6月です。雨ばっかりふって外であそべません。
 かえるの家のレストランは、おきゃくがきません。
 かえるくんは、クッキーを食べながら
「つまらないなー。」
  と、いっています。

お母さんが、
「せんたくものが家の中でほすから、よくかわかないの。こまったわ。」
  と、いっています。


5日のことです。
「天気が朝だけいい天気になるでしょう。」と、
りすさんの天気よほうで言ってました。
お母さんが、
「ひさしぶりにお洋服がかわくわ。」
と、言ってせんたくものを、もっていきました。
なんとか、おきゃくが7人くらい、きました。

11時です。
ネコのお父さんが来て、カレーパンとアンパンとクリームパンをくれました。
かえるくんが外で、水たまりであそんでいます。
昼です。雨がふってきました。

お母さんが、ニコニコしていました。
「せんたくものが、よくかわいてよかったわ。」と言いました。
昼ごはんを食べながら、
「あとで、カレーパンちょうだい」といいました。

「いいけど、3時のおやつのでね。」と、お母さんが言いました。
お父さんが、
「そうだ、あたしいメニューを出したらおきゃくさんがくるかも」と言いました。

かえるくんが
「じゃ、ゼリーってどう?」
「いいかも。わたしゼリー作れるし」
「名まえは、水たまりゼリーってどう」
「さんせい」と、あたらしいメニューができて、次の日9時から、
「わあーいっぱい来てる」ゼリーを食べてみて、みんなおいしそう。
「ここなんでもおいしいから、たらこスパゲッティーもたのもうかしら。」
「はいはい、わかりました。」
それから、毎日おきゃくさんが、いっぱい来るようになりました。

                              おわり。