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場所 スーパーサーキット サカイ 京都でHOスロットレースをオーガナイズされている木下氏のご紹介で 新設サーキットでのエキシビションレースを開催することになりました エキサイティングの渡辺さんとMCRCから4名のメンバーで大阪へ行って てまいりました。HOスロットのレース終了後、木下氏もレベル ロ −タス23 1/24で参加していただきました。この頃、場所もとらず手 軽に遊べるHOスロットレースも盛んに行われていました。 レース終了後、スーパーサーキット サカイの関係者で、現在ゲームセンターの対 戦ゲームで成功された某企業の方がエキシビションレースのお礼にと ダンボール箱を持ってきていただきました。中身は、旧スロットコースで 使用していたレンタル用のコントローラーで部品取り用に残してあった そうです。ブルーメタが美しいアオヤギの初期型アルミ板タイプです。 何よりのおみやげで参加者全員大喜びでした。 この頃、同じメンバーであちらこちらの営業サーキットへ出没しまし た。ほとんどのコースオーナーは、コース管理に無頓着でグルーコース になっていました。グリップがあがって、コースアウトしたお客さんの レンタカーをコースに戻す手間がはぶけて楽だといった返事でした。 MCRCのレースは、ノーグルーが条件でケミカル類はタイヤコンディシ ョナーかCRCのみと決めてありました。もちろん スロットカーのコ ンディションを保つためでもありましたが、コースの維持管理にもグル ーの使用制限は大切なことをご存知ないようでした。地元の常連さんた ちが走らせているのを10分ほど見ていると 眼鏡が飛散したグルーで くもってしまうコースもありました。1日中コースで仕事しているお店 の方の健康にもよくないし、グルーのかすがガイドブラシに染み込んで 真っ黒になり集電障害になっているコースもありました。先客の走行が 一段落したところで、コースオーナーにお願いして 参加者全員がウエ スでコースを掃除するところからはじめるので 変なグループがきたな と思われたことでしょう。
◇往年のOモデル製品◇ 追加2001/9/27 1.クリアパーツ・小物の型取りには「ニッシリKE17」 ボディなど取り出しに伸縮性を利用したい時は「ニッシリKE12」と使いわけます。 2.セダンタイプのルーフのあるモデルの場合、ウインドウのクリアパーツを クラフトテープで仮留め目張りをします。油粘土は1センチ厚のかまぼこの板のように 成型してボディーの内側4面にロの字型の壁を作ります。フェンダーアーチになじむよう コテで押さえます。枠型に隙間が出ないよう角度も考えてナイフで底辺を切りそろえます。 このときシリコンを節約するため、スカート部分を必要以上に高くしないことです。 バリアコートも油粘土に塗るだけですみます。 3.雌型の準備ができたところでシリコンを流し込みます。このときのコツは! 混ぜ合わせた時の気泡をすこしでも減らすため、40センチほどの高さから細い糸を引く ように型の端から流し込みます。 4.シリコンを節約するため、一皮シリコンで覆われたら完全に固まる前にボンネットと トランクのあたりに要らなくなったシリコン型を適当に切り出し詰め物かわりにします。 なければ、油粘土を適度な大きさにしてサランラップで包みかわりにします。 5.固まったら枠をはずし油粘土とウインドパーツをはずします。 原型内を粘土でいっぱいにするより簡単に取り出せます。 6.雄型の製作 外枠を作ります。ウレタンを流し込むパイプを仮留めします。 型取りするボディーの大きさにもよりますが、2センチ角から3センチ角長さ6センチほどの 油粘土の塊をつくりサランラップで包みます。シリコンを節約するためと雄型をはずしやすく するため竹串などを利用して外枠からぶら下げます。 流し込むパイプをルーフに決めたときは、油粘土はエンジンルームとトランクルームあたりに ぶらさげるとよいでしょう。 7.あとは、雌型のときと同じように秘伝「糸引きなっとう流し」でシリコンを流し込みます。 追加2001/9/30 8.シリコンの気泡を抜くのに真空成型装置がありますが、高価な装置なので手がでません。 そこで料理に使う圧力鍋または圧力釜を使います。カーショップでアルミホイール用のバルブを 1個わけてもらい用意します。圧力鍋のサイドにバルブの径に合わせ穴をあけ取り付けます。 次に小型のコンプレッサーを用意します。与圧室付きの空気入れでもかまいません。 通常は減圧することを考えると思いますが、ここで逆転の発想で加圧する方法をとります。 注意!破裂事故防止の減圧弁を動作確認してください。 シリコンで型を取る場合、流し終えた型を圧力鍋に入れ、空気入れで加圧します。 原理はわかりませんが、気泡はシリコンの中から押し出され少なくなります。 9.いろいろ条件はありますが、無発泡性ウレタン(レジン)を流し込んだ後、型ごと圧力鍋に 入れ加圧します。成型後のレジンボディの強度をあげる効果と経年変化による変形を防ぐ効果 があります。レジン特有の4パーセントほどの収縮を軽減することもできます。 細かいデータは取ってませんので、みなさんトライしてください。
次回からは「FORD GT Mark-W」などのテールフィンのついた複雑な元形を取り上げます。特に授業料は請求しませんが、こんなのできましたなんて送ってもらえるとうれしいです。また、どうしてもこのようにしかできないのですがと努力の結晶を見せていただけたらうれしいです。勝手ながら、メールだけでの質問には一切ご返事いたしません。インターネット社会を円滑に過ごすため Give and Takeの精神を思い出しましょう。あくまで、制作された現物で判断させていただきます。
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