| 人はつらく悲しい体験があればあるほど |
| 人にやさしくできるという |
| ほんとうにそうなのだろうか |
| どこか ちがうような気がするよ 6/1はれ |
| 僕は君にやさしくできているだろうか |
| やさしさを押し付けてはいないだろうか |
| さりげないやさしさ |
| 僕はそれを君に捧げたい 6/2はれ |
| ときおり しとしとふる雨が |
| 紫陽花の花をより美しく輝かせている |
| いよいよ雨の季節だね |
| ながいながい梅雨の始まりだね |
| 6/3くもり時々あめ |
| 雲間からさす太陽の日差しをあびて |
| たくさんの麦たちがきらきらと光ってる |
| まるでこれからの未来を背負っていく |
| こどもたちのように |
| 6/4くもり時々はれ |
| 紫陽花の花はなんて美しいのだろう |
| ひとつの花のなかにすべての花の美しさがある |
| つぼみの花の美しさ 咲きかけの花の美しさ |
| そして満開の花の美しさ なんてすばらしいのだろう |
| 6/5はれ |
| 今日はむしあついね |
| でも君がそばにいてくれたら |
| きっとこんなふうには感じないだろうな |
| だって君はさわやかな風をはこんできてくれる人だから |
| 6/6はれ |
| 梅雨にはいってはじめての雨 |
| 君とふたり ひとつの傘のなかで |
| 雨にぬれた紫陽花の花とかたつむりをみる |
| このまま時が止まってしまえばどんなにいいだろう |
| 6/7あめ |
| 田んぼのあぜみちを歩いていると |
| おたまじゃくしたちがいっせいに逃げていく |
| こわがらなくてもいいんだよ |
| つかまえたりなんかしないからね |
| 6/8はれ |
| さわやかな青空 さわやかな太陽 |
| そして さわやかな風 |
| まるで五月のようなこの陽気は |
| きっと君が運んできてくれたものなんだろうね |
| 6/9はれ |
| 僕はなんて単純で馬鹿な男なんだろう |
| どんなにつらく ふかく落ちこんでいても |
| 君の顔を見て 君の声をきいたら |
| すぐに 元気になってしまう |
| とても おかしいよね |
| 6/10くもり |
| ツバメの親はすごいよね |
| 少しも休まずにえさを取ってきては |
| ひなたちに食べさせてあげている |
| 親の愛 それはとてもすばらしいものだね |
| 6/11はれ |
| 今朝 一羽のツバメが巣から |
| おしだされるように飛び立っていった |
| 親の愛をいっぱいもらっての巣立ち |
| きっとたくましくそだっていくのだろうな |
| 6/12くもり |
| ヒメジオンの白い花 |
| その上を二匹のちょうちょが仲良く飛んでいた |
| 僕も君と二人あのちょうちょのように |
| 仲良くじゃれあってきれいな花の上を飛びたいよ |
| 6/13くもり |
| ひとりで悩んでいないで |
| 僕になんでも言ってほしい |
| だって僕はいつだって |
| 君のそばにいるんだから |
| 6/14はれ |
| 僕は君のためだったら |
| どんなことだってするよ |
| どこにだってとんでいくよ |
| だって君のことが大好きだから |
| 6/15あめのちくもり |
| むしあつい日の昼休み |
| 緑の葉がおいしげる木の下のベンチで |
| ここちよい風と一緒にうたた寝をしました |
| 恋しい君のことを想いながら |
| 6/16はれ |
| 今日はなんだかすごく疲れました |
| こんなときに君がそばにいてくれたら |
| どんなに心が休まるだろう |
| 君がそばにいてくれたら… |
| 6/17くもり |
| 雨にぬれた白いゆりの花 |
| なんて美しいのだろう |
| 清純という言葉がぴったりの |
| 君に似たとても美しい花だね |
| 6/18あめ |
| 今朝はつゆくさの青がとてもきれいだ |
| はれの日には目立たなかったこの花 |
| この雨にはすべてを生きかえらせる |
| 不思議なちからがあるのだろうか |
| 6/19あめ |
| 相手の立場にたって |
| その人の気持ちを考える |
| それが人を思いやるということ |
| 簡単なようでとても難しいことだね |
| 6/20はれ |
| 君を好きになればなるほど |
| 僕のこころには不安がひろがる |
| 君をすべて信じるとこころに決めたのに |
| 僕ってどうしようもなくだめな男だな |
| 6/21はれ |
| 今日 君と会った |
| そして 君といっぱい話をした |
| 昨日までの僕の不安な気持ちが |
| どこか遠くへとんでいった |
| 君を好きになってほんとによかった |
| 6/22くもり時々あめ |
| 生まれたばかりの赤ちゃんは |
| まだ泣くことと眠ることしか知らないね |
| これから君にたくさんの笑顔を教えてあげたい |
| 僕はそう思います |
| 6/23くもり |
| この子にはどういう人生が待っているんだろう |
| 明るく楽しい人生 それとも辛く苦しい人生 |
| たとえどんな人生であっても強くしっかりと |
| 生きていってくれればそれでいいと思います |
| 6/24あめ |
| 人は皆 自分がこの先どうなるかなんて |
| わかるはずないよね |
| でも これだけはいえるよね |
| 常に前向きの気持ちでいないと |
| 絶対にいい結果は出ないということ |
| 6/25あめ |
| いかにも梅雨らしい |
| じめじめとした日が続いているね |
| すかっと晴れた青い空と君の笑顔 |
| 今 僕がいちばん会いたいものだよ |
| 6/26あめ |
| 雨の休憩時間にふっと外へ出てみると |
| 野アザミの葉っぱにつかまり休んでいる |
| 一匹の白いちょうちょを見つけました |
| このちょうちょも自由に空を飛びまわれる |
| きもちのいい青空を待っているのかな |
| 6/27あめ |
| 僕は君の心の中のいちばんになりたい |
| つらいときや悲しいとき |
| うれしいときや楽しいとき |
| いちばんに僕を思い出してくれるとうれしい |
| 6/28くもり |
| いつまでもふり続くうっとうしい雨も |
| 君と二人でいればうれしい雨にかわる |
| 君は僕のまわりの雰囲気すべてをかえてしまう |
| 君は僕にとって とても不思議でとても大切な人 |
| 6/29あめ |
| 不思議だね 僕のこころは |
| 時には君のことをとてつもなく遠くに感じたり |
| またある時には君をとても近くに感じたりします |
| 人を想うということはとてもつらいことです |
| 6/30くもり |
B.G.M 「黄昏の恋人たち」 須釜俊一
Image Misako
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