6月のkimochi 〜1999〜  

  人はつらく悲しい体験があればあるほど
  人にやさしくできるという
  ほんとうにそうなのだろうか
  どこか ちがうような気がするよ     6/1はれ
 
僕は君にやさしくできているだろうか
やさしさを押し付けてはいないだろうか
さりげないやさしさ
僕はそれを君に捧げたい        6/2はれ

 

 

 

 

 

 

  ときおり しとしとふる雨が
  紫陽花の花をより美しく輝かせている
  いよいよ雨の季節だね
  ながいながい梅雨の始まりだね    
                   6/3くもり時々あめ
 
雲間からさす太陽の日差しをあびて
たくさんの麦たちがきらきらと光ってる
まるでこれからの未来を背負っていく
こどもたちのように         
                  6/4くもり時々はれ

 

 

 

 

 

 

  紫陽花の花はなんて美しいのだろう
  ひとつの花のなかにすべての花の美しさがある
  つぼみの花の美しさ 咲きかけの花の美しさ
  そして満開の花の美しさ なんてすばらしいのだろう   
                           6/5はれ
 
今日はむしあついね
でも君がそばにいてくれたら
きっとこんなふうには感じないだろうな
だって君はさわやかな風をはこんできてくれる人だから  
                         6/6はれ

 

 

 

 

 

  梅雨にはいってはじめての雨
  君とふたり ひとつの傘のなかで
  雨にぬれた紫陽花の花とかたつむりをみる
  このまま時が止まってしまえばどんなにいいだろう
                          6/7あめ
 
田んぼのあぜみちを歩いていると
おたまじゃくしたちがいっせいに逃げていく
こわがらなくてもいいんだよ
つかまえたりなんかしないからね
                      6/8はれ

 

 

 

 

 

 

  さわやかな青空 さわやかな太陽
  そして さわやかな風
  まるで五月のようなこの陽気は
  きっと君が運んできてくれたものなんだろうね
                          6/9はれ
 
僕はなんて単純で馬鹿な男なんだろう
どんなにつらく ふかく落ちこんでいても
君の顔を見て 君の声をきいたら
すぐに 元気になってしまう
とても おかしいよね
                     6/10くもり

 

 

 

 

 

  ツバメの親はすごいよね
  少しも休まずにえさを取ってきては
  ひなたちに食べさせてあげている
  親の愛 それはとてもすばらしいものだね
                       6/11はれ
 
今朝 一羽のツバメが巣から
おしだされるように飛び立っていった
親の愛をいっぱいもらっての巣立ち
きっとたくましくそだっていくのだろうな
                     6/12くもり

 

 

 

 

 

 

  ヒメジオンの白い花
  その上を二匹のちょうちょが仲良く飛んでいた
  僕も君と二人あのちょうちょのように
  仲良くじゃれあってきれいな花の上を飛びたいよ
                          6/13くもり
 
ひとりで悩んでいないで
僕になんでも言ってほしい
だって僕はいつだって
君のそばにいるんだから
                 6/14はれ

 

 

 

 

 

 

  僕は君のためだったら
  どんなことだってするよ
  どこにだってとんでいくよ
  だって君のことが大好きだから
                  6/15あめのちくもり
 
むしあつい日の昼休み
緑の葉がおいしげる木の下のベンチで
ここちよい風と一緒にうたた寝をしました
恋しい君のことを想いながら
                      6/16はれ

 

 

 

 

 

 

  今日はなんだかすごく疲れました
  こんなときに君がそばにいてくれたら
  どんなに心が休まるだろう
  君がそばにいてくれたら…
                    6/17くもり
 
雨にぬれた白いゆりの花
なんて美しいのだろう
清純という言葉がぴったりの
君に似たとても美しい花だね
                6/18あめ

 

 

 

 

 

  今朝はつゆくさの青がとてもきれいだ
  はれの日には目立たなかったこの花
  この雨にはすべてを生きかえらせる
  不思議なちからがあるのだろうか
                     6/19あめ
 
相手の立場にたって
その人の気持ちを考える
それが人を思いやるということ
簡単なようでとても難しいことだね
                   6/20はれ

 

 

 

 

 

 

  君を好きになればなるほど
  僕のこころには不安がひろがる
  君をすべて信じるとこころに決めたのに
  僕ってどうしようもなくだめな男だな
                      6/21はれ
 
今日 君と会った
そして 君といっぱい話をした
昨日までの僕の不安な気持ちが
どこか遠くへとんでいった
君を好きになってほんとによかった
                   6/22くもり時々あめ

 

 

 

 

 

  生まれたばかりの赤ちゃんは
  まだ泣くことと眠ることしか知らないね
  これから君にたくさんの笑顔を教えてあげたい
  僕はそう思います
                           6/23くもり
 
この子にはどういう人生が待っているんだろう
明るく楽しい人生 それとも辛く苦しい人生
たとえどんな人生であっても強くしっかりと
生きていってくれればそれでいいと思います
                         6/24あめ

 

 

 

 

 

 

  人は皆 自分がこの先どうなるかなんて
  わかるはずないよね
  でも これだけはいえるよね
  常に前向きの気持ちでいないと
  絶対にいい結果は出ないということ
                      6/25あめ
 
いかにも梅雨らしい
じめじめとした日が続いているね
すかっと晴れた青い空と君の笑顔
今 僕がいちばん会いたいものだよ
                    6/26あめ

 

 

 

 

 

  雨の休憩時間にふっと外へ出てみると
  野アザミの葉っぱにつかまり休んでいる
  一匹の白いちょうちょを見つけました
  このちょうちょも自由に空を飛びまわれる
  きもちのいい青空を待っているのかな         
                  6/27あめ
 
僕は君の心の中のいちばんになりたい
つらいときや悲しいとき
うれしいときや楽しいとき
いちばんに僕を思い出してくれるとうれしい
                        6/28くもり

 

 

 

 

 

 

  いつまでもふり続くうっとうしい雨も
  君と二人でいればうれしい雨にかわる
  君は僕のまわりの雰囲気すべてをかえてしまう
  君は僕にとって とても不思議でとても大切な人
                           6/29あめ
 
不思議だね 僕のこころは
時には君のことをとてつもなく遠くに感じたり
またある時には君をとても近くに感じたりします
人を想うということはとてもつらいことです
                         6/30くもり

 

 

 

 

B.G.M 「黄昏の恋人たち」 須釜俊一

Image   Misako  


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