パラシュート
ガルパースペシャル
エルクヘアーカディスと共にオールマイティーなフライです、その中でもマテリアルが少なく、
巻きやすい、もちろんパラシュートフライの特徴は備えています。
エルクヘアーカディスとパラシュートのバリエーションだけでシーズンを通す人もいるそうです
スタンダードのパターンのほとんどをパラシュートパターンとしても巻くことが出来ます。
ウイング、ハックル、ボディは多くの組み合わせがあります
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1、 スレッド。タン 2、 ウイング。エアロドライウイング、ホワイト 3、 ハックル。グリズリー 左の写真はネックですがタイイングではサドルを使用しています 4、 テール。グリズリー ネックの横の部分にテールに適した材料があります 5、 瞬間接着剤 ウイングの補強に使います 6、 ボディー。ラビットファーダビング タン、オリーブ、グレーその他ポリダビングでも良いです |
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下巻き ウイングをつける少し後ろまででOK |
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ウイング取り付け 下巻きしたところからウイング材を取付け ウイングを立てる所まで巻きます |
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ウイングを立てる ウイングを手で上に上げて前方に5〜10程度巻いて手を離しても倒れないようにする その後余りのウイング材を斜めにカットして スレッドで隠します |
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ウイングの固定 ウイングの下から上へ巻き上げます 左手の動作がカギです!!! ウイングを左手に持っていない時にはスレッドにテンションをかけず、ウイングを持っている時にシャンクと平行にアイ側へある程度 テンションをかけて少しずつ巻き上げて その後巻いたところへ瞬間接着剤を少しつけます。 写真は真ん中が太いです |
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ハックルの取付け 色々な付け方が有りますが要するにハックルの裏が下向きになればOKです、一つの方法として長めにストークを出し、アイのすぐ後ろに巻きとめシャンクからウイングへ巻き上げて行くとしっかり取付けることが出来ます。 |
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ファイバーの先端の長さを合わせて指で持ち ハックルの先端の方を引っ張ります ファイバーをすべて使ったあとのストーク(じく)はボディに使用できます(モスキートパターン) |
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テールの取付け シャンクの長さに合わせて持ちウイング材の端(シャンクが出ている所)から巻き始めテールを斜め上に軽く引っ張りながらシャンクの端まで巻くこの巻き方はボディーの段差を少なく出来ます |
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ボディーのダビングの準備 ラビットファーまたはポリダビングをスレッドにより付ける、 |
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ボディーのダビング ラビットファーをダビングすると毛羽立ちますが、そこがGooです このフライはフローティングニンフも意識してます。 |
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ハックルを巻く ハックルをウイングの根元で止めるためにスレッドをウイングの根元に一回巻いておく。 ハックルをシャンクに平行に倒してから巻き始める、ウイングを持ちながら巻いたほうが良いです、 巻き方は幅を狭く密度を濃く、幅を高くすると横倒しで水面に落ちやすくなります。 下まで巻いたらウイングの根元で止める、そのまま根元でハーフヒッチするのがベストですがまずはアイでフィニッシュ |
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ウイングの長さを合わせてカットして完成 |
バリエーション
1 2 3
4
1ーーーーーモスキート、カをイメージしたフライで、ボディーにグリズリーのハックルストークを
使います
2−−−−−アダムス、一般的にはブラウンとグリズリーをハックルに使いますがクリーと言う
カラーを使っています。本来はクリーを使うという説も有ります
3−−−−−ブルーウイングオリーブ、メイフライでは重要なカラーがダンとオリーブです。
4ーーーーー写真では見にくいですがボディーにフラッシャブーを巻いています、ついでに
テールにはコック・デ・レオンとズィーロンをミックスしてます。(ちとやりすぎか)
ここ数年川に入って最初にこのフライを結ぶ事が多い。