住宅展示場で遊んじゃおう！

　一般には住宅展示場等で実際のメーカーの家を見に行って、営業マンの口車（失言）に乗せられて購入してしまう事が多いのでないでしょうか？（私もそのうちの1人？）

　そこで、住宅展示場での心得のようなものをわたしなりに考えてみました。

展示場はメーカーの宣伝棟なんだから

　展示場の家に行って、皆さんを初めに何を感じるでしょうか？私は「広々した玄関とホールだな〜」と思いました。でも実際に家の間取りを決めてみてがっかりなんて、、、、でもこれは当たり前です。沢山のお客さんを迎えるように作られているのですから。あなたの家に1日100人のお客さんが連日訪れます？

　それと同じことがすべてに言えると思います。廊下、階段、キッチン等すべて大きく作ってあります。ためしに展示場の建築費と光熱費を聞いてみましょう。すごいですよ〜。（多分教えてもらえないでしょうが）さらに設備関係（風呂、キッチン等）は今付いているものが標準なのか、オプションか聞いてみるのも良いでしょう。設備が良いからといって決めてしまうと、後でびっくり！その時にはもう契約後で、泣く泣く高いオプション代なんてよくある話しです。

　メーカーにとっての展示場は家を買って頂く為の広告なのですから「すてきなお家〜」なんて思ったらメーカーの思うつぼです。「良くできた広告だな〜」程度に思うようにしましょ。（ウサギ小屋主人のひがみ）

営業マンと話をしてたのしんじゃおう！

　展示場で大切なのはそのメーカーがどんなコンセプトで商品（家）を展開しているかではないでしょうか。良くも悪くも沢山のメーカーが1箇所に集まっていることの多いハウジングセンター。そこの営業マンに捕まったからといって逃げ腰にならずに、たのしんじゃいましょ

　各メーカー色々なコンセプトで家を建てていますが、一番特色がでるのが構造体じゃないでしょうか？　　在来工法（木造軸組）鉄骨軸組工法、2Ｘ4等、外観はたいして変わらないのに構造は実に多種多様。各メーカーは自分の会社の工法が一番と売り込んできます。

2*4ーーーー地震に強い、機密性が高い、工期短縮、外に音がもれにくい 在来工法ーー増改築が容易、家自体が呼吸している、湿気がこもりにくい、開口部が広く取れる

確かに良い所をあげられると「そ〜かな〜」と思ってしまいます。（私はみょうにすべて納得してしまった）それならお互いの悪いところを言い合ってもらいましょ。結構おもしろいですよ〜。

2*4ーーー湿気がこもりやすい、増改築が面倒、開口部が広く取れない 在来工法ー地震に弱い、光熱費がかかる、工期がかかる

など自分の工法が一番良いと言わんばかり（あたりまえか）。では「あちら（ライバルメーカー）ではこう言ってましたよ〜」などと言ってみましょう。反応は

2*4ーーー換気システムで湿気を外に排出（それって標準？）、採光は十分に取れます（十分ってどれだけ？） 在来工法ー今の基準なら地震は大丈夫（基準があてにならん）断熱材が入っているので外に冷暖房が漏れにくい（家は呼吸しているんじゃなかったのかい？）

解ったような、解らなかったような〜。でもそんなやり取りから
構造についての知識とメーカーの姿勢、営業マンの知識や人柄が
解ると思います。ここで担当した営業マンが、最後まで我が家の担当になることがほとんどなのですから（まちがっていたらすまんの〜）　　　　　　　　　　

まっ、なにはともあれお試しあれ。メーカーを決める（構造も）突破口にはなりますよ（＾＾）