ブ ナ  (みぶな野1)

  

 

 

 鈴北岳北東の草地斜面に、程近い距離で大きなブナが三本縦に並んでいる。これは貴重な場所だということで、仲間うちで 「みぶな野」 と呼ぶことにした(zipp氏発案)。その中で上段にあって一番太いのがこのブナである。

 地上1.3m地点では枝分かれや瘤はないが、改めて写真を見ると左の枝の下の膨らみでやや数字的に得をしているかも知れない。

 苔や羊歯がびっしり付き、古木の貫禄十分の一本。絡んだ太いツタもアクセントになっている。上背もあり枝張りも広い。

 

 

幹周  266cm   2008年5月測定

愛称  霧のブナ

情報提供 zippさん  秋狸さん