簡単フライパート2

          

実は先日(6月3日)「ストリーム・オン・タイイング」と銘打って釣りとタイイングを
同時に楽しみました。
前々からその「ねらい」、「効果」、必要なツールやテクニック、マテリアル、等を
考え釣行記の他にタイイングのページに「大特集!!」とするつもりだった。
ところが釣行記をアップロードして、「私はしない」とか「僕には出来ない」とかの
反応が多かった。「だよねえ、そんな暇なフライフィッシャーいないよなあ」と正直
なところそう思った。待てよ、あの時巻いたフライって簡単で手抜きで出来が悪かった、
それでも釣れた。
私がいつも思ってることの1つに「絶対釣れないフライは無い」です。
この私のホームページを見に来る方々の中には初心者も大勢いるはずです、
「フライを巻いてみたい」と思ってる初心者も当然見に来る訳です。
このページはタイイング初心者の方々のために書いてみようと考えました。
タイイング経験の有る方も何かの参考になるかも知れません(ならないかも)
ではどうぞ

「簡単エルクヘアーカディス」

ここまではエルクヘアーカディスのタイイングのページに書いてあるので説明の必要は有りません。
ここが大きな違い!
ふつうはスタッカーを使ってヘアーをそろえてボディーに合わせて先端の方を付けるのですがここでは常識を無視してスキンから切り出したままの太い方をスタッカーを使用せず付けてみました。
ピンぼけになってしまいましたがこれが完成です
このままでは着水姿勢が不安定なので釣りをしながらハックルの下側をカットしたりヘアーの量を減らしたりしたほうが良いでしょう


ADWスピナー

下巻き
所でここでもタンのスレッドを使ってますが融通の利く色だと思います。
またぼけた

まずADWを乗せて一度軽くしばる。
ADWを横に向きを変えてたすきがけにする。
次にテールを付ける、初心者のうちは無理にスプリットに分けなくても良いと思います
ダビングです、堅くダビングするよりも少し緩い方がぬれた時にスレッドの色が浮き出てリアルになるでしょう、
そのためにもダビング材よりも濃いめのスレッドを使うのが良いかもしれません。
ウイングの前後を少し堅めにダビングし、フィニッシュして完成です

ADWダン
このフライはまだ使ったことが有りませんが充分釣れる可能性は有るはずです、これが
一番簡単なようです。

下巻きをしてウイングを付ける。                  
テールを付ける。
ダビングしてウイングをカットして広げたら完成です。

3つ紹介しましたが、管理釣り場やプレッシャーの高い川では釣れないかも知れません、
初心者の方がこれを機会にステップアップして行くことになれば幸いです。