(1)土づくり(収穫のすぐ後から、翌年の米づくりが始まる!)
《米糠・備長炭紛・骨紛・竹やぶのハンペン(土着菌)》を土に混ぜて耕す。
回数は、稲刈り後から田植えまでの間に、3〜4回。
(2)除草(南川農法のメイン!)
田植え後、約2週間後、《生の米糠》150kg/10アールを散布。
→米糠が発行し、雑草を枯らす(したがって除草作業の必要なし)
→さらに、発行した米糠は各種栄養分を含んでおり、肥料として吸収(したがって、元肥以外の追肥(化学肥料)は必要なし)
→米に甘味とつやが出る
(3)病虫害対策
籾摺りの時に出る籾糠を燻燃機で焼くことにより、《木酢液》を抽出。
・幼苗時:700〜800倍で1回のみ散布。
・成苗時:500倍で収穫までに3〜4回散布
→木酢液の忌避力により、病菌や害虫が稲に付着できない
→木酢液の持つ活性作用により、根が丈夫になる。
(4)元肥設計
・《EM菌を主体としたボカシ肥料》200kg/10アール散布。
→EM菌により、水中の有害化学物質や雨中の有害物質を分解→農業用水や雨、米糠等に含まれる残留農薬等も除去
・甲殻類肥料100kg/10アールを散布。
※追肥は除草に使用した米糠が肥料となるので散布しない。