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2010年12月4日 永眠いたしました。
まず筆頭は長女のカリン(♀)で、うちの居候軍団の総領です。
朝起きたら車の下にいました。FVRという病気で目ヤニ鼻汁でぐちゃぐちゃの顔をした仔猫でした。保護して治療して、そのまま居着いちゃいました。目つきは悪いのですが、一番大人しく、子供が急に抱いても怒らないとっても優しい子でした。甘えん坊でもあり、よく膝のうえにのりたがったものです。
3年前から腎機能障害のために入院室にて療養しておりました。2010年11月末より肝炎などを併発し集中治療していましたが、12月4日未明に静かに眠るように逝ってしまいました。
今は、この遺影が猫部屋に飾ってあります。
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次は長男のレイタくん(♂)です。
母屋の犬が雨の日に散歩に行って、草むらでずぶぬれになって震えていた小さな小さな仔猫を連れて帰ってきてしまいました。
もらい手を見つけようとポスターまで貼ったのですが、そのころは人見知りが激しくて里親候補が見に来ても、病院の奥へとダッシュで隠れてしまい出てこないので、仕方なく居候となりました。ふっくら体型とかわいい顔で、子供さん達の人気No.1なんですが、人見知りは相変わらずで、知らない人(とくにお子さん)が近づくと逃げて、隠れてしまうのがたまにきず。
でも面倒見はよくて、後からきた仔猫や仔犬の保父さんです。
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2010年12月4日 永眠いたしました。
この子は次女のカコちゃん(♀)です。
この子は他の兄弟2匹と一緒に箱に入れて捨てられていた子です。
3匹ともひどいFVRで、とくにこの子の病状はひどく、両眼とも全眼球炎で失明しています。
他の子は里親が決まりましたが、この子は全盲のため病院の居候となりました。
今では病院の中をまるで目が見えるかのように動き回っていました。
たまに痙攣発作を起こすのと、壁を傷だらけにしてくれるのが困りものでした。
転移性肺腫瘍のための呼吸困難に陥り、2010年12月4日夜に、まるでカリンの後を追うように逝ってしまいました。
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お気に入りのイスで寝ているのは次男のサンタ(♂)です。
後で紹介する外猫のチビがどこからか連れてきた仔猫でした。
うちの息子に懐いてしまい、居候となりました。この子だけは病院ではなく自宅住まいです。
甘えん坊ですぐに肩に飛び乗ってきます。
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お気楽猫のチョビです。
もともとは、緊張性気胸という病気のため瀕死の状態で担ぎ込まれた患者でした。
何日も付きっきりで治療してやっと治したのに、飼い主はチョビを捨てて雲隠れしてしまったのでした。食い逃げと同じですから、警察に告訴して徹底的に探し出してやろうとも思ったのですが、性格のいい猫で誰にでも愛想が良かったため、そのまま猫部屋の住人とすることにしました。
チョビの治療について日本小動物獣医学会近畿地区大会で発表したところ、奨励賞を受賞することができたので、それで納得することにしました。
http://www.kinrenju.jp/3gaku_report/3gaku_H17.html |
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一番新入りのタイタンです。
この子は、生後1ヶ月ぐらいの時に、乗用車のタイヤに踏まれて骨盤骨折と尿道断裂で担ぎ込まれました。ひいた人が連れてきたのですが、費用はあまり出せないとのことでした。ちょうど、こうした怪我の治療で試したい方法があったときだったので、引き取ることにしまいました。 (いつもひきとるわけでは、ありません)
断裂した尿道は緊急手術でつなぎ、しばらくは調子よくいっていました。しかし、タイヤにつぶされた右後ろ足から腰のあたりにかけての部分が、血行不良のために壊死してしまいました。その影響は陰茎や肛門にも及んだため、今は人工尿道口と人工肛門の設置手術も施してあります。
かわいい顔してますが、1歳にもならないうちから何度も死戦をくぐり抜け、十回以上もの手術を経験している、ダイハードな猫なのです。
人工肛門には括約筋がないため、便を我慢することはできません。膀胱も尿を溜めて意識して排尿することができず、いつも垂れ流しの状態です。ですから、紙おむつをつけて生活しています。また、人工尿道口は骨盤の前の腹壁に設置してあるため、尿かぶれで皮膚がただれてひどいことになっていた時期もあります。いまは、チンク油で尿道口周囲の皮膚を保護することで尿かぶれを防止しています。
受付のイスに寝転がっていたり診察室を覗いたりと、好き勝手な振る舞いをしていますが、大変な思いをしている子なので、大目にみてやって下さい。
ちなみに、左後肢も神経麻痺のため健康な猫のようには使うことはできませんが、残った機能を上手に使って前足の力だけで猛ダッシュできますし、階段も上れるようになりました。 |
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2002年8月27日永眠しました。
この子はトムさん(♂)です。
他院で去勢手術を受けた時の麻酔で脳に障害を受けたらしく、手術直後からひどいてんかん発作を起こすようになって当院に通院していた患者でした。尿道閉塞も併発するようになり、内科治療で好転しないため手術を勧めたところ飼い主さんが「手術をしたら発作も出なくなる保証があるなら手術をしてもいいが、保証がないならしない」と言い、さらに「治療費も馬鹿にならないから治療をうち切って見捨てる」とまで言い始めたため、うちに養子として貰いうけることにした子です。
うちの居候になってから、会陰尿道婁形成手術を施して尿道閉塞は解決しました。てんかん発作も毎日抗てんかん薬を投薬する事でコントロールされています。脳の障害のためか、何処ででも突然寝てしまうのと(餌入れに顔をつっこんだまま寝ていたこともあります)、トイレで用足しをしてくれないのが困りものでした。
てんかん症や尿道閉塞の猫の飼い主さんに、あきらめずに治療をつづければこうして元気に暮らせるようになるという希望を与えてくれていました。
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元外猫のチビちゃん(♀)です。
開業した頃に病院の軒下に住み着いてた先代外猫のニャジ(♂)が姿を消す直前にどこからか連れてきた仔猫でした。そのまま2代目外猫を襲名しました。
若い頃は、居候犬軍団が散歩に行くときは、いっしょに散歩についていきました。
今ではすっかり歳をとって足腰も弱ってしまったため、病院内で居候暮らしをしています。
コンちゃんと仲良く散歩していた頃のようす。 |