おまけ 完結後のショートコメディ
ナーセットの王女と宰相が結婚したとの報は、大陸中に、響き渡っている。新婚旅行も兼ねて、奥方付きのサリューが、各国を外交の狙いも込めて回るだろうことは、予想しやすいことがらだったかもしれない。
隣国であり、今や友好国であるセルシュの王子ミアムは、大陸の地図をぼうと眺めながら、理由がはっきりしない憂鬱気味なため息をついた。
いや、本当のところ、自分がどうして息ついてしまったのか、分かってはいるのだが。
ナーセット王国を出て、次に入る国は当然セルシュ王国でしかありえない。
「…うちが一番最初か」
『あの』常愛状態の二人がやってくる妥当な順番を考えて、ミアム王子は頭を押さえた。
…そう、あなたのところからです(笑。
温かく迎えてあげましょうね。
end
これは、短すぎてテキストにするまでもないか、と思いました。日記より転載品。
地理上からも政治的意図からもあなたのところに一番にやってくるでしょう、あの二人は(笑)。新婚旅行ですよ、来られる方にはたまりませんね。考えるととっても憂鬱になりますね王子。
本編ではあまり王子との接点がないんですけど。ミアムとサリューの駆け引きみたいなのもまた書けたら楽しいだろうなあ…と思いました。

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