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初めは真っ白だったこの赤松の壁も、今ではこんなに赤くなりました。 右下の色が違う所はいつもボンボン時計がある場所なのであんまり焼けていません。 サラウンドについては追ってホームページで触れてみたいと思います。 |
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フラッシュが当たっているので、随分色の加減が違って見えますね〜。 実際の見た目は、モニターによっても違うでしょうが、上の写真とこの写真の間位だと思います。 写真にある小さなちびな古時計は、壁材と同じ赤松でできた時計です。 見事にあめ色になっていますよ〜 我妻曰く、僕がタバコを止めてから家が綺麗になったと言っております。 |
考えてみると、我が家は夏場直射日光が当たらない様になっていますし、(直射日光が屋内に入ると輻射熱で暑いですからね〜。これについてはホームページ本文の「それでは夏暑くて陶然です」で解説してあります。てくださいね)レースのカーテンは必ずしているのでクロスが焼けていないのかもしれないな〜と思いました。
5年住んでみて、家に関しては全く問題も無く、使いにくい場所も見当たらず、壊れた箇所も無く、痛んだ場所もなく、、、、、この5年間って何だったんだろう??と思う位引渡しのまま変わってないな〜と改めて感じました。
家族構成を含めて、、、、
強いて変わった所を上げるとすれば、床に傷が増えた事と、皮のソファーの色が汚れてきた事位でしょう。
5年を振り返って失敗しない家造りを改めて想う
我が家のソファーは刈谷木材(カリモク)のパステルグリーンのソファーなのですが、汚れがめちゃくちゃ目立つのは購入した頃から覚悟はしていました。カリモクでは表皮の張替えもしてくれるので、いざとなったら張り替えてもらおうと考えていたのですが、まめにミンクオイルを塗っていたおかげか、割れもなく柔らかなまま、だんだん汚れも深みに変わってきてこれからがちょっと楽しみに感じています。
『我妻曰く「そんな良いもんじゃないよ〜!!!』
実は、私はかなり体重があるほうなので、ソファーが何年もつのかが心配だったのです。
以前使っていた親父の椅子(回転式折りたたみ座椅子)は1年で駄目になったので、このソファーも数年の命か、、、、と思ったのですが、5年経っても未だにシャンとしています。
後何年もつかは解りませんが、きっと修理をしながらも一生使い続けてゆくんだろうな〜と思っています。
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これがお気に入りのソファー びっくりする程のソファーではないんだけど、これを店で見た時は 形、色、座り心地、肌触り この「びびっ!!」は我妻も同じだったらしく、即決でした。 |
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実際に見る色はもっと使い込んだ色になっています。 家にいる間ず〜っとこのソファーに座っています。 皮の保護はミンクオイルをお勧めします。 一度汚れてしまった革のクリーニングは、色々調べても解りませんでしたので、味が出ていると言う事で諦める事にしました。 得にジーンズの色は移ってしまいますので、同じようなソファーをお持ちの方は注意して下さいね。 |
今の所、家も家具も何の不自由も不満も無く過ごせているのは、本当にすごい事だな〜と思います。なんせ以前は半年毎に模様替えをしていたんですから〜。
これは、家も、家具も、コーディネートも、家族が納得するまで話し合い、最良の設備や家具を最適な場所に設置できたからだと思っています。
もちろん、決める時は予算の都合もあり妥協の連続でした。一時期は我妻も投げやりになっていた事もあります。
しかし、(ここからが大切ですよ〜)絶対妥協できない場所とそうでない場所をはっきりとさせる事が出来れば、何年住み続けても飽きのこない誇れる家になると改めて思いました。
新しいマイホームでどのような暮らしがしたいのか?一番家族が集まる場所は何処なのか?一番重視するのは何処なのか?これをはっきりさせる事が、長く住んでいて満足できる家作りのなかでは重要だと思います。
我が家の考えは一番拘りを持つ空間はリビング。ただ寝るだけと割り切って一番チープな設えなのは2F全てと言う事になりました。
そこで、2Fは基本仕様そのままで、カーテンもレースしかありません。(寝室以外の部屋)
照明も後からディスカウントショップで買った安物にして極力お金を掛けないようにしました。
逆に1Fは廊下とホールに檜の腰板を張り、以前からお気に入りだったカリモクのリビングセットに合わせカーテンを決め、LDも合わせて天井と壁を総赤松の突板張り(節無し)にし、サイドボード、テレビラック、ダイニングセット、パソコンチェア全てソファーを中心に統一させてコーディネートしました。
今でも家具屋さんに足を運んだり、ショールームに行きますが、今の物以上に気に入る家具やソファーにはお目に掛かる事はできません。
と言うか、そこまでソファーに合わせてコーディネートしてしまうと、他の家具の入り込める余地も無いのですが、、、、
我が家自慢のようになってしまいましたので、この話はこの位にして本題に、、、
家を建てようと色々見れば見る程眼は肥えてきます。
初めは実感はないでしょう。言葉の意味も解らないかもしれません。
でも、ほとんどの方が本契約をした後実感するはずです。私もそうでした。
家の詳細を決める時、
「あれもいいな〜。でもこれもいい〜。もうちょっと予算を出せばこれが買える、、、、、」
でもこのもうちょっとが目の肥えてきた証拠なのです。
1点1点はもうちょっとでも、それが積み重なって追加工事費やオプションの金額がびっくりする程高くなってしまうのです。
我が家でも高級外車が1台買える程のオプション代が見積で出てきました〜(@@)
お金のある方はそれでも良いでしょう。せっかく目が肥えたのですから、良い物に囲まれて生活をなさるべきだと思います。
だた、多くの方は(私を含めて)ローンを組み予算も決められた内で少しでも良い家を建てたいと思っているはずです。
沢山あるオプションや設備のグレードをただ闇雲に落としたり止めたりすると、必ず後で後悔をします。それは、夢を見ていたマイホームから夢が無くなってゆくからです。夢が現実になった時、その輝きは失せつまらない物になってしまうのです。
それでは夢を夢のまま現実にするにはどうすれば良いのでしょう?
夢を現実にする為には、、、、、、、
少しでも現実を夢に近づける為には、、、、、、、、
それは、これから建つマイホームでどの様な暮らしをしたいのかをはっきりさせる事が全てだと思うのです。
それではこれから建てるマイホームでの暮らしを頭の中でシュミレーション(想像)してみて下さい。
人それぞれ思い浮かべる場面は違うでしょう。
リビングでの家族の時間、
ゆったりとした風呂、
庭でバーベキュー、
寝室での夫婦の語らい
ではあなたの頭の中に出てこない場所は何処でしょうか?これも人それぞれ違うと思いますが、
玄関、トイレ、和室、押入れ、
その頭の中に出てこない場所こそが、どうでも良い場所なのです。
玄関ホールにニッチが無くても、押入れが桐でなくても、あるいは吹き抜けが無くても、寝室が狭くても良いはずなのです。
目が肥えてくると、余計な場所にもお金を掛けたくなり、そして結果的に予算をオーバーして削ってゆくので夢がしぼんでしまった気になってしまうのです。
しかも、削ってはならない所が一番目につくので、そこを削ってしまってがっかりしてしまうのです。
ですから、初めは基本仕様で全て決め、その後落とせる場所はグレードを落としてゆき、こだわる空間はどんどんこだわって行けば、めりはりのある家になると思うのです。
夢が現実味を帯び、何年住んでも飽きない家を作ると言うのは、
こだわりと不必要な物の区別がしっかりとある人
だと思うのです。必要な物と不必要な物、簡単なようで結構難しい選択です。
今まさに詳細を詰めている方で予算に悩んでいるのであれば、今一度全体的に考えなおしてみてください。
これから家を建てようとおぼろげながら考えている方は、以上の事を常に頭に置いて、新しい家での生活をシュミレーションしておけば、きっと満足のできる家を建てる事が出来るとおもいますよ〜。