三重県立木本高校



三重県立木本高校は、三重県の南端の熊野市に位置する県立高校で、普通科と総合学科からなる高校です。
公立の高校としてはおそらく全国でも最も早くに総合学科を設置した学校ではないかと思います。
そのため、県も施設・設備に関してはかなり力を入れており、普通の県立高校とは比べ物にならないようなすばらしい設備があります。
公開授業の会場となった総合学科棟の国際総合経済実習室(下の写真)はまるでちょっとした文化ホールのような設備です。

 

   〈木本高校の国際総合経済実習室〉                    〈普通の県立高校の視聴覚教室〉
  液晶プロジェクターや教材提示装置ととスクリーン、スポットライト等    一応、液晶プロジェクターはあるが、粒子が粗くあまり使えない。
  を備えた豪華な設備。                              椅子は冷たい木の椅子。
  椅子は映画館のような座り心地のよい椅子。                冷暖房なし。夏は焦熱地獄、冬は冷蔵庫のよう。
  もちろん、冷暖房完備。                             うらやましいというより、腹立たしい!
  うらやましい!                           同じ県立高校で、この差は何なんだ!

  
木本高校のある熊野市は南北に細長い三重県でも最も南に位置する市で、
熊野灘に面しており南国のような暖かい気候と風光明媚な自然に恵まれたところです。
周辺には、「鬼が城」や「獅子岩」などの名勝・奇岩があります。
「鬼が城」は、ご存知「桃太郎」の「鬼が城」からつけられたものですが、このあたりで最も有名な観光地でしょうか。
 獅子岩

また、「めはり寿司」や「さんま寿司」などのおいしい名物もあります。
「めはり寿司は、寿司というよりもおにぎりのようなもので、海苔のかわりに「高菜」ですっぽりと包まれています。
とても大きくて、食べるときに大きく口を開けて「目をみはる」ことからその名がついたといわれています。
私はとっても大好きで、帰りに駅前のその名も「めはりや」でお土産に買い求めました。
熊野を訪れた際には、ぜひともご賞味ください!

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