6 Podonominae
国内ではParaboreochlus 1属しか確認していない
Paraboreochlus
これまでに国内で数か所の河川で生息を確認している。霧島川(鹿児島)、紀ノ川、大又川(熊野川支流)、野洲川など。2種?。
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体長2〜4mm前後の小型の幼虫。 淡黄褐色、眼点は1対、大きい。 |
中央の歯は大きく、7対の側歯は第1,3歯が小さい。副下唇板は側歯と重なる。 | 大顎全体が背側が膨らんだ半円形。第1、4側歯が大きく、第2,3側歯は小さい。指状突起は短い刺状。房毛は10数本が基部から広がる。 |
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5節。大顎の約2倍、触角比は0.9. 第3節のラセン環紋は明瞭。Lb器官は 小さい。 |
尾剛毛台の高さは径の4〜5倍。前面は白く、背面は黒褐色。7本の尾剛毛の長さはすべて異なる。 尾端の剛毛は非常に長い。後擬脚は細い |
・STは長い針状。 ・SUは2節で先端が鎌状。 ・上咽頭櫛歯は10余本の剛毛の束。 ・前大顎はない。 ・尾剛毛が7本有する種と8本のものとがある。 |