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勝手口からコンセントのある壁まで40センチ。壁の角からコンセントまで80センチです。この位置にコンセントがあっては、ここに食器棚を置くことがおそらく出来ないでしょう。皆さんも建て売り住宅の内覧回に是非足を運んでみて下さい。こんな使えない位置にコンセントが良く付いているんですよ。 |
メーターモジュールの泣き所
最近メーターモジュールを採用している家が多い様ですが、メリット・デメリットをお話しします。
このメーターモジュールですが、基準を尺や間ではなくメートルで造って有るようです。このことのメリットは階段や廊下、和室が広く取れることでしょう。和室は従来の180X90より200X100の方が同じ6畳でも広く取れるのは当然です。廊下やトイレも上で説明しましたが、半間90センチを基準にしたものより、メートルを基準にした方が広いでしょう。これは高齢化に伴う老人用の手すりや車椅子での移動を考えれば良い事なのですが。家の建坪(1階部分の面積)が同じなら、部屋の数や広さが狭くなってしまうでしょう。廊下や和室やトイレが広くなればその分LDK等にしわ寄せがきてしまうのです。
デメリットとしては、家具や市販の建具等は間・尺で造られているものが多いのでピッタリと設置出来ない点です。勿論広く出来ていますので、収まらないことは有りませんが若干の隙間が空いてしまう事が多い様です。この隙間については、通販やDIYショップ等で小物収納棚等を買ってきて埋めてしまえば良いでしょうが、見た目がすっきりしないので私は好きでは有りません。いっそのことサイズの合う家具(輸入家具等)を買ってしまいたい位ですが、、、、。さらに襖紙や網戸の網等はなかなか難しいようです。幅の合う襖紙を探し出さなければならないのですから。
こんな事が出来るのも注文住宅の良いところ
家が引き渡しされた時はすごく不自然に思えた高さのコンセントも、家具が入りTVがここに置かれると全くコンセントが見えず、掃除やコンセントの抜き差しも、わざわざ家具をどけたり裏に回り込むことなくスムーズです。 |
照明はメーカーに頼む?
注文住宅を建てる時、照明やカーテンはメーカーに頼む方法と後から自分で付ける方法の2種類があります。どちらも一長一短が有りますが、自分で付けた方が安く済むことが多いようです。しかし、ダウンライトや高演出ライト等は自分では付けることが難しいのでメーカーに頼んだ方が仕上がりが綺麗です。
私は照明もカーテンもエアコンの取り付けも全てメーカーに頼みました。理由はコーディネーターさんとトータルで家を考えたかった事と、壁等に傷を付けられたときにメーカー一括で頼んだ方が安心出来るからです。家の引き渡し後にエアコンの取り付け業者が壁に傷を付けてしまっても、メーカーの責任ではありませんし、エアコンの取り付け業者がクロスを張り替えてくれるとは思えないのです。
白熱灯?蛍光灯?
リビングにはおしゃれなシャンデリア、ダイニングには料理がおいしく見えるペンダントライト、ダウンライトで天井をすっきりと、、、、、私は色々考えてハウスメーカーのコーディネーターに注文しました。流石コーディネーターさんは見栄えのする良い物をプランとして持ってきてくれました。が、そのほとんどが白熱灯だったのです。納得出来なかったので自分で選ぼうと照明のカタログを見せてもらうと、白熱灯の照明器具は値段が安く、種類も豊富で特にシャンデリアとダウンライトのほとんどが白熱灯の照明でした。しかし、ランニングコストを考えると電気代で蛍光灯の3倍、寿命は蛍光灯の1/8なのです。白熱灯の照明にした友達の話を聞くと、
「暖かい光で眼のちらつきもないけど、電気代が高くて困っているんだよ〜」
と言っていたので私は絶対蛍光灯にしたいと思っていました。今はインバーター内蔵の蛍光灯もありますし、暖かな光の蛍光灯もあります。下は私が選んだ照明です。
右はダイニングのペンダントライトです。これも蛍光灯(パルックボール)の高演出色と言う、ご飯が美味しく見える色のものを使用しています。 |