平成12年度中間決算における概要報告
本年度当初は暖冬傾向であったが、2月〜4月にかけ低温日が続き桜の開花なども遅く、一番茶の萌芽が、例年より1週間程度の遅れとなった。
4月29日には恒例の新茶まつりと初市が行われた。新茶の上場数量は、63.6kgと少なく品質は良く@8000円〜20,000円と高値で初取り引きが行われた。一番茶の摘採適期が5月10日ごろから5月末ごろとなった。品質、収量は、平年並みの作柄であった。
また、古茶の在庫過剰感から茶価は10%〜20%安と低迷を続けた。
2番茶については、摘採初期(6月下旬)に長雨が続き2番茶のスタートが遅れた。日照不足と長雨による摘採おくれなどで品質の低下がみられた。平均単価は12%安の@1362円であったが取り扱い数量においては23%増の800tを超え茶農協扱いの過去最高を記録した。
7月〜8月にかけ高温少雨の日々が続き、病害虫の発生は少なかったものの旱魃の影響で3番茶の生育おくれや葉層不足の茶園がめだち来年度の品質、収量が懸念される。
園相回復のため秋整枝は遅めに行い今後十分な茶園管理が必要である。
また、毎年乗用型摘採機が徐々に導入され茶園の台刈り、改植、集積など圃場の整備が進んでいる
需要面では、長引く不況などで上級茶の消費は減少傾向であるがドリンク原料、ティバック茶、食品加工原料など中下級茶需要は増加を示している。
これらによる国産下級茶の供給不足が生じ、中国産など、輸入茶が急増している。
また、近年、都市部や市街地の生活環境が優先され生産地での仕上加工、倉庫保管の業務が増加している。
本年茶品評会においては、全国、関西、伊勢茶品評会に優良茶を多数出品しました。
特に全国品評会(埼玉県)において、かぶせ茶の部で、組合員の鎌田喜久氏が3度目の農林水産大臣賞を受賞され、他多数、上位入賞を果たし伊勢茶の名声を高めました。
以上中間決算の報告と致します。