Fly Tying

私のタイイングを紹介します。この巻き方がベストとは言えません。時が経ってくると
その人なりのノウハウがテクニックとして活かされてきます、そんな点も私にとっては
フライタイイングの面白さです。くせも出ます個性も出ます、「絶対釣れないフライも無く、
絶対釣れるフライも有りません」と私は大きな声で言いたい。

ツール

バイス  「始めから良い物を」という意見も「始めは安物で」という意見もあります、ということは「何でも良い」ってことか?良い物にもどこかに欠点が有り、安物にもどこか利点が有る物です。
ハンド
  最高のツール、それは手です、長いサドルハックルを巻くときにハックルプライヤーの替わりに手を使うことがあります、ハーフヒッチを手で行う事も出来るそうです。最高の楽器は口、最高の移動手段は足、最高の道具は手、ではないでしょうか?
必要なツール
1、ボビン。やはりセラミックチューブが良いでしょう。
2、スレッダー
3、シザース(はさみ)。日本製ならばどれもOKのようです。
4、ハックルプライヤー。私はこれが一番気に入ってます。
5、ハーフヒッチツール。先のテーパーがゆるい物が使いやすいと思います。
6、ニードル。
7、ヘアースタッカー。真鍮製のものでMサイズが良いと思います。
8、ヘッドセメント。時々溶剤を(同じメーカー)入れます。
有ると便利なツール
1、ルーペ。老眼が出始めた私には必需品です。
2、ヘアーシザース。普通は刃先が小さめになっているのでヘアーを切り出すには大きめの方が使いやすいです。
3、プライヤー。フックのかえしをつぶしたりワイヤーを切るときに使用します。
4、フック&ハックルゲージ。始めの頃にはずいぶん役に立ちました。
5、ピンセット。小さなフックをつまんだり、マテリアルをつまんだりなにかと便利。
6、マテリアルコーム。ヘアーをスタッキングする前に短いヘアーや産毛を取り除きます。
7、製図用デバイダー。ダッククイルなどを切り出す時に幅や長さを決めます。
8、ハックルガード。スタンダードフライを巻くときのヘッドを作る時に使用します。
9、ウィップフィニッシャー。最終的に巻き終える時に使います始めは使いにくいですが慣れれば早くて確実です。
10、ヘッドセメントの容器。私はこれをヘアースタッカーを使うときに使います、もちろんセメントを入れるのが本来の使い方。
11、小型ツールナイフ。これも何かと便利で釣り場でも必需品です。

フック
 フックには沢山の種類やサイズがありどれでも良いとは言えませんある程度指定されています。
 指定を無視するとバランスが悪くなることがあります。一般的に渓流のドライフライでは#10〜
 #26で#14が標準サイズと思われます。


アイ、ティペット(ハリス)を結ぶ所、ダウンアイが最も多く他にアップアイ、ストレートアイ、インラインアイ、ループアイ等がある。
シャンク、マテリアルを取付ける部分、カーブしているフックもあり。ウイングの標準の長さと考えて下さい。
ゲイプ、ふところ、ハックルの長さの標準にする(1.2〜1.5倍)
ベンド、多くの形があり昔から研究されているようです。
ポイント、昔のフックはポイントがにぶくフィッシャーは自分で研いでいたようです、メーカーに感謝です。
バーブ、写真には有りませんがポイントの手前に飛び出した部分があり魚が逃げられないようになってます。それでも逃げるときは逃げる。          

マテリアルについてはとてもこのページでは紹介し切れません。お勧めの本やビデオなどを参考にして下さい。

お勧めの本とビデオ
「フライタイイング マニュアル」 増沢信二著 山と渓谷社
「フライタイイング上達101のコツ」 渡辺隆著 竅iえい)出版社
「The Flies」1,2,3 佐藤成史著 つり人社
ビデオ
「フライタイイングの世界」1〜5 渡辺隆 山と渓谷社

おーーっと!それだけ見れば私のホームページなんか見なくていいじゃないか、しまった!教えるんじゃなかった!

写真をクリックするとタイイングのページに行きます、これからもパターンを増やして行きます、お楽しみに!


エルクヘアーカディス、パラシュート(ガルパースペシャル)、ミッジ、コンパラダン


ロイヤルコーチマン、アダムス、タシロループウイングカディス

ノーハックルサイドワインダー 、簡単なフライパート2