河上亮一氏講演レジュメより 13年8月10日
(川越市立城南中学校教諭58歳 プロ教師の会会長)
2.学枚を混乱させている理念と行動
@教師もまた、社会の変化に流されている
A自由、平等、個第一という理念だけで、教育を行う事は不可能だ
B教師の理念と行動も、現存の学校の混乱に拍車をかけている
例えば
1)向じ人間だから、話せばわかる 情熱でぶつかる事が大切だ(金八先生)
2)よく言い聞かして納得させなくてはいけない
3)おさえつけるのはよくない よく言い分を聞かなくてはならない
4)一人一人にあった教育を、一人一人を大切に(30入学級)
5)子どもはもともといいものを持っている ノピノビがいい
6)やればできる
7)悩みをよく聞いて、原因を見つける事が大切だ
8)学級が荒れるのは担任の責任だ----能力がないからだ(わかる授業)
9)自分が好きなように行動する-----共同性をつくることを嫌う
3.教師にできる事-----現実派教師として
@社会の方向が見えない----学校の役割もハツキリしなくなった
A社会の共同性がくずれ、支えとコントロールを失った
B教師の権威は大きく低下している
C教育困難な時代に入った
Dしかし、私たちは教師である 今与えられている社会的役割を果たす事がその仕事である
E問題の原因が解明できる とか、問題を解決できるとか思わないほうがいい
-----できる事しかできないという見切り
Fできることできないことをハツキリ分けて、できる事を精一杯やる
Gできないことは、社会に向かってできないとハツキリ示し、学絞の現状を知らせる事が大切だ
H現場の教師は、改革が現場をどう動かしたのか、現実を報告する役割がある
プロ教師の会の思想的リーダーで、河上氏の先輩の諏訪哲二氏の考えは下記にあります。
http://www.cty-net.ne.jp/~my5913/jieitai.htm