桑員バリアフリーの会

「桑員 まちのかわら版 第16号・平成16年9月号」(発行元:特定非営利活動法人みえきた市民活動センター、発行日:平成16年8月15日)に掲載

桑員バリアフリーの会 活動報告

  桑員バリアフリーの会では、7月5日に北勢線の新駅についてのバリアフリー点検を行い、その結果をまとめて、このほど三岐鉄道さんと意見交換会を持つことができました。参加者は桑員バリアフリーの会4名、三岐鉄道3名、北勢線対策室1名、県UDグループ1名の9名でした。
  プロジェクターで気になるところを写しながらの説明に、「もうすでに対応しました。(西桑名駅の階段の上の吸殻いれ)これからすぐに対応します。(駅の料金表示のレイアウトなど)一度社内で検討し、方策を考えて見ます。(点字ブロックのメンテナンスなど)」と一つ一つに丁寧に答えていただき、大変喜んでいます。
  また、今度新しくできる東員駅と星川駅についても図面をみながら、説明していただきました。「こう考えていますがどうですか。また、どちらがいいか迷っていますがどう思われます。」と、いろいろなことを聞かれ、一緒に考えていこうという姿勢がうれしかったです。
  こうやってひとつずつ意見を言うことで、バリアがなくなり、利用しやすい鉄道になることに対して意見を言った私たちとしては、多くの方に、「こんな使いやすい鉄道になったので利用してね」と伝ていく義務を感じました。
  公共機関だけではなく、目的意識をもって、仲間と一緒に点検することは楽しいです。車いすを使う障害者、視覚障害者、健常者と、それぞれがそれぞれの視点で調査する。そのことで、新しい発見や、新しいふれあいを体験することができます。弱者への理解が広がり深まっていくことを願って、今後も点検を続けていきます。

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