プロローグ　〜ロールプレイ〜

今週月曜日、なんとも唐突に「心霊スポットへ行こう、金曜日」と佐藤ちゃんに言われ
私は先の発言以外何も聞かされないまま金曜日をむかえた。
そうこれはお得意の「無計画」。
家を出る前に暗闇の必須道具「懐中電灯」をカバンに入れて学校へ向った。
電車の中でさすがに今日のことが気になって佐藤ちゃんに「今日はあるのかい？」とメールを打つと
「授業終ったらサロンで待っていて」と返事があった、どーやらある様であった。
３時間目の授業を終え佐藤ちゃんがいつくるのかわからずサロンにて待つことにした。
付き人は円量くんだ、「佐藤来るまで一緒にいてくれぇ」「ええよ」ということで
一緒に楽しいトークショーを繰り広げながら二人、佐藤ちゃんを待ち続ける。
１時間…２時間…佐藤ちゃんは現れない。
まるでサミュエル・ベケットの戯曲「ゴドーを待ちながら」のようだ、
この話の内容は二人の男がゴドーを待ち続ける、ただそれだけの話、そしてゴドーは来ない。
しかし佐藤ちゃんは来るだろう、私は待ち続けた。
とうとう４時頃なり付き人円量くんは家へ帰ってしまった。
一人になった私、待ち人は現れるのでしょうか。

サロンにいるには限界が来て場所を図書館に移した。
スポーツ新聞を読んでいると佐藤ちゃんから着信があった、学校へ着いたようだ。
サロンに戻ると、佐藤ちゃんとコーノさんとスガっちが居た。
主役は集まった、これが心霊スポット御一行メンバーだ。
さぁ行くのかなぁと思い気や、今回車を運転してくれるというコーノさんが
これから授業があるとのことだった。
私はまた一時間３０分の時間「ゴドー」を待たなければならなかった。
この時点で私の気持はすでに萎えていた、人を２、３時間も待ち続けて
心霊スポットには行きたくない、待って行くくらいなら家へ帰って自分の空間で
自分の思い通りできることをして、休みたかった。私はそういう嫌な奴である。
自分の中に他人が入ってくると、何もかも思い通りにならない、
しようと思えばできるだろう「行かない」「帰る」「バイバイ」一言で住すむことだ。
引き止められたって「俺は心霊スポットに行きたいなんて一言も言っていない」
「自分達が行きたきゃ勝手に自分達で行けばいい」「俺に不愉快な思いをさせてまで巻き込むな」
などと言ってしまえば、自分の思い通り、その場から去ることができるだろう。
しかしそれは私が悪者になってしまう行為だ、その行為を行ってしまえば
その者らと接する場合ずっと悪者を演じなけらばならない。
それは難しい、悪者徹底しなければならない、私にはそれは無理だ。
私は受け身になるしか方法はないようだった。私はそういう嫌な奴である。
人間関係ほど難しいもんはないですよ、ほんと。
でもそういう悪魔的な気分は突発的で一時的な物なのであしからず(笑)

萎えた気分で帰りたいと思う気持ちを押さえ付け私はさらに待ち人を待った。
コーノさんは戻ってきた。すると前田くんもやってきた、前田くんも行く模様！
５人の主人公が結集したのであります。
佐藤レンジャー、スガッチレンジャー、コーノレンジャー、前田レンジャー、わしレンジャー。
５人そろって、ゴレンジャー！ででん。おもんな(笑)
とにもかくにもやっと心霊スポットへ行くことになった。

第一章　〜外人墓地〜

目的地は岐阜県各務原市のある墓地。今回運転してくれるコーノさん発案の場所だ。
コーノさん曰く「外人墓地…」、ただこの一言だけ(笑)
サロンで今日の目的地を知らされた私はちょっとこの時点でも萎えていた。
事前に行く所をしらせてくれればそのスポットでの曰くやらどんな霊障が起こるか
などの情報を調べて、さらに恐怖感を得れることができたのに。
しかもそこが本当に心霊スポットなのかも疑わしかったからだ。
しかしコーノさんは前に行ったことがあるらしく、入り口で引き返した、と言っていた。
見た目だけの不気味さと恐怖感でその場から離れたのであろうか、
それとも潜在能力的な霊感をコーノさん達が感じて去ったのか。
ただのビビリだったのか。入り口で引き返すくらいならやはり現場は怖いのでしょうか。

大学のある名古屋市を出発し、向う途中で夜飯を食った、「うどん」だった(笑)
ザ・めし屋を改良した感じの店で、学校の食堂みたいなところ。
その場でまったり楽しい会話が続く、その場にいる皆は笑い上戸が多いようで
ずっと笑い声が絶えなかった、これから心霊スポット行くような連中には見えなかった。

腹ごしらえをしてさらに車を進ませる、一時間ほど経ったとき
「ここだ、着いたよ」コーノさんが呟いた。カバンやサイフ邪魔な物を残して車を降りた。
気がつけば辺りは日が落ち暗闇に満ちていた。不気味である。
「ここをのぼってくんだ」コーノさんが指さしたところは闇だった。
とうとう始まる心霊スポット観光。

私は懐中電灯を構え、佐藤ちゃんはデジカムを構え、 入り口に立ちはだかります。 入り口には車が侵入できないようにか、または人間侵入拒否か、 チェーンが掛けられていました。 ビビルことはない、先へ進みます。 この入り口をケータイで激写してやろうと思いましたが、 暗すぎてダメでした。 明るい物が見えました、遠くからでもわかるように それは電話ＢＯＸでした。 この電話ＢＯＸはここへ自殺をしに来た人が自殺する前に電話 で親族やら友達やらに思いを伝えるためにあるのでしょうか。 って笑えない冗談です。つーかここは墓地です。 だけどやはり夜の電話ＢＯＸは不気味ですね…

コーノさんはもうちょっと先まで行ったと記憶を蘇らせていました。
暗闇に目が慣れてきた様で、辺りを見渡すとどこも森でした。
舗装されている坂道を息を切らしながら歩きます。

ゼェゼェ言いながら坂を登りきると、
景色がいいのか悪いのか、辺り一面綺麗〜にお墓がありました。
「すごい…綺麗だ」と呟いたのは私でした。
目の前に大量のお墓があるのにもかかわらず
不思議なことに私はほんの少しも恐怖を感じませんでした。
「外人墓地」と聞かされていたのに、そこは純和風の墓があります。。
この場所からは「外人墓地」のお墓は見当たりません。奥に進みます。
しかしコーノさんは戸惑っていました(笑)
「ほんとに？ほんとにいくの！？」
先先進む私たちをほっぱらかして、この暗闇の中一人でいる事は
恐怖だと悟ったのか、すぐさま追っかけてきました。
「本気かよー」と嘆きながら(笑)
コーノさんは前回この辺りで引き返したようです。
まったく怖くない場所なのになんでだろ。

進んでいくと看板があります「あ区」「さ区」「Ｚ区」などなど。
広い墓地です、携帯にこの広さと綺麗さを収めたかったと悔やみます。
今度は昼間に行きたいですねぇって主旨が変わってきた。
いろいろな「区」を見て周りましたがどこにいっても洋風な墓はありません。
「戻ろうか・・」ときた道を戻っている途中にこの墓地の地図らしき看板がありました。
見て驚きました、なんと一つの山一個分全部墓地だったのです！
探していたらいつかは見つかると思いますが、そこまでするには時間と労力が必要です。
そんでもってあるのかどうかもわからない幻影を追いかけるのも気が遠くなる作業です。
よって、完全に引き返すことにしました＿|￣|○

あぁめちゃめちゃ拍子抜けしたなぁなんて頭の中でボヤキながら歩いていると
佐藤ちゃんが私のほうに寄って来て
「あのさあのさ…」
「何何？」
「もうちょい皆から離れよ」
「何や？」
「ここさ…ただの墓地じゃん…」
「うむ、ほんまにただの墓地やな、全然怖くないし」
「うん、全然怖くない…」
拍子抜けした人が側に一人いました(笑)
きっと前を歩いている前田くんもスガッチもそう思ってるでしょう。
コーノさんはまだびびっている様子でした(笑)

そしてこれは後日談ですが、インターネットでここを調べてみたら
本当に心霊スポットになっていました、そして本当にそこには外人墓地があったのです。
「Ａ地区」にあるようで、そこに入ると頭痛や耳鳴りや何者かに足を捕まれるような
体験談が多数掲示板に書き込まれていました。
私たちが引き返した行動は正解だったかもしれません。
霊障にあっちゃーシャレならないからです。
しかし私は半分それを期待して行ったので外人墓地を発見できなかったことを
今、かなり悔やんでおります。

車に乗り、このひろーい霊園をあとにします。
運転中スガッチが「もうこれで終わりか？」とコーノさんに聞くと
コーノさんは「いや天狗神社に向ってますよ、ね、佐藤くん行くでしょ？」
佐藤ちゃんは「いきますいきます！！」
「でもそこマジやばいんだよなー」とコーノさん。
その会話を聞いて、私は影ながらニヤリと笑みを浮かべていました(笑)
天狗神社はインタネットでもけっこうみていて、かなり興味があったからです。

第二章　〜天狗神社〜

このスポットに興味があったのは噂がほんとに多いからです。
その噂をまとめてみると…。

１：地図には神社のマークが書いてあるものの、その名前は記されていない。
　　しかも謎に、かなり山奥にその神社がある。
２：そこの天狗に捕まったら、拉致られて数日間監禁されて
　　元の場所に戻された時は精神状態が狂い、その系統の病院にいくことになる。
３：運が悪ければ二度と戻って来れなくなる、俗に言う「神隠し」に合う。
４：車を道に置いて、帰ってきたとき車が荒らされ逆さまになっている（コーノさん情報）
５：入り口付近にある天狗の像の目が緑の場合、危険は少なく
　　赤色の場合、やばい。とのこと。

そんなこんなでいろいろな噂があるこの神社に行くことをしった
私はニヤリと笑みを浮かべたわけです。

場所は愛知県犬山市にある有料道路を越えた道沿い。
コーノさんはその辺りまで普通に地図も見ないままスラスラ
進んでいきます、それには私はは感心しました。
よくこんな広い範囲で地図もみない記憶のままで行けるなぁと。
道おぼえときゃ良かったと思いました、いつか違うメンバーで行こう(笑)

入鹿池を通ったのですが、ここも出るとの噂があります。 ジャットババーやターボジジーの噂です 車をハイスピードで走って追いかけてくる幽霊の噂。 それが赤い橋でよく起きると、ネットで見かけました。 それがここです。んー携帯では明るく見えるんですが パソコンに入れると暗くなる、３１万画素_|￣|○ 赤いでしょ？橋が・・(笑)

目的地付近にくると、少し迷っていましたけが、
なんとか到着しました。マジで着くとはおもいもしませんでした。
着いた時思ったのは、こんな所にあんのかよ！と
普通に山道沿いに街灯もないところにその入り口があるんです。
入り口っつても道も舗装されておらず街灯もなく
なにもない場所です、ほんとにあるかと疑うくらいでしたが
その疑問は降りてすぐさま信じざるおえないものになりました。

車を降りて森の中を進むとすぐに、どどん！！と全長１０ｍくらいある 石の天狗の像があったのです！！これにゃマジでビビリました！ なにもない真っ暗な森の空間に像があるんですから！ しかもこれです目に色が付く天狗像は！ しかも道を挟んで２石もあります！ 携帯では目の色までキャッチできませんでしたが 肉眼では見てしまいました。 「赤色だ」「赤色じゃん」「赤だよね…」 一致してます。 右下に白く光っている物はオーブでしょうか。 いや懐中電灯の光でしょう(笑) しかし今みても怖いですなぁこの天狗像。

みんなが見たように目のいろは２対とも赤色でした。
自分の目が信じられずずっとみていましたがそれは赤色でした。
コーノさんは「前来たときは緑色だったよ、これやばいよ」
本当に目の色は変ってるのでしょうか？
コーノさんが嘘をついてるとはおもいません。
天狗の像のカメラ撮影を終えたあと。
スガッチを先頭に我々御一行はかまわず進んでいきます。
しかしコーノさんは立ち止まったままです
「マジでやばいですって。」「赤色じゃないっすか」「何が起こっても保障しませんよー！」
などなど恐怖度のピークを超えたようでした(笑)
私もかなりビビッテいてコーノさんに寄り添っていましたが
この先になにがあるのかという好奇心度のほうが恐怖心を優って
先頭集団に混ざります(笑)
コーノさんは「マジで無茶苦茶だよ…」
と死を覚悟したように諦め、ついてきます。
進むなか「戻りましょ」「帰りましょ」と呟きつづけていましたが(笑)

天狗像を進むとすぐ看板があり「これより先、進入禁止」と書いてありました。
問答無用に進みます、コーノさんは「バカだよ・・・」と呟いていました(笑)
コーノさんが前回着たときは天狗の目（緑色）を確認して引き返したようです。
せっかく心霊スポットまできて引き返すのはもったいですよねえ。

自然に囲まれた川沿いの 自然の道を歩いていきます、 真っ暗で道もボコボコだったので 懐中電灯なしでは進めませんでした。 酸素だらけで気持ち良い感覚のする場所で、 屋久島の自然道を思い出すくらいでした。 それもそうで道を歩いている中、 いくつか県が立てたと思われる看板が見当たります。 その看板にはこの道は自然道です、 どうぞ自然を体感しながら歩きましょう的な ことが書いてあります。 その自然道を天狗さんが神社に占拠したのでしょうか？ 天狗さんどもに自然道をのっとる権利があるのでしょうか？ こんな良い自然を独り占めするなんて少し腹立だしかったです。 国定公園ですよ！けしからん！ またまた少し主旨が変わっていきそうな気がしましたが。 やはりここは天狗のテリトリーの中、いくら自然で癒されようと 真っ暗の中では前や横や後ろから天狗や人が来ないかと 気になってしまいます。もし襲ってこられたら 逃げ場がないからです。しかしどんどん進みます。 上の写真に写っている手はこの川で溺れ死んだ 霊の手でしょうか？ いやこれはデジカムを思っている佐藤ちゃんでしょう(笑)

先頭を歩いているスガッチがある物を発見します。
川沿いを指さして「あれ！あれ！」
私と皆もその方向を見ると白い光うようようごめいています！
一瞬、足を後ろに引きました(笑)（逃げようとしたんですねぇ）
しかしスガッチがいったんです「ホタルじゃん！！！」
一同「おぉ〜〜〜〜〜〜〜」
まさに自然道ですね、環境いいところにしかホタルはいないんですよね、
生ホタルなんて何年ぶりかにみたわ。ガキのころは家の外によく
いたんですけどねぇ絶滅した模様です。
またもや自然に癒されます、気持ちよい場所です。
ホタルをケータイで取ったつもりでしたが真っ暗でした＞＜、、。

入り口から１キロ以上はあったんではないでしょうか。
分岐点がありました、道が二つに分かれていたのです。
しまったーケータイでとるの忘れてた〜。
一方の道には１６０ｃｍくらいあるフェンスがありました。
そこには進入禁止の看板があります。

さすがに怖くて諦めてもう一方の道へ行きます。 その道へ行く途中へんな看板を見つけました。 出ました〜脅迫じみた看板です、天狗自ら書いて 立てた物なのでしょうか？ 割れた破片をくっつけて呼んで見ます。 「この山の物を無断で持ち出す者は一年の寿命なり　当山」 このメッセージからここの自然を本当に愛するものの感情が 私の心にテレパシーとして伝わってきました。 私に霊感が備わっているのでしょうか？ この看板を割った人はどんなバカなんでしょうね どういう思いでこの看板を割ったのでしょう？

もう一方の道を進むと進入禁止の看板がまたありました。
なんでそこまで侵入を拒むのでしょうか。
ここまで禁止禁止言われたらそれに従うしかありません。
不法侵入で捕まったらシャレにならない可能性があるからです。
この先になにがあるかめちゃめちゃ気になり
私は未練が残りまくりでしたが。
妥協し、引き返すことになりました。
残念でしたが、満足感で一杯な気持ちもありました。
天狗像に脅迫看板に見たかった物が見れましたからね。
目は赤色でした、ですが私たちには何もなかった。
車で行きましたが、荒らされていなかった、ヒックリかえってもいなかった。
皆無事怪我もなく無事である。
噂を嘘だと証明したと言えますね。
いや、言えないでしょう、私達は途中で引き返したから。
あのフェンスの先には奇妙な鳥居、不気味な祠に像に、建物があるそうです。
その先には一体何があるのでしょうか、その領域に足を踏み入れると
神隠しにあったり天狗に遭遇したりするのでしょうか。
謎は深まるばかりです、何年前から討論されているこの神社の謎は今も続いています。
もしかしてそんな噂は噂で天狗神社なんて存在しないのかもしれません。
機会があったらまた行って制覇してやろうとおもいます。
でも夜ではなく昼にね、夜は怖〜ございます。
けっこう奥まで侵入レポートしてサイトがあるので
気になる人はググって探してくださいね。

エピローグ　〜リターン〜

無事怪我も無く心霊スポットから帰還した我々は
打ち上げにカラオケへ行くことになりました。
歌好きな皆はそりゃ〜もう大盛り上がりでした。
立って歌ったり踊って歌ったりみんなで大合唱したり。
終始笑顔が絶えない楽しい連中。
心霊スポットという名に似あわない連中。
しかしそんな連中だからこそ
今回楽しい心霊スポット巡りになったのだとおもいます。
怖がり連中や暗い連中らといっても面白くないですからね。
次ぎ行く時もこのメンバーで行きたいですね。
んでもって霊体験や心霊写真心霊映像など
そういうことやりとげてみたいですね。
最初行く前にかなり人間不信的に気分が萎えていましたが
いつの間にかそんな気分は忘れていました。
あんな嫌な感じをした自分に少し嫌悪感がでてきました。
気にしない気にしない。
帰りの車の中で外を見てみるときれ〜な雲が空に
広がっていました。すかさずケータイで空を撮りました。
その画像はここではなく合えて一番上に張ろう。
意味はないんですよ、ただやりたかっただけ(笑)
太陽からでてる真っ直ぐな光り、なんか神々しいくて良いですね。
とにもかくにも無事怪我もなく家路に着いてよかったです（自己中

では、またの心霊レポをお楽しみに。

ＥＮＤ

■2003/07/02 　　　24:26(火） 　　　『チョッパー再び』

髪を刈るのをヘアメイカーに依頼するために部屋へ入ったとき。
あるものが目に入り絶叫した。
「チョッパアアアアアアアアアアアアアアアアア！！！！」
わしがＵＦＯキャッチャーみたいなゲームで取りそこねたチョッパーのぬいぐるみがそこにあった！！
抱き上げて見つめて、ヘアメイカーに聞いた「これどないしたん？」と。
「ＵＦＯキャッチャーでとった」「すごいやん。わしこれとるのに１０００円もつぎこんだんやで」
「とれたん？」「とれませんでした…」「私２００円でとったよ」「そりゃ天才だ。ところで、これくれ」「ダメ。」
もらえませんでした、くっそーーー、くそかわいい。゜(゜´Д｀゜)゜。

■2003/07/02 　　　24:23(水） 　　　『Bo'z結成』

これだ、ウッディから借りた『バリカン』と称される、髪の毛を刈る機械である。
左の画像に見えるのは上からとったもの。
このバリカンではどれくらいの長さの髪が刈れるか、が表記されておりますね「５ｍｍ」と。
「６ｍｍ」やら「３ｍｍ」やら調整できるんだろか？といろいろ機械をいじってみても
変わらない様子だったので持ち主のウッディにメールで聞いてみた、が、今だに返答はない…。
しょうがないので「５ｍｍ」に妥協して刈ったることにしました。
今回のヘアーメイカーはわしの妹にあたる者だ。
それを依頼しに部屋に入ると妹は寝ていた。
「なぁなぁ、バリカンで頭刈ってくれへん？」
「ん？・・・」
「バリカンで頭刈ってくれ、無理か？」
「ん〜・・？刈ってみたい…。」
バリカンで頭を刈れるという好奇心が眠気を優った瞬間だった(笑)
風呂場に新聞紙を５枚ほど敷いて、わしは頭からでっかいゴミ袋をかぶり
バリカンのコードをコンセントに刺し、ヘアメイカーとわしを配置させ、どどんとヘアサロンのできあがりだ。
「いくよ！」「こいこい！」「ほんまにええの？」「いまさらやめてどうないする、はよせい」「わかった、いきます」
というやりとりの後、バリカンが首筋にあたる感触がしたと共にジャリジャリジャリ…と髪を刈っていく音がした。
「どーやって刈って行ったらええの？」「わしもわからんわ、お前のセンスに任すわ」
ジャリジャリジャリ…「あぁうまいこといってるみたい」と、順調を思わす発言のまま、数分後、すべてを刈り切った。
刈り切るまで目をつむっていたので鏡は見ていない、鏡に向い、すこしづつ目を開いて自分とその頭を確認する。
「野球部員やん…」わしは発した最初の言葉はこれだったと思う。
今みても思う、こりゃー野球部員だなぁってねぇ。
「ええんとちゃう？少なくとも髪ある時よりええよ、ある時はオタクっぽかったもん」
と、やや毒舌入った言葉は妹の発言だった、いってくれるな・・・。
「うん、似合う似合う。」といったのはうちの母親だった。
一方わしはやっぱり「野球部員…」はっきりいってにあってない！と思う。
できあがった坊主はうまくできてるってことで妹には感謝。ちょこっと凸凹しとるがな。
それから初めての坊主に爽快感と爽快のあまり逆にそれの違和感のままその日は寝た。

次の日、学校があったから坊主をさらけだしに家を出た。
一応帽子は装備する、かしこさが+2あがった。
しかし熱さのため帽子かぶるどころじゃなかった、帽子を装備から外した、かしこさが-2下がった。
坊主をさらけだすのは少し恥ずかった、電車に乗り、帽子をかぶろうとおもったが。
周りは他人だ、関係ない、気にしないことにした。
学校について坊主をさらけだした初の知り合いは女の子だった。
「変な感じ〜」って言われた。変な感じ〜♪
皆にさらけだしていく。
「おぉさっぱりしたね」「ちょっと凸凹してんな(笑)」「似合うやん、頭の形いいし」
といろいろな感想。
一番多かったのは、第一声に「なにがあったん！？！？！」と驚愕発言だった(笑)
別に何もねーっすよ(笑)坊主はやはり日本人にとっては特殊なものらしい。ということがわかった。
わしの予想では大爆笑間違いなしだろーなーっておもったけど、あまりなかったね、ﾁ。
今日さっき岩田にバリカン返しがてら坊主を晒して来た。
かぶっていた帽子を岩田に取らせた、最初「あははは！(笑)」と笑いはあったものの
「ん？もっと爆笑するもんやとおもったけど、似合いますやん」っつてた。
「似合う」発言が予想外に多くて坊主自信がついたぜ(笑)

とにもかくにも坊主にしたが、似合う似合わないはどーだっていい
気分的に刈りたかっただけだ。
何か心機一転できるようなものはねーかと考えた結果がただこれだっただけだ。
気分が変わるかどうかわからない、期待もしない。
いつも通のまま、ただそんだけ。
と、言うことを書くのがいままでのわし、いつの間にか今年の「抱負」を忘れていた。
自分の要素をもった違う自分変われたらいいな〜、憧れのアイツのように。

■2003/07/01 　　　23:23(火） 　　　『メイン』

ＨＰのデザインを少々変更、フレームを増やしてメインメージ観やすくしてみたのだが・・・。
どーやろ、パソコンによっては見れないかもしれんな。
あー時間かかった。

■2003/07/01 　　　23:23(火） 　　　『ぼーず』

坊主にしたった。

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