黒谷から御在所岳 98.4.12
同行者 伊藤 内田 牧田
武平峠の駐車場はけっこう車がいた。天気芳しからず。山頂はガスの中で、今にも雨が降りそうである。全員そろったところで雨乞方面へ向かう。分岐から沢谷へ降りると誰もいなくなった。イワカガミの群落があった。歩きにくいコクイ谷源流を少し下ると黒谷出合に着く。ここは古くてよく読めない札があるだけで、気を付けていないと通り過ぎてしまう。
黒谷に入ると滝が連続していて巻き道を通ることになるが、これがひどい藪と絶壁で苦労する。所々で支流が入ってくるので道を間違えやすい。本流をずっと詰めて行けばいいのだが、水流は細いので濡れることは無い。上部は道がよく分からずかなりの急傾斜である。最後は猛烈な笹薮を漕いで、溝を渡ると長者池に飛び出した。
ガスで何も見えず。少々寒くなってきたので、風が当たらないところを探してうろうろしたがいい所が無い。神社かお寺か知らんがあそこの回りもダメだったので、峠道の取り付きまで行って昼食とする。
武平峠へ帰る峠道の途中でとうとう雨が降ってきたが、カッパ着るのが面倒だったので駆け下った。峠で愛知県の大学ワンゲル部の団体が休んでいた。
黒谷は登っているときはしんどいが、距離が短いので全体的には楽だった。