道徳「愛国心」13.2.26.実践記録

 

前時からの流れで、日本の文化・伝統について調べたことの発表から入る。

 

前時:オーストラリアにホームステイした主人公が現地の高校生と話す中で、自分がいかに日本のことを知らないかを痛感するという資料。(文部省道徳資料集より)

 

日本の文化・伝統を知ろう。

 

インターネットで調べたことの発表。2名

・法隆寺

・東大寺

これらの建造物は千数百年の歴史を持つわけだが、世界の中でこれだけの歴史を持つ国はむしろ少ない。(西暦607年、670年の建造物であるとの発表を受けて)

西暦で言うと今は2001年だが、日本の数え方では今年は2661年にあたる。

これは初代の天皇・神武天皇の即位した年から数えている。

最初の数人の天皇については記録が無くはっきりしないが、この600年、700年の頃は記録も残っており、時代は変わっても日本では、天皇の存在は続いてきた。文化・伝統の1つの形である。

現在の憲法も第1章は天皇からはじまっている。

 

(インターネットで憲法第1章を読む、日本語・英語併記)

 

日本のシンボルとして(象徴として)天皇の存在がある。

卒業式も近いので、今が一番いい時期だと思うから、シンボルということで、今度は「国旗・日の丸」と「国歌・君が代」についての歴史をビデオで見ます。

 

27分ビデオ鑑賞(世界の中の日の丸・君が代  国旗国歌普及協力会)

 

今、日の丸・君が代については7割ほど賛成があるが、2・3割の反対する人もいる。

(生徒の声あり:先生たちも歌わない先生がいた。)

反対する人たちは、かつての戦争で日の丸・君が代が使われたのでそれを見たり聞いたりするといやな気持ちになる人たちがいるのだからと言う。

しかし数年前のソウル・アジア大会で優勝した日本選手の表彰式でJ日の丸の掲揚と君が代の演奏に、会場の韓国の人たちは起立しているのに修学旅行中の日本の高校生たちが起立せず、日本の国旗国歌への態度が問題になった。

 また、海外青年協力隊に参加した日本人が、現地で夕方の国旗の降納時に起立せずうつむいて仕事をしていたら兵隊の銃口が自分に向けられたという話もある。

国旗・国歌に対する態度は国際社会の中で重要である。

 

過去の良かったことも悪かったことも全部日本なのだから、悪かったことをあげて国旗や国歌を否定したら、「日本」という名前まで変えなきゃいけなくなる。

過去には日本と同じように植民地を持つ国は多かったのだから、それならかなり沢山の国が変えなきゃいけなくなる。それは無茶だろう。

 

もう少し調べたことを発表してもらおう。

・箸

・和紙

・剣道

剣道も日の丸と同じように戦後しばらくは禁止されたが、残った。

 

参考:日の丸・君が代(日本政策研究センター)

 

日の丸・君が代肯定・賛成論の立場から

http://plaza28.mbn.or.jp/~hinomaru/

 

戦争と平和について考える

http://www1.plala.or.jp/MUSASHI/sensou/aboutwar.htm

 

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