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キャリーホイールシリンダーOH

知り合いの工場に車検を頼んだ際、ブレーキのホイールシリンダーがオイル漏れしてるよ!
との連絡。毎回 『何もしないで』 とお願いするので、今回も自分で修理です。
車は親父の軽トラ キャリー です。

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問題のブレーキです。
走行距離90000キロほど。
ドラム外へのオイル漏れはありませんでした。

今まで無交換だったと思われます。

毎度おなじみの、ドラム取り外し。
M8の適当なボルトをねじ込みます。

車検時空けているので、簡単に外れました。

外れました。

ちょっとオイルがにじんでいます。

これは右ですが、左の方が漏れが激しかったです。

いきなり飛びます。
ホイールシリンダーが外れました。

取り外しは、ブレーキのパイプを切り離し、小さなボルトを
2本緩めるのみ。
オイルが漏れるので、下に受け皿を置きます。
ブレーキパイプに何か付けて漏れ止めするのも良いでしょう。

すべて取り去られたドラム部分。

シューは残量OK。
再使用です。

外したスプリング類です。
どこにどうやって嵌っていたか良く覚えておきましょう。

反対側が見本になるので、両側一気に外すのはやめましょう。

ホイールシリンダーをばらし。
全て手のみで外れます。

カップの向きなどを良く覚えておきましょう。

ちょっと考えれば判る話ですが・・・念の為。

判り辛いですが、かなり汚い!
オイルが漏れ、グリスと混ざり、さびも発生!!

これまた判り辛いですが、ホイールシリンダー内です。
さびが少々発生。
そのさびによりカップにスジ状の傷が入り、オイル漏れを起こした
様子です。

シリンダー内は1000番のペーパーで整え、カップ類を組み付け。
(カップの向きに気を付けて!)

上は古のカップ類。下は組みあがったホイールシリンダー。
外側は、さびチェンジャーで塗装。
これで後10年は大丈夫?????

組みあがりです。
いろいろコツは有ります。調整方法も車によって違います。

後、今回は完全一人作業で、エア抜きもTOOLコーナーの真空に
できるタンクを使用して作業しました。

約2時間の作業でした。