【3】5月25日(土)// 「エル・トレド」観光、マドリード市内の「王宮」訪問など
     26日(日)// チャーター・バス(PECO運転手)でラ・マンチャ地方を経由して
                「グラナダ」へ


【4】5月27日(月)// グラナダでの音源調査
   

アルハンブラ宮殿、ヘネラリーフェ等を観光したが、自由時間を利用して楽器・ディスコ店とか
デパートを繰り返し訪問した。
何れの店もタンゴCDの配置は「Latin」、「Latino pops」、「La Musica del mundo」のような
ブロックに入れられていた。20枚余りしかなかった。“Que otro?”と聴いてもこれだけしか
置いてないというセニョーラの返事であった。あなたは “Raro comprador!”(余り来ない客)
だと笑いを返して来た。「Japones」 だからではなく、「タンゴを探す客」はという意味だった。

収穫はアルゼンチン本国原盤の編集盤が大半であった。今まで買い落としていた曲の入った
盤などである。
それでも地場演奏家の録音と思われるものを何枚か見つけた。
その一つに「EL TANGO」とタイトルした「TRIO GUARDIA VIEJA」の演奏がある。
バイオリン、フルート、ギターによる3重奏で曲目は古典中心ながらピアソラやメンバー自作曲
も入って幅広い選曲。「ラ・クンパルシータ」入りとは有難い。

CDカバー写真とコメントを下記する。





≪オプション≫5月27日(月)夜 グラナダ・洞窟フラメンコ・ショウ(ロス・タラントス)

           

                   
タイトル: EL TANGO(エル・タンゴ)

グループ名: TRIO GUARDIA VIEJA
メンバー: 
タチアナ・ビル(バイオリン、旧ソ連のモルドバ出身、女性)
ラウラ・フェルナンデス(フルート、ブェノスアィレス出身、女性)
パブロ・デスペィルス(ギター、モンテビデオ出身男性)
アルシーデス・リャドス(客演歌手、バィアブランカ出身)
 
内容: エル・ポルテニート、パリ・カナやガルデルの曲で
   は新しい感覚で見事に古典を再現している。
   一方、楽器構成上の限界をものともせずにタコネアンド
   とかピアソラの曲にも自分たち流のフレーズを作って楽
   しく聴かせてくれる。
   ラ・クンパルシータにはうっとりする。
   コビアンの「ロス・マレアドス」を主題とした「Fuga
   Pa’cobian」はギター奏者のアレンジが面白い。
   ブエノスのコンフントと違ってどこにいてもも気軽に聴け
   る演奏。
録音: 1998年、スペインにて
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