トチノキ (小峠分岐東)

  

 

 この木は初めて見たとき(たぶん雨乞岳に登ったとき)から記憶に残っている。ゴツい幹と大きく広がった枝葉が印象的な木である。往時の旅人もこの木陰にお世話になったことだろう。

 トチノキの葉はとても大きく、それが掌状に付いている。新緑の頃、木漏れ日に透ける葉を見上げるのが好きである。

   急坂も なにやら涼し トチの傘

 

幹周 338cm    2006年10月測定

愛称