タイトル: エル・アルテ・デル・タンゴ(タンゴの芸術)
グループ名:TANGO QUATTRO(タンゴ・クアットロ)
指揮: 特に明記なし。
楽器編成: フルート、バンドネオン、ピアノ、ベース、
チェロ(客演)
内容: 10曲中半分はピアソラ作品。
演奏実績も十分なベテランたちの“四季”は
聴きもの。
バイオリンの入らないピアソラ作品やチーケ、
インスピラシオンに懸念をいだいて聴いたが、
思いのほか奇麗に仕上がっている。
これも又ピアソラ音楽の表現方法であろう。
録音: 2000年10月、スペインにて
タイトル: アンサンブル・ヌエボ・タンゴ
指揮: フェルナンド・エゴスクェ(ギター)&
エセキェル・レサマ(オーボエ)
編曲: フェルナンド・エゴスクェ
楽器編成: ピアノ、バイオリン、チェロ、ベース、
打楽器、ギター、オーボエ
内容: メンバーの内、4人はクラシック畑のプロフェッサ
ーとして、1人はソリスタとして活躍中。
ブエノスアイレスの音楽院出身者が4人いる。
演奏は手堅くまとまっており、心地よさが後に
残る。
10曲中4曲はピアソラ作品。メンバーの作品6曲
にはアルベニスやロドリーゴで聴かれるような
スペイン固有の曲想を持っている。
録音: 2000年、スペイン(?)
タイトル: TANGO ROYAL(タンゴ・ローヤル)
リーダー: カレル・クラァーエンホフ
タンゴ楽団: セステート・タンゴ
協演: コンセルト・ヘボウ室内オーケストラ
オランダ室内合唱団
内容: ピアソラの作品が多いが、中でも
『バンドネオン、弦楽および打楽器のための
“アコンカグァ”協奏曲』は緩・急楽章とも
迫力があって素晴らしい。
自作の『クラベル・ロホ』と『マキシマ』も楽しめる
タンゴである。
特に前者は何処かオスバルド・プグリエーセの
作品・演奏を想い出させてくれる。
録音: 2002年4月、オランダにて