1

ネイキッドISCV清掃

前回の点検時、気になっていたISCVの清掃と、そろそろ限界のブレーキパッドの交換を
行いました。
ISCV(ダイハツがどう言う呼び名か判りません)はスロットルを少し開け、急激に戻した
時、アイドリングが落ち気味になる、又ライト点灯時などの電気的負荷が増えた時、リバース
に入れたときなどに、ブルブルと振動すると言うのが症状でした。
写真がちょっとピンボケですが・・・

まずは、インタークーラーを取り外しスロットル
バルブを取り外す事からはじめます。
インテークマニのところのパッキンを準備して
おきましょう。

スロットルバルブ、インテークともにかなりの
汚れが見られます。

ISCVはスロットルバルブの下に有ります。
写真では見えないです。

スロットル、ISCVとも分解。
エンジンコンディショナーで洗浄します。
右の写真が清掃後。
かなり綺麗になります。
ISCV部にはゴム製のパッキンが有ります
が、オイルで膨潤して嵌めずらいです。
できれば新品を準備した方が良いです。

取り付け後のスロットルバルブ。
光輝いてます。

バルブは開けてバルブの淵も綺麗にしましょう。
全閉時のエアー流入も回復します。

次にブレーキ。
オーナーよりブレーキがキーキー鳴いて
恥ずかしいとの事で・・・

半年くらい前からそろそろかと思ってました。

スライドピンを緩め外します。
片方でも良いですが、スライドピンのグリス
アップも兼ねて、両方外します。

外れたキャリパーはホースの負担が掛からない
様な状態で適当な場所へ・・・
紐で吊るのが良いですが・・・

パッドはローターとの隙間へマイナスドライバー
などを入れ、軽くこじるだけで外れます。
ネイキッドの場合、片側はスプリングで押さえら
れ突起部がはまり込んでいるので、押して抜く
事が必要となります。
パッドの状態・・・左がかなり磨耗・・・
キャリパーピストンに軽い固着があります・・・

キャリパーOHキットまでは手持ちが有りません
本日はパッドを入れ替え、次回キャリパーOH
です。

ピストンの戻りが悪く、ローターへ収めるのが
大変でした。固着のせいです。

ピストンを押し戻すのは、工具が有った方
が楽です。
ピストンがキャリパーのツラまで押し戻せた
ら、パッドを組んで、嵌めるだけ。
先にスライドピンの相手側にグリスを忘れず
に!!

今回の作業後、エンジンは掛かりにくくなります。数秒スタターを回せば掛かります。
アイドリングは非常に安定しました!!といけば良いのですが。ちょっと不満が残りました。
まだ、ちょっとブルブルします。
こんなものなのか、新車時がどうだったか判りません。
スロットルを戻した時の反応の遅れは完全に解消しました。

パッドはこれといった感想は有りません。当然ですが・・・
キーキー音はもちろん収まりました。