破地輪駆

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本歌  春すぎて 夏来にけらし 白妙の  衣ほすてふ 天の香具山     持統天皇

     秋すぎて 冬来にけらし 白妙の  衣すてきな バービーちゃん

現代語訳

 たおやかな秋がいつの間にか過ぎ去り、はや冬が来たらしい。
これはなまめかしい白いナース服を着たバービーちゃんを妄想しすぎたからであろうか・・・

管理人解説

 ううう、また「いぢめ」や(泣)・・・というより、破地氏の個人的好みが色濃く反映されていると見るべきだろう。
そんなことはどーでもいいが、雪を白妙の衣に例えたのは獣山行の破地氏に似合わず、なかなか趣のある発想だ。バービーなど出さずとも、もう少し推敲すれば格調高い歌になる可能性はあると見る。

 

御池杣人

 秋すぎて 冬来にけらし 白妙の 衣・・・

 ここまではなんという快調なことか。これはすごいと一瞬驚けど、急にトーンダウン。やはり妄想のせいであったか。あの天ケ平は瞬く間に雪化粧。余は「山宿の娘」さんを今も想う。