉を食べた後の便は重くて水に沈む。野菜を食べた翌日の便は軽くて水に浮く。
しかも、重い便は固く。野菜を食べた後の軽い便は柔らかい!
回数も、肉の後は1回なのに、野菜の後は2回だ!
そうか、食べ物によって重さも回数も硬さも違うのか!!。」

元汲み取り警部は、相棒である元から水洗の妻警部補に、推理の一部始終を話したのだった。

「ふーん。それがどうしなの?トイレでタバコは吸わないでって言ってるでしょ!」

おわり

いかがでした?時間の無駄だったでしょう?
最近トイレで気がついたことなんです。回数は人によって違うでしょうし、浮くか沈むかは、いつの食べ物が出ているのかによるとは思いますが、常に意識してうんちを観察していれば、バランスの悪い食事を少しは改善できるのではないでしょうか?
僕は最近、1/3は沈む2/3は浮く様に心がけています。と言うか、妻に報告して、食事のメニューを考えてもらおうとしたら、
「そんな事、いちいち言わんでよい!。」と怒られてしまいました。
かみさんだって、便秘が直ると必ず「今日は出た!すっきり〜。」
って報告するくせに、、、、、、

このままでは最後まで読んで頂いた方に申し訳ないので、家に付いてのお話をします。

水洗トイレと風呂。台所の位置関係を考えてみましょう。

一番固形物が多く流れるのは上記の3箇所のうち何処でしょう?
答えはトイレです。次に台所。最後に風呂です。
では、家の排水だけを考えると、どのような位置関係にすれば良いのでしょう?

答えはトイレ、台所、風呂の順番です。

もし、トイレを排水の一番上流に配置したらどうなるでしょう?
トイレの固形物はトイレのみの水で流されますが、もし枡まで流れず途中で止まってしまったら、、、、

詰まる原因になるのは目に見えてますよね。

もし風呂が一番排水の上流にあったら、下流にあるトイレや台所の固形物を、大量のお湯で流しきってくれるでしょう。

ですから、みなさん、設計する時にちょっと考えてみて下さいね。

このページは読んでいる皆様の目の事を考えて、先ほどのページ(背景真っ黒)より明るくしてあります。
次のページに行った時、少しでも目に負担をかけない、僕の心配りでした。
全編しか読まなかった方には、少々驚いて頂きました。

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