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上の3枚の写真は、実際に私の家に使われているネットワークコネクターです。右は2階の書斎でここには2口のコンセントとLANケーブルとケーブルテレビ用アンテナのセットです。
中央はリビングで2口コンセントとLANケーブルと電話用です。見えませんがこの中に子供部屋と繋がっている管が入っています。
左は子供部屋で2口コンセントと丸いのがリビングと繋がっているエフレックス管の入っている口です。
家庭内LANは楽しい!
ご覧のように我が家では2階の書斎と子供部屋がリビングに繋がっており、スター型のLANが(一箇所に繋がる)出来るようにしてあります。このメリットとしては、リビングにある家族のパソコンに共有フォルダーを作り、それを各部屋のパソコンから利用出来ることやプリンターやスキャナーの共有。ルーターを使う事によって一度に複数のパソコンがインターネットにアクセス(プロバイダーとの契約は1つで)出来る等です。またウェブサバーを立ち上げて見るのも面白いでしょう。(家族内のホームページを作って掲示板やチャットも出来る)。当然、外出先から家に直接アクセスして家族のホームページの掲示板を読んだり、書き込んだりも出来ます。これ以上書くと専門的になってしまうのでやめておきますが、やりようによっては企業内LANやWANと同じ事が出来てしまうのですからすごいことです。でも、一番の楽しみはやはり子供とのネットワーク対戦ゲームでしょうか。最近のゲームは良くできていて、LANで繋がっているパソコン同士でチャットをしながらレースをしたり打ち合ったり出来るのです。つい最近、私は会社のLANで、エイジオブエンパイアと言う原始人を進化させて相手を滅亡させるゲームにはまってしまいました。
話はそれてしまいましたが、もし皆さんが将来パソコンを2台・3台と所有し、そのパソコン同士をネットワークでつなぎたいとお思いでしたら、家を建てる今の内に準備をしておいた方が良いでしょう。金額的にそれほど高くはないですから。せっかく注文住宅を建てても、部屋の壁を配線が走っていたのでは、見栄えが悪いですから。
配線の善し悪しは担当者の知識次第
ここで私のLAN用配線導入の悪戦苦闘ぶりをお聞かせします。
今ではセキスイハイムのマルチメディア対応住宅や、松下電工のマルチメディア対応先行配線システム等、色々な商品が有りますが、私が計画していた頃はこの様な物は無かったので(気が付かなかっただけかも、、、、)ハウスメーカーの営業マンとコーディネーターに頼むより他はなかったのです。以下がその時の会話です。
私 「LANを引きたいんだけど、、、その配線もして下さい。」
メーカー 「は?ランですか、、、、、」
私 「ローカルエリアネットワークですよ。パソコン同士を繋げるようにしたいんです。」
メーカー 「はあ、一度電気設備の業者に聞いておきます。」
と言われて、そのまま着工になってしまいました。その時は「家の中にLANを引くこともないかな〜」位に思っていたのですが、たまたま我が家の建築現場を見に行った時に(実は毎日見に行っていたのですが)電気設備屋さんが電気の配線をしていたので
私 「LANを引きたいんだけど、、、今から出来ますか?」
電気屋 「ハブで結ぶの?10ベースT?」
私 「はい。各部屋をリビングと結びたいんですよ〜」
電気屋 「カテゴリー5のケーブル今は持ってないな〜」
私 「後々繋げるようにしてくれれば良いんですけど、、、」
電気屋 「それじゃーエフレックス管入れておくよ。」
私 「ありがとうございます。」
電気屋 「中にコード通しておくから、それを線に結んで引っ張ればいいようにしておくよ。」
てな具合で電気設備屋さんと直接話が出来たので、その場で管を入れてもらうことが出来たのでした。今だから言えますが、このLAN用の配線工事はサービスなのかメーカーには請求がいったのは解りませんが、私の所には追加工事の請求書は来ませんでした。
以上の様に、いくら施主側が望んでも、営業マンやコーディネーターにその知識が無いと、思い通りにならないことが往々にしてあります。本文でも何度も書いていることでは有りますが、メーカーの社員は良くも悪くも自社のパッケージ(仕様)には詳しいですが、それ以外のことには疎いようです。(知っていても知らないふりをしているだけかも、、、)
皆さんも自分の家の建築現場へはどんどん通って下さい。メーカーに頼んでもだめな事でも、実際に現場で働いている方と直接話をすると、以外と頼みを聞いてくれることが有る物ですよ。