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ベンツATオイル漏れ修理

一連のリフレッシュ作業時発見した、ATF漏れの修理をしました
EGSカプラ、ATF、ATFストレーナー、オイルパンパッキンの交換をしました

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まずO2センサーのカプラを止めるBKTを
外します

写真は外れた状態

2箇所で留まってます

ドレンプラグを外しATFを抜きます

今回漏れが発生した、EGSカプラ部

ベンツの定番故障箇所です

僕の場合も警戒して、部品が購入してありました

白いリングを、反時計回り身回すと、コネクタが
外れてきます

外れた、コネクタ
油だらけです

コネクタ側もOリングが付いています

外部へのオイルはカプラ、コネクター部で漏れ
を止めている様子

ハーネス側はカプラ内の端子のパッキンで止める
様子です
従って、ハーネス側は今回の作業では止まらない
という事です

カプラ内
オイルだらけ

カプラは、頭が6ミリの6角ボルトで止まっています

写真のようなドライバーで緩めました

横は、外れたカプラ

次にオイルパンを外して行きます

6箇所の止めが有ります
パッキンがゴムですが、締め付け過ぎなどの
トラブルが無いような構造でした

1箇所だけ、先ほどの02センサーカプラ用の
BKTを止める為に形が違います

外れたオイルパン

そこそこの汚れ

4万キロでATF交換して以来7万キロ後です

この年式にはマグネットが付いていました

綺麗にして、マグネットも元の位置へ

ストレーナーの交換
抜いて、新しいのを差し込むだけ

向きも、位置決めピンがあり、間違えることは無い

EGSカプラも新品を装着
オイルパンもガスケットを新品に交換し装着

全てを元に戻し完了

次にEGSECUの確認

やはりオイルだらけ・・・

オイルは絶縁体なので、とりあえず支障は無い
ですが、金属が混じったり、温度により結露し水分
が表面に浮いたりしてECUを壊す恐れが有ります

ふき取りと、低圧のエアーでブローしました

ECUBOX内部
オイルが溜まってます

排出と洗浄をしましたが・・・

定期的に作業が必要か?

コネクタ部のパッキンを交換しなければ!

最後にATFを入れます
最初の排出で約4L出てきましたので
3L入れ、エンジンかけ排出を3セット行い
オイル交換としました

レベルは専用ゲージで確認
温度はとりあえず25度で!
その後走行、確認を繰り返します
指定は80度でゲージの80度ライン内

まだ80度の調整はやってませんが、早急に実施
予定です
ベンツはATFの量がシビア!!

温度測定はK型熱伝対の温度計をゲージ穴から
突っ込む予定です