右ヒザの痛み
2022.05.13:右ヒザの痛み
東京から帰宅し、パソコン前の椅子に座って胡座の姿勢をしたところ、右ヒザに痛みが出た。2016年に正座で痛めたときより小さい痛みだが日常生活には支障がある。
週末の山歩きは諦める。動かないでいると痛みはないが歩くとヒザ関節の内側が痛む。翌週末に御在所ロープウエイで御在所岳山頂部を散策すると、帰宅後は痛みが増した。悪化したか。このままでは軽作業も出来ないので、医師の診断を受けた。
2022.05.24:整形外科にて
ヒザのレントゲンを撮影し、経年によるものとの診断。老化現象では仕方ない。外観を見て水が溜まっているとも言う。ヒアルロン酸を注射するとのこと。
ヒザのやや上方から注射。夕刻だったが膨らんでいた注射部位は、深夜には目立たない程度になった。週一回で五回注射するとのこと。水の除去はなし。受付で清算後、処方箋を交付された。医師からは薬の話を全く聞いていなかった。寡黙なのも困る。
- 処方薬:
- セレコキシブ錠100mg:朝・夕 7日分(非ステロイド性消炎・鎮痛剤)
- トラマールOD錠25mg:半量を朝・夕 7日分(がん疼痛・慢性疼痛治療剤)
- ロキソプロフェンNaテープ100mg:1日1回 7枚入り・2袋(湿布薬)
痛み止め三種類を処方された。薬剤師によれば、トラマールは馴れるまで半量の服用とのこと。調べると、薬物依存を生じることがあるので慎重投与とある。また、セレコキシブはアンジオテンシンII受容体拮抗剤の降圧効果を減弱させる可能性があるとのこと。処方されている高血圧の薬二種のうち片方が該当する。薬剤師は飲み合わせに問題ないと言ってはいたが。
2022.05.31:整形外科にて 二回目
ヒアルロン酸の二回目注射。量が少なくなったのか、注射部位は膨らんでいない。農作業をするというと、ヒザのサポータを処方された。ヒザの上下二箇所で固定するが、上は強く、下は緩くても良いとのこと。Lサイズだった。トラマールOD錠は半量から全量になったが、あまり飲みたくはなし。
ヒザの痛みはかなり低減したが、鎮痛剤の影響下なので何とも。
2022.06.14:整形外科にて 四回目
ヒアルロン酸の四回目注射。朝は右ヒザが痛むという話をすると、鎮痛剤の効果が切れているとのことで、トラマールの2倍の薬量のツートラムに変更するとのこと。調べると高齢者は副作用があらわれやすいとあり、65才以上は慎重投与との記載もある。また、併用注意として、アルコールは「呼吸抑制」とある。控え目に飲んではいるが。
- 処方薬:
- セレコキシブ錠100mg:朝・夕 7日分(非ステロイド性消炎・鎮痛剤)
- ツートラム50mg:朝・夕 7日分(慢性疼痛・がん疼痛持続性鎮痛剤)
- ロキソプロフェンNaテープ100mg:1日1回 7枚入り・2袋(湿布薬)
薬局で渡された袋の表示を見るとトラマールのまま。なんだかなぁとは思う。朝の痛みがなくなったので、期待通りの効果ではある。ツートラムは片面が褐色。白い基剤に褐色の薬剤が積層されている感じ。
2022.06.21:整形外科にて 五回目
ヒアルロン酸の五回目注射。セレコキシブに替えてお馴染みのカロナール(アセトアミノフェノン)が処方された。次週、痛みが残るようであれば来院せよとのことで、予定の治療が終了した。現状はときに弱い痛みを感じる程度。鎮痛剤の影響がなくなるとどうなるか。年を取っても御在所へ登りたいなどと話をすると、医師は83才で登ってるオバサンを知っているとのこと。
- 処方薬:
- カロナール錠500:朝・夕 7日分(解熱鎮痛剤)
- ツートラム50mg:朝・夕 7日分(慢性疼痛・がん疼痛持続性鎮痛剤)
- ロキソプロフェンNaテープ100mg:1日1回 7枚入り・2袋(湿布薬)
2022.07.13:痛み始めてから二ヶ月が経過
強い痛みはなく、弱~中くらいの痛みが残った。五回目の受診が最後で、処方された鎮痛剤は飲みきった。残った湿布薬をときに使うが、痛みを幾らか和らげる効果はあるかも知れない。
日常生活に支障はないが、重いもの(米袋とか)を持つ気にはなれない。長距離歩行や山登りは痛みが再発しそうなので避けている。秋の復活を期待しているのだが無理かも知れない。永久に無理なんてことになりませんように。
2022.08.13:痛み始めてから三ヶ月が経過
右ヒザの痛みはほぼ消えたが、時々弱い痛みがあることに気付くし、何かの具合で中程度の痛みが出て来たりもする。まだ、荷物を背負っての山歩きには抵抗がある。平地を歩く分には何の問題もないとは思うが暑い。
2022.09.13:四ヶ月が経過
弱~中くらいの痛みが残っている。御在所岳中道を登るのなら行けなくもないと思われるが、下山はヒザへの負担が大きいので、とても無理な感じがする。鎮痛剤のテープを使用すれば、日常生活では何の支障もないが、まだ山歩きは危険だ。十月下旬の復帰が叶うものか微妙な心持ちではある。
2022.10.13:五ヶ月が経過
悪化した。右ヒザ関節内側の痛みは弱~中くらいだが、いままで痛みがなかった関節外側が少し痛くなり、その上方5センチくらいの位置が少し膨らんでいる。また、右足首が太くなっており、少々の痛みがある。ここは以前に捻挫したことがあるので、まるで再発したような症状だ。
9月26日に御在所岳山頂から表道を東多古知谷へ下りたことが負担になったのかも知れない。スリップして右ヒザを深く折り畳むことになったが、現場では特に問題を感じなかったけれど。或いは、自宅階段で一段分を踏み外したことか。こちらは足首の腫れの原因かも知れない。相当に衝撃があったと思うが、その時点では問題を感じなかったけれど。
しばらく山歩きをしていないので、足裏の皮が薄くなってきた。20年近く歩行していない父親の足裏は赤ん坊のようなので、そういうことなのだろう。
2022.11.13:六ヶ月が経過
痛みは有ったり、無かったり。ジッとしていれば痛くない。運動すれば弱い痛みを感じるし、運動量が増えれば痛みが増す感じ。いずれにせよ、山歩きは無理な状況だ。今後の見通しが立たない。
2023.01.13:八ヶ月が経過
右ヒザの痛みは二種類あった。弱い痛み、あるいは違和感として常時あるものと、関節を曲げるときに感じることがある強い痛みだ。最近は後者の痛みを感じなくなった。
一ヶ月ほどグルコサミンのサプリを飲んでいるが効果は不明。実感できるほどのものはない。医薬品グレードではないので、何が不純物として入っているのか気にはなるのだけれど。厚生労働省の海外情報によれば、効果のエビデンスはないらしい。また、コンドロイチンが医薬品として高額にて販売されているが、効果として軟骨再生とまでは書かれていないようだが。
明治薬科大学セルフメディケーション学研究室によれば、関節内部まで血管は届いていないので、栄養を関節内部に届けるために「痛みが軽度で、歩ける方は歩きましょう」ということらしい。まだ不安があるので、まずは軽度のリハビリ歩行を開始した。
2023.03.19:十ヶ月が経過
普段の生活で右ヒザに痛みを感じることはなくなった。それでも、1時間以上歩くと、翌日には痛みが出てくるように思われる。アカヤシオの季節が始まるので、ヒザと相談しながら御在所岳への復帰を目指そう。
2023.05.15:一年が経過
結局、全快と感じる状況には至っていない。御在所岳からの下山後には、右ヒザに弱い痛みを感じたのでロープウェイで下山している状況だ。裏道下山を試して問題ないレベルにならないと、ロープウェイがない山は登れないことになる。
父親も中年時代にヒザの痛みを訴えていたので、そんな体質なのかも知れないね。これ以上は体力を落とさないようにしながら、気長にヒザの状況を試してみましょう。