5月のkimochi 〜1999〜
| やさしさってなんだろう |
| 思いやりってなんだろう |
| それは決して人に無理やり押し付けては |
| いけないものなんだろうな 5/1はれ |
| たくさんある花の中でいちばん大きくて優雅な花 |
| それはボタンの花 |
| その花がひとつあるだけで |
| その場はすごく明るく華やかになる |
| まるで君のようなそんな花だね 5/2はれ |
| 今日はちょっと遠出をして |
| 美しい緑の芝といろとりどりに |
| 飛び交う風船を見てきました |
| 本当は君と一緒に見に行きたかったな |
| 5/3くもり |
| 休日の雨 |
| 今日はどこへも行かず家で |
| 君のことを想うことにしよう |
| 5/4あめ |
| 強い風に吹かれて |
| こいのぼりが元気よく泳いでいる |
| 今日が空を泳げる最後の日だということを |
| まるで知っているかのように |
| 5/5はれ |
| ピィピィピィ チィチィチィ 朝早くから |
| 小鳥たちは時間を惜しむかのように話をしている |
| 僕たちも早くあの鳥たちのように |
| 時間を気にせずに話が出来る時がくるといいのにね |
| 5/6はれ |
| 人の心はわからないほうがいいのかな |
| 人の心がわかれば悲しみや苦しみと |
| さよならできるような気がする |
| でもうれしさや喜びも半分になるかもしれないな |
| 5/7はれ |
| 朝露の残る葉っぱの上で |
| 一匹のてんとう虫がゆっくり眠っていたよ |
| きっと いい夢見ているんだろうな |
| 5/8はれ |
| 今日は母に感謝する日 |
| 自分の歳がだんだん重なっていくにしたがって |
| 母への感謝の気持ちも |
| だんだんと大きくなっていく気がします |
| 5/9はれ |
| 人を愛するということは |
| なんて難しいことなんだろう |
| 人を信じるということは |
| なんて難しいことなんだろう |
| 5/10くもり |
| 五月のさわやかな風に吹かれながら |
| 君と二人 ゆっくりのんびり話をした日 |
| 僕はとっても幸せな気分だったよ |
| 5/11はれ |
| 家にあるピンクのバラのつぼみが膨らんできた |
| もう2、3日もすれば咲くのだろうか |
| 僕は花の咲きそうなこの時この瞬間が大好きだ |
| 5/12はれ |
| 僕はやっぱり君のことが大好きだ |
| もしも君が許してくれるなら |
| 僕はずっと君のそばにいて |
| 君の事を守りつづけたい そう思うよ |
| 5/13はれ |
| ピンクのバラが咲きました |
| 淡いピンク色の花です |
| なんともいえずみずみずしく新鮮な感じがします |
| あなたと同じでまぶしいほどの美しさです |
| 5/14はれ |
| 水田に張られた水の上をアメンボたちが |
| 気持ちよさそうに滑っている |
| 初夏のスケートリンク |
| 君と一緒に滑れたらすごく楽しいだろうな |
| 5/15くもり |
| 激しく降る雨の粒が |
| 水田の水面に無数の円を描いていました |
| なんだか夏の花火をみているような |
| そんな気がしました |
| 5/16あめ |
| 満開のバラが朝の光に照らされて |
| きらきらと輝いています |
| 美しいきれいな花にはとげがある |
| ということはあなたにもとげはあるのだろうか |
| 5/17はれ |
| 朝 犬の散歩をしていたら |
| 目の前を一匹の子供の蛇が通っていった |
| 今日はなんだかいいことがありそう |
| 何故だか そう思った朝でした |
| 5/18くもり |
| 雨にぬれた紫陽花の葉の上を |
| 一匹のかたつむりがゆっくりと歩いていた |
| このかたつむりのようにゆっくりのんびり |
| 生きて行けたらどんなにいいだろう |
| 5/19あめ |
| 今日テレビのドラマで言っていたよ |
| 人の考え方や生き方はその時々で変わるけど |
| 人間の本質はなかなか変わるものではないと |
| 確かに僕もそう思うよ |
| 5/20はれ |
| 人間の本質の部分でわかりあえたら |
| そして愛し合うことができたなら |
| その愛はなにものにも負けることのない |
| 本物の愛なのではないだろうか |
| 5/21はれ |
| お互いに相手のことを信頼しあえて |
| お互いに相手のことを尊敬しあえる |
| これが僕の理想 |
| 君とならこんなふうになれるだろうか |
| 5/22はれ |
| あなたにとって僕はどういう存在なのだろう |
| ただの都合のいい男 |
| それともなくてはならない存在 |
| 僕にはわからない 君の心の中が知りたい |
| 5/23くもり |
| 今日の雨は何故だかすごく冷たく感じる |
| どうしてなんだろう |
| 僕の心の中に君への熱い思いが |
| 足りないからなのだろうか |
| 5/24あめ |
| 朝 真っ黒だった空が |
| 今はきれいな青空にかわっている |
| 僕の心の中もこの青空のように |
| スカッと晴れわたるといいのにな |
| 5/25くもりのちはれ |
| 夜になってまた雨が降ってきた |
| 夜の雨はなんとなく寂しい感じがするね |
| 君と二人でいたなら そんなふうには |
| 絶対 感じないだろうな |
| 5/26はれのちあめ |
| 君の役に立ちたい |
| 君のために何かをしたい |
| 僕はいつもそう思ってる |
| そう思いつづけている |
| 5/27あめ |
| 僕は歌が大好きだ |
| 僕が苦しんだり悲しんだり落ち込んだりしているときには |
| 僕に元気と勇気を与えてくれる |
| 僕がうれしい楽しい気分のときには |
| その喜びを何倍にも何十倍にもしてくれる |
| 僕の最高の友達だよ |
| 5/28くもり |
| 紫陽花の花芽が |
| だんだんと大きくなってきた |
| もうすぐ紫陽花の花が似合う梅雨の季節 |
| でも ちょっとだけ憂鬱な気分だね |
| 5/29はれ |
| 今日はいい天気の日曜日 |
| 犬と一緒に近くの川まで散歩に行く |
| あの遠くに見える山から涌き出た水が |
| 今 目の前の川になっているんだな |
| 自然というのはとても大きなものなんだね |
| 5/30はれ |
| 今 どくだみの白い花が満開だね |
| 庭の片隅でひっそりと静かに咲いている花 |
| でも しっかりとした存在感がある花 |
| どこか君に似ているような気がする花 |
5/31はれ |
B.G.M 「息吹 」 須釜俊一
Image Misako